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2011年度日本トイザらスのCSR活動の取り組み




〜 東日本大震災により被災されたお子様、ご家族、地域の復興支援を中心とする寄付を実施 〜

玩具とベビー用品の国内最大級の総合専門店である日本トイザらス株式会社(本社:神奈川県川崎市、以下、日本トイザらス)は、援助を必要としているお子様やご家族に対する継続的な支援活動の一環として、2011年度では、6箇所の慈善団体へ1,500個以上の玩具を寄付いたしました。今回の寄付活動の詳細と、同年度における日本トイザらスが取り組んだ様々なCSR(企業の社会的責任を果たす)活動についてご報告いたします。

KONISHIKIサンタが玩具のプレゼント
2011年11月、日本トイザらスは、大相撲の元大関でタレントのKONISHIKIさんが主催する「KONYサンタ・クリスマスin東北プロジェクト」に協賛するため、「KONISHIKIキッズ基金」に1,000個の玩具を寄付いたしました。たくさんの玩具がボランティアによってラッピングされ、12月初めに、サンタクロースになったKONISHIKIさんが、岩手県、宮城県、福島県の学校や児童養護施設を訪れ、プレゼントを配りました。このプロジェクトに賛同したセント・メリーズ・インターナショナル・スクール(東京都世田谷区)の生徒たちは、被災地のお子様に贈るため、日本トイザらスが寄付した玩具にメッセージを書き、自分たちでも200個のプレゼントを集めて寄付しました。

クリスマスまでの数週間、日本トイザらスはそのほかにも新潟県の長岡市青少年文化センター、埼玉県のわらじの会、東京都の社会福祉法人カリタスの園など合計5箇所の児童福祉施設に500個を超える玩具を寄付しました。今回の寄付に際し、トイザラス アジア・パシフィック社長モニカ・メルツは次のように述べています。「日本トイザらスは、サポートを必要とされているお子様やご家族の方々を常に支援しています。全国の児童養護施設や社会福祉施設には、3万人を超えるお子様が暮らしています。寄付活動を通じて、こうしたお子様の現状に対して世間が注目し、他の方々からもサポートを得られるきっかけになれば幸いです」。

東日本大震災後の支援活動
2011年度においては、日本トイザらスは、3月11日に東北地方を襲った東日本大震災の被災地復興支援を中心にCSR活動を展開してまいりました。

震災が発生した直後には、被災された方々が緊急に必要とされていた数万枚の紙おむつなどのベビー用品、毛布、パジャマ、タオル、帽子、レッグウォーマーなどを、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)を通じて寄付いたしました。それから数ヶ月間にわたり、日本トイザらスでは、全国のトイザらス、ベビーザらスでの店頭募金活動を行ない、2011年12月31日までにお客様からお寄せいただいた募金総額約830万円をSCJに寄付しております。さらに、復興支援目的で販売したオリジナルミニバックの利益全額100万円超を2012年1月31日付けでSCJへ寄付する予定です。

こうした活動のほかにも、米国トイザラス本社が運営する「トイザラス・チルドレン・ファンド(Toys“R”Us Children's Fund)」より100万ドルを拠出し、セーブ・ザ・チルドレンに寄付しております。さらに、被災した日本トイザらスの従業員を支援するために、トイザラス・グループ各国(米国、英国、カナダ、日本)の従業員から寄付金を募り、その合計金額は2,000万円を超えました。

東日本大震災被災地への支援活動について、モニカ・メルツは次のように述べています。「グローバル企業である当社は、世界各地からの援助を活用できることが強みのひとつです。震災直後に当社が寄付した商品の中には、もともと他国のトイザラスやベビーザラスの店舗へ輸送中だったところを、途中で送り先を日本に変更してもらった商品もあります。海外のトイザラスの協力により、日本トイザらスは、育児に欠かせない必需品を入手することができただけでなく、こうした必需品を被災地へ迅速に届けられる堅固な国内物流ネットワークを保有していたことも、本当に幸運でした」。

環境保護活動
地域社会への支援活動に加えて、2011年度は、環境への負荷を減らすため、店舗や物流センターを改装する際にエネルギー効率の良いLED照明を使用し、冷暖房機器の性能を向上させ、またリノリウムのような環境に優しい床材に交換するといった取り組みも強化しています。

日本トイザらスは、「エコキャップ運動」にも継続して取り組んでいます。これは、ペットボトルのキャップを回収しリサイクルした売却益で、世界のお子様にワクチンを届ける活動です。2010年11月からこのエコキャップ運動に参加し、これまでに137人分のワクチンに相当する10万個を超えるペットボトルのキャップを回収いたしました。

さらに、フランス語教室ソレイユ・プロヴァンス(神奈川県藤沢市)が主催し、在日米国商工会議所(ACCJ)の協賛で2011年10月に開催された「2011年藤沢ビーチクリーニングプロジェクト」にも、協賛企業として参加いたしました。このプロジェクトには、日本トイザらスや他の協賛企業から総勢220名のボランティアが集まり、実際に神奈川県の鵠沼海岸で、165袋分(198kg)ものゴミを拾いました。

今回の発表の場をお借りして、「KONYサンタ・クリスマスin東北プロジェクト」にご協力頂いた多くの個人の方々および在日米国商工会議所(ACCJ)、東京アメリカンクラブ、オークウッド・ジャパン株式会社、クレアブ・ギャビン・アンダーソン株式会社、そして東北地方における青少年福祉団体への寄付先と連携してくださった公益社団法人危機管理協会に感謝の意を表したいと思います。


<トイザラス・インクについて>
トイザラス・インクは、世界各国の「トイザラス」や「ベビーザラス」などをとおして他社とは異なるショッピング体験をご提供する、世界有数の玩具・ベビー用品の総合専門店です。現在、全米とプエルトリコで875店舗の「トイザラス」、「ベビーザラス」を展開し、海外においては、35の国と地域で直営店を600店舗以上、ライセンスストアを150店舗以上展開しています。また、格式あるFAO Schwarzブランドを独占的に運営し、ニューヨーク5番街にある同ブランドのフラッグシップストア(旗艦店)では品質の良い玩具をご提供しています。Eコマースでは、Toysrus.com、Babiesrus.com、eToys.com、FAO.comといったインターネット通販サイトを運営し、幅広い品揃えで当社ならではの玩具とベビー用品をご提供しています。トイザラス・インクは、米国ニュージャージー州ウェインに本社を置き、世界中に毎年約70,000人の従業員を擁しています。お子様の安全を守り、支援する取り組みを適時ご提供し、お客様から信頼される身近なお店として地域社会に貢献してまいります。

<日本トイザらス株式会社について>
トイザラス・インクを親会社にもつ日本トイザらスは、日本において、8,000人以上の従業員を擁しています。全国で167店舗の「トイザらス」、「ベビーザらス」および「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」を運営し、国内外の信頼できるメーカーの質の高い商品をご提供しております。

日本トイザらス株式会社            www.toysrus.co.jp/truj/
トイザらス・ベビーザらス オンラインストア  www.toysrus.co.jp/



※「トイザらス」「ベビーザらス」という表記は日本国内の社名および店舗名のみに使用し、日本以外の世界各国における社名や店舗名は「トイザラス」「ベビーザラス」と全てカタカナ表記になります。
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