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「グリーンチケット」で自家消費型太陽光発電システムに収益性創出

エクソルとエナーバンク、環境価値取引で協働開始

この度、株式会社エクソル(代表取締役社長:鈴木 伸一、本社:京都市中京区、東京都港区、以下:エクソル)は、株式会社エナーバンク(代表取締役:村中 健一、本社:東京都中央区、以下:エナーバンク)と協働し、自家消費型太陽光発電システムに新たな収益性を創出する環境価値取引サービスの提供を開始します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/43644/7/resize/d43644-7-220806-7.jpg ]


◆協働の経緯

近年、パリ協定に代表される国際的な気候変動対策の枠組みや、金融界におけるESG投資(環境・社会・企業統治を重視する投資)の広まりを背景に、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーの導入が民間企業で進んでいます。エクソルが提供している、建物の屋根に太陽光発電システムを設置し、発電した電気を建物で使う、「自家消費型太陽光発電」についても、RE100やSBTの達成等、CO2排出量削減を目的に検討する企業様から多くのお問い合わせをいただいています。しかしながら、太陽光発電の導入だけでは、企業様の排出するCO2 の一部しか削減できず、さらに削減するには電力会社の提供するCO2フリー電力プラン等を利用するなどの追加費用が必要となる上に、電力小売会社の選択肢が狭められてしまいます。

一方、自家消費型太陽光発電は、電気代削減効果や、税制優遇効果を目的に導入される企業様も多く、CO2 を排出しないという価値=「環境価値」が目的ではないケースもあります。

そのため、太陽光発電の総合企業エクソルと、「エネオク」サービスで企業の電力調達をサポートするエナーバンクでは、CO2 削減を行いたい企業様と、経済性を重視し環境価値が必要でない太陽光発電設置企業様をつなぎ、両者の目的を達成させるために、「グリーンチケット」サービスでの協業を行います。この取り組みにより、CO2削減を求める企業、経済性を求める企業の双方において、太陽光発電の導入を一層加速させることを目指します。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/43644/table/7_1.jpg ]



■ 自家消費型太陽光発電設置者は、環境価値を抽出して販売することで、売却益が得られる

エナーバンクが提供するサービス「グリーンチケット」により、環境価値を証書化し、販売することができます。エクソルが設置した太陽光発電システムで発電した電気のうち、自家消費した分の電気に含まれている環境価値(CO2 を排出しないという価値)をデータ化して抽出し※、エナーバンクに譲渡。エナーバンクは「グリーン電力証書」に変えて環境価値が必要な企業に販売し、環境価値を提供した自家消費型太陽光発電設置者に売却益を支払います。
※環境価値を必要とする企業の太陽光発電システムからは抽出いたしません。

― グリーン電力証書について ―
一般財団法人日本品質保証機構(JQA)が管理・認証を行う、環境価値の取引のための証書制度。証書の購入者は、購入した証書分の電気は、再生可能エネルギーを使用しているとみなす(CO2 を排出していないとみなす)ことができます。RE100 やSBT などの制度においても活用可能です。

環境価値取引のスキーム[画像2: https://prtimes.jp/i/43644/7/resize/d43644-7-887274-0.jpg ]

※「グリーンチケット」の詳細につきましては、「グリーンチケット」ホームページ(https://www.greenticket.jp/)をご参照ください。


[画像3: https://prtimes.jp/i/43644/7/resize/d43644-7-229233-10.jpg ]



環境価値の販売シミュレーション
環境価値の単価は契約時の諸条件により異なります。以下のシミュレーションでは0.65 〜 3 円/kWh と想定。
[画像4: https://prtimes.jp/i/43644/7/resize/d43644-7-109100-4.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/43644/7/resize/d43644-7-337943-1.jpg ]


■ 購入企業は、電力契約に紐づかない形で環境価値が購入できるので、電力契約の選択肢が拡がる

電力会社の提供するCO2 フリー電力プランで環境価値を購入する場合、電力会社の提供する電力に紐づいた形となるため、定められた電力契約に基づいてでしか電力を購入することができなくなります。
「グリーンチケット」で購入する環境価値は電力契約と切り離されたものです。そのため、購入企業は電力使用状況に応じた最適な電力契約を選択することができます。

■ 環境価値抽出サービスは、簡単な申請のみで利用でき、手数料などの追加費用は不要

「グリーンチケット」により環境価値を販売したい企業はエクソルを通じて申し込みを行い、購入企業はエナーバンクに申し込みを行うだけで、サービスを利用できます。サービスを利用するのに手数料などの追加費用が発生することはありません。

■エクソルとエナーバンクの役割
太陽光発電機器の販売、およびEPC を行うエクソルでは、サービスご希望の設置者様に、自家消費型太陽光発電システム導入時に、グリーンチケット利用のための計測機器を設置します。
また、電力のリバースオークションサイト「エネオク」を展開するエナーバンクでは、電力グリーン電力証書化、およびCO2 フリー電力を求めるサービス利用者様に向けて証書の販売を行います。
[画像6: https://prtimes.jp/i/43644/7/resize/d43644-7-691116-11.jpg ]



― エクソルについて ―
当社は「太陽光発電システム総合企業」として、再生可能エネルギーの普及促進によるエネルギー自給率の拡大や、地球環境保全を使命と考えています。そのためには、コスト低減と共に安心・安全をお届けすることが最重要と考え、機器だけでなく施工をはじめとするすべての品質・クオリティにこだわり、設計・調達・建設・メンテナンスまで含めたワンストップソリューションに取り組んでおります。

社     名:株式会社 エクソル/ XSOL CO., LTD.
設     立:2001 年1 月24 日
代表取締役社長:鈴木 伸一(すずき しんいち)
本 店 所 在 地:〒604-8152 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659 烏丸中央ビル
ホ ー ム ペ ー ジ:https://www.xsol.co.jp

― エナーバンクについて―
株式会社エナーバンクは電力×IT を強みとするエネルギーテック企業です。今年1 月に業界初となる法人向け電力オークション「エネオク」を全国エリアで提供開始。全国の小売電気事業者からリバースオークションで最安の電力プランを見つけられるサービスとして注目を集めています。「エネルギーをもっとシンプルに」をビジョンに掲げお客様目線に立ち、利用者にとって最良の選択ができる環境を整えていきます。

社     名:株式会社エナーバンク/ enerbank inc.
設     立:2018 年7 月10 日
代表取締役:村中 健一(むらなか けんいち)
本 店 所 在 地:〒103-0027 東京都中央区日本橋2-1-17 丹生ビル2 階
ホ ー ム ペ ー ジ:https://www.enerbank.co.jp/
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