ポーラ美術館、開館15周年を機に、現代美術の展示を開始。現代美術の展示スペースを10月1日(日)にOPEN!
[17/06/29]
提供元:PRTIMES
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日本の美術館・博物館では初めて展示室全体に有機EL照明を導入
開館15周年を機に、ポーラ美術館は現代美術の展示を始めます。
ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、開館15周年を機に、10月1日(日)から現代美術を展示するスペースを開設します。このスペースは、1Fのアトリウムロビーの一部を改築したものです。
ポーラ美術館は2002年の開館以来、モネやルノワールなどの印象派をはじめとした西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、化粧道具など、ポーラ創業家2代目・鈴木常司が収集したコレクションをおもに公開してまいりました。
開館15年を経て、人類の財産として受け継がれてきた美術作品の収集、展示、保存、調査研究だけでなく、新たに未来を切り拓く現代美術の作家を紹介する場を設けることといたしました。公益財団法人ポーラ美術振興財団では、1996年から若手芸術家の在外研修を助成しており、その数はおよそ300名にのぼります。この新たなスペースでは、この助成を受けた作家を中心として、さまざまな現代美術の作品をご紹介してまいります。
日本の美術館・博物館で初めて、展示室全体に有機EL照明を採用
ポーラ美術館は、現代美術の展示スペースを新設するにあたり、よりよい光環境を実現するために美術館の照明デザインを多く手がける豊久将三氏を監修者に迎えました。
現代美術の作品は素材や形状が多様であるため、太陽光のように空間全体を照らす照明が理想的です。このような光環境を実現させるために、今回採用したのが有機EL照明パネルによる照明技術です。有機EL照明は面で発光するため、光がやわらかく広がり、強い影をつくりません。また高い演色性を備え、美術作品の鑑賞に極めて適した光であるといえます。有機ELによる展示室の全体照明の導入は、日本の美術館・博物館で初めての試みとなります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26617/4/resize/d26617-4-848932-1.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/26617/4/resize/d26617-4-658117-0.jpg ]
◆豊久将三氏コメント
(とよひさ・しょうぞう 照明家、(株)キルトプランニングオフィス代表取締役)
ポーラ美術館の新たな展示空間における光環境の実現に際して着目したのが「北の天窓」です。北側に天窓を設置すると、直接的に太陽光が入ることなく、空間全体が天空光で満たされます。光環境にこだわる世界中の作家が、自らのアトリエに採用する「北の天窓」を新しい照明手法で展示空間に再現しました。
《プロフィール》
1960年生まれ。おもに美術・博物館の光の計画と制作を行う。
ニューヨーク近代美術館での「CONTEMPORARY JAPANESE TEXTILES」展(1998-1999年)における光ファイバーを使用した照明で世界的な評価を得る。現在までに、セントルイス美術館、モントリオール現代美術館、森美術館、ポーラ美術館、原美術館、根津美術館、三菱一号館美術館などの展示照明とともに、ニューヨークを中心に個人コレクターの自邸の照明も数多く手がける。
■ 現代美術展示スペース概要(予定)
・設 計 管 理 :株式会社日建設計
・施 工 :株式会社竹中工務店
・照明デザイン:株式会社キルトプランニングオフィス
・展示床面積 :55.8 m2
・展示壁面積 :69.5 m2
・天 井 高 :2.7〜3.5 m
■ポーラ美術館について (http://www.polamuseum.or.jp/)
2002年に神奈川県箱根町に開館。ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年にわたり収集した西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、化粧道具など総数約1万点を収蔵。
[画像3: https://prtimes.jp/i/26617/4/resize/d26617-4-681411-3.jpg ]
開館時から光にこだわり、展示室の照明を印象派の絵画が美しく見える「7月のパリの夕暮れ」の光に調整しているほか、建築も地上2階から地下2階まで、太陽光が降り注ぐよう設計されている。
正 式 名 称: 公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
代 表: 館長 木島 俊介(きじま しゅんすけ)
開館年月日 : 2002年9月6日
所 在 地 : 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
T E L : 0460-84-2111
開館15周年を機に、ポーラ美術館は現代美術の展示を始めます。
ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、開館15周年を機に、10月1日(日)から現代美術を展示するスペースを開設します。このスペースは、1Fのアトリウムロビーの一部を改築したものです。
ポーラ美術館は2002年の開館以来、モネやルノワールなどの印象派をはじめとした西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、化粧道具など、ポーラ創業家2代目・鈴木常司が収集したコレクションをおもに公開してまいりました。
開館15年を経て、人類の財産として受け継がれてきた美術作品の収集、展示、保存、調査研究だけでなく、新たに未来を切り拓く現代美術の作家を紹介する場を設けることといたしました。公益財団法人ポーラ美術振興財団では、1996年から若手芸術家の在外研修を助成しており、その数はおよそ300名にのぼります。この新たなスペースでは、この助成を受けた作家を中心として、さまざまな現代美術の作品をご紹介してまいります。
日本の美術館・博物館で初めて、展示室全体に有機EL照明を採用
ポーラ美術館は、現代美術の展示スペースを新設するにあたり、よりよい光環境を実現するために美術館の照明デザインを多く手がける豊久将三氏を監修者に迎えました。
現代美術の作品は素材や形状が多様であるため、太陽光のように空間全体を照らす照明が理想的です。このような光環境を実現させるために、今回採用したのが有機EL照明パネルによる照明技術です。有機EL照明は面で発光するため、光がやわらかく広がり、強い影をつくりません。また高い演色性を備え、美術作品の鑑賞に極めて適した光であるといえます。有機ELによる展示室の全体照明の導入は、日本の美術館・博物館で初めての試みとなります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26617/4/resize/d26617-4-848932-1.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/26617/4/resize/d26617-4-658117-0.jpg ]
◆豊久将三氏コメント
(とよひさ・しょうぞう 照明家、(株)キルトプランニングオフィス代表取締役)
ポーラ美術館の新たな展示空間における光環境の実現に際して着目したのが「北の天窓」です。北側に天窓を設置すると、直接的に太陽光が入ることなく、空間全体が天空光で満たされます。光環境にこだわる世界中の作家が、自らのアトリエに採用する「北の天窓」を新しい照明手法で展示空間に再現しました。
《プロフィール》
1960年生まれ。おもに美術・博物館の光の計画と制作を行う。
ニューヨーク近代美術館での「CONTEMPORARY JAPANESE TEXTILES」展(1998-1999年)における光ファイバーを使用した照明で世界的な評価を得る。現在までに、セントルイス美術館、モントリオール現代美術館、森美術館、ポーラ美術館、原美術館、根津美術館、三菱一号館美術館などの展示照明とともに、ニューヨークを中心に個人コレクターの自邸の照明も数多く手がける。
■ 現代美術展示スペース概要(予定)
・設 計 管 理 :株式会社日建設計
・施 工 :株式会社竹中工務店
・照明デザイン:株式会社キルトプランニングオフィス
・展示床面積 :55.8 m2
・展示壁面積 :69.5 m2
・天 井 高 :2.7〜3.5 m
■ポーラ美術館について (http://www.polamuseum.or.jp/)
2002年に神奈川県箱根町に開館。ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年にわたり収集した西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、化粧道具など総数約1万点を収蔵。
[画像3: https://prtimes.jp/i/26617/4/resize/d26617-4-681411-3.jpg ]
開館時から光にこだわり、展示室の照明を印象派の絵画が美しく見える「7月のパリの夕暮れ」の光に調整しているほか、建築も地上2階から地下2階まで、太陽光が降り注ぐよう設計されている。
正 式 名 称: 公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
代 表: 館長 木島 俊介(きじま しゅんすけ)
開館年月日 : 2002年9月6日
所 在 地 : 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
T E L : 0460-84-2111