アジルアソシエイツ、『調達・購買部門診断調査レポート』発表
[10/09/27]
提供元:PRTIMES
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― 日本企業の調達・購買部門の課題は「人材」「開発購買」 ―
株式会社アジルアソシエイツ(本社:東京都港区、代表取締役:野町直弘)は、国内企業を対象に実施した「調達・購買部門診断調査」の結果をレポートとして発表しました。
この調査は、国内企業における調達・購買業務の現状レベルについて診断し、その傾向や課題を探ることを目的として実施したものです。「戦略・方針」「役割・体制」「プロセス」「情報基盤・情報活用」「人材」「サプライヤマネジメント」「開発購買・原価企画」「コスト削減活動」の計8軸・57項目について、各企業の推進レベルを5点満点でスコア化し、集計・分析を行いました。
※調査レポートのサマリーはこちらからご覧いただけます。
⇒http://www.agile-associates.com/report201009/final_report/procure_dept_analysis20100924final.pdf
● 調査概要
【調査期間】 2010年5月〜6月
【調査方法】 国内企業の調達・購買業務担当者を対象としたWebアンケート
【回答企業数】 64社
● 調査結果のポイント
1. 課題は「人材」「開発購買・原価企画」
全体平均を見ると、「開発購買・原価企画」軸(2.53点)と「人材」軸(2.63点)のスコアが低かった。とくに「人材」は5項目すべてが標準レベルの3.0点を下回っており、もっとも課題が残された軸であると言える。
項目別では、交渉に関するプロセス(1.7点)、人材の意識(1.9点)、コスト削減活動におけるコストドライバー分析の活用(1.7点)の3項目についてスコアの低さが目立った。
人材面での意識改革、交渉プロセスにおける属人化からの脱却、あるべきコストを見極めるためのコスト分析手法の確立、開発購買・原価企画の推進などに、改革の余地があると推察される。
2. 「仕組み」で回す企業が全体の3割強
各企業の診断結果は、大きく6つのパターンに分類することができる。
「人材」軸のスコアのみが標準を上回っており、個人のスキルに依存した属人的な業務状況にあると見られる「パターン1」(12.5%)、「プロセス」や「情報基盤・情報活用」といった仕組みに関するスコアが目立って高く、その他の軸は標準を下回っている「パターン2」(31.3%)、全般的にスコアが高いが、「人材」軸のみが課題として残されている「パターン3」(15.6%)、概ね全ての項目で平均スコアを上回っており、バランスがとれている「パターン4」(12.5%)、他軸と比較して「戦略・方針」のスコアが目立って低い「パターン5」(4.7%)、以上5パターンのいずれにも該当しない「パターン6」(23.4%)である。
これらのパターンは、調達・購買部門の進化の度合いと対応していると言っても差支えない。「仕組み」で回している「パターン2」の企業の割合がもっとも高いところを見ると、現状の調達・購買部門の多くは、属人的な業務から一歩進んで、仕組みつくりや定着化に取り組んでいる段階にあると推測される。
3. バランス型企業(調達・購買先進企業)は大手企業が多い
上記パターン分類のうち、バランスがとれている「パターン4」(バランス型)は、現状の国内企業の調達・購買部門におけるベストプラクティスとも言える。このパターンは売上規模の大きい大手企業の比率が高い。これは調達・購買業務の推進度で超大手企業は先進性が高い傾向にあるということにつながる。
● 調達・購買部門診断ツールについて
今回の調査は、調達・購買分野で豊富なコンサルティング実績を持つアジルアソシエイツが独自に開発した、「調達・購買部門診断ツール」を用いて実施しました。
このツールは、「戦略・方針」「役割・体制」など全8軸・57項目について、5段階(項目により3段階)のレベルの中から自社の状況に最も近いものを企業様に選択回答いただき、その結果を集計・スコア化するものです。
個別企業の調達・購買部門における強み・弱みが可視化されるだけでなく、複数企業の診断結果を俯瞰して見ることで、業種や売上規模といった属性ごとの特性、日本企業の調達・購買部門全体が抱える課題などを推し量ることができます。
また、同一の診断を定期的に実施することで、課題に対する改善状況の推移を追うことが可能となります。
なお、回答いただいた企業様には、診断結果と業務改善へのアドバイスを記載した、個別の「調達・購買部門診断レポート」を発行しております。
アジルアソシエイツでは、本ツールを用いた一斉診断調査を、今後も定期的に行ってまいります。また、企業様からの個別の診断のご依頼も随時承っておりますので、ご興味をお持ちの企業様はぜひお問い合わせください。
※今回の64社を対象とした調査レポートをご覧になりたい方、調達・購買部門診断ツールにご興味をお持ちの方は、アジルアソシエイツ(下記)までお問い合わせください。
● アジルアソシエイツについて
株式会社アジルアソシエイツは、「『買う』で新しい価値を創出」をキーワードに、お客様にとって最適な調達・購買の仕組みづくりを支援いたします。
事業内容: 調達・購買業務に関するコンサルティング、トレーニング、情報提供など
住 所: 〒107-0052 東京都港区赤坂2-13-19 多聞堂ビル5F
ホームページ: http://www.agile-associates.com/
≪本レポートおよび調達・購買部門診断ツールに関するお問い合わせ先≫
株式会社アジルアソシエイツ(担当:櫻井)
Tel: 03-5545-3203
Fax: 03-5545-3204
E-Mail: info-ag@agile-associates.com
株式会社アジルアソシエイツ(本社:東京都港区、代表取締役:野町直弘)は、国内企業を対象に実施した「調達・購買部門診断調査」の結果をレポートとして発表しました。
この調査は、国内企業における調達・購買業務の現状レベルについて診断し、その傾向や課題を探ることを目的として実施したものです。「戦略・方針」「役割・体制」「プロセス」「情報基盤・情報活用」「人材」「サプライヤマネジメント」「開発購買・原価企画」「コスト削減活動」の計8軸・57項目について、各企業の推進レベルを5点満点でスコア化し、集計・分析を行いました。
※調査レポートのサマリーはこちらからご覧いただけます。
⇒http://www.agile-associates.com/report201009/final_report/procure_dept_analysis20100924final.pdf
● 調査概要
【調査期間】 2010年5月〜6月
【調査方法】 国内企業の調達・購買業務担当者を対象としたWebアンケート
【回答企業数】 64社
● 調査結果のポイント
1. 課題は「人材」「開発購買・原価企画」
全体平均を見ると、「開発購買・原価企画」軸(2.53点)と「人材」軸(2.63点)のスコアが低かった。とくに「人材」は5項目すべてが標準レベルの3.0点を下回っており、もっとも課題が残された軸であると言える。
項目別では、交渉に関するプロセス(1.7点)、人材の意識(1.9点)、コスト削減活動におけるコストドライバー分析の活用(1.7点)の3項目についてスコアの低さが目立った。
人材面での意識改革、交渉プロセスにおける属人化からの脱却、あるべきコストを見極めるためのコスト分析手法の確立、開発購買・原価企画の推進などに、改革の余地があると推察される。
2. 「仕組み」で回す企業が全体の3割強
各企業の診断結果は、大きく6つのパターンに分類することができる。
「人材」軸のスコアのみが標準を上回っており、個人のスキルに依存した属人的な業務状況にあると見られる「パターン1」(12.5%)、「プロセス」や「情報基盤・情報活用」といった仕組みに関するスコアが目立って高く、その他の軸は標準を下回っている「パターン2」(31.3%)、全般的にスコアが高いが、「人材」軸のみが課題として残されている「パターン3」(15.6%)、概ね全ての項目で平均スコアを上回っており、バランスがとれている「パターン4」(12.5%)、他軸と比較して「戦略・方針」のスコアが目立って低い「パターン5」(4.7%)、以上5パターンのいずれにも該当しない「パターン6」(23.4%)である。
これらのパターンは、調達・購買部門の進化の度合いと対応していると言っても差支えない。「仕組み」で回している「パターン2」の企業の割合がもっとも高いところを見ると、現状の調達・購買部門の多くは、属人的な業務から一歩進んで、仕組みつくりや定着化に取り組んでいる段階にあると推測される。
3. バランス型企業(調達・購買先進企業)は大手企業が多い
上記パターン分類のうち、バランスがとれている「パターン4」(バランス型)は、現状の国内企業の調達・購買部門におけるベストプラクティスとも言える。このパターンは売上規模の大きい大手企業の比率が高い。これは調達・購買業務の推進度で超大手企業は先進性が高い傾向にあるということにつながる。
● 調達・購買部門診断ツールについて
今回の調査は、調達・購買分野で豊富なコンサルティング実績を持つアジルアソシエイツが独自に開発した、「調達・購買部門診断ツール」を用いて実施しました。
このツールは、「戦略・方針」「役割・体制」など全8軸・57項目について、5段階(項目により3段階)のレベルの中から自社の状況に最も近いものを企業様に選択回答いただき、その結果を集計・スコア化するものです。
個別企業の調達・購買部門における強み・弱みが可視化されるだけでなく、複数企業の診断結果を俯瞰して見ることで、業種や売上規模といった属性ごとの特性、日本企業の調達・購買部門全体が抱える課題などを推し量ることができます。
また、同一の診断を定期的に実施することで、課題に対する改善状況の推移を追うことが可能となります。
なお、回答いただいた企業様には、診断結果と業務改善へのアドバイスを記載した、個別の「調達・購買部門診断レポート」を発行しております。
アジルアソシエイツでは、本ツールを用いた一斉診断調査を、今後も定期的に行ってまいります。また、企業様からの個別の診断のご依頼も随時承っておりますので、ご興味をお持ちの企業様はぜひお問い合わせください。
※今回の64社を対象とした調査レポートをご覧になりたい方、調達・購買部門診断ツールにご興味をお持ちの方は、アジルアソシエイツ(下記)までお問い合わせください。
● アジルアソシエイツについて
株式会社アジルアソシエイツは、「『買う』で新しい価値を創出」をキーワードに、お客様にとって最適な調達・購買の仕組みづくりを支援いたします。
事業内容: 調達・購買業務に関するコンサルティング、トレーニング、情報提供など
住 所: 〒107-0052 東京都港区赤坂2-13-19 多聞堂ビル5F
ホームページ: http://www.agile-associates.com/
≪本レポートおよび調達・購買部門診断ツールに関するお問い合わせ先≫
株式会社アジルアソシエイツ(担当:櫻井)
Tel: 03-5545-3203
Fax: 03-5545-3204
E-Mail: info-ag@agile-associates.com