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ONE KYUSHU宣言、ONE KYUSHUサミット開催のお知らせ




[画像1: https://prtimes.jp/i/56804/8/resize/d56804-8-570233-0.jpg ]


この度、ONE KYUSHUサミット(福岡市中央区 / 会長 村岡浩司)は、「ONE KYUSHU宣言」を発出し、令和2年7月4日(土)に「ONE KYUSHUサミット」を開催することとしました。
https://onekyushu.com/


背景と経緯

2018年4月に発足した「九州廃校サミット」は、これまで3回にわたって九州の未来について議論を重ねてきました。廃校を起点に「地域のまちづくりの活性化」や「食やツーリズムなどの新たな経済的な需要の喚起」を、九州全体を通してできないか。といったことが九州廃校サミットにおける論点でした。
移住、旅行、食、コンテンツ、福祉など、九州の地域経済の起爆剤として廃校が担うことができる役割は多岐に渡るということを理解するにつれて、この九州廃校サミットで培った九州地域にまたがるコミュニティをベースに、「ONE KYUSHU」という概念で、廃校のみならず地域全体を見渡した地域活性への取り組みへとつなげていけないかを模索してきました。
そうした折、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の発生と、それに伴う緊急事態宣言の発出によって、日常が一変しました。様々な変化が起こる中で、最も注目を集めたのが「地域のあり方、地域の役割」であり、あらためて私たちが生まれ育ってきた「九州」を見つめ直すことの大切さに気付かされました。


New Normal ≒ ONE KYUSHU

「Withコロナ/Afterコロナ」の九州がどうあるべきかについて考えたときに、これまでの活動を通じて出会ってきた仲間たちと語り合い、作り上げてきた「ONE KYUSHU」という概念が、その答えなのではないか。そして、2020年からはじまる「New Normal」は、九州が世界にモデルを示すことができるのではないかと感じています。
私たちが思い描く「ONE KYUSHU」は、国家や行政などといった統治機構の枠組みではなく、経済や文化、人の往来や関わりなどといった、より身近で生命や生活に密着した活動やそれを支える環境こそが重要であると考えています。
九州はひとつの島です。この事実を再認識するとともに、行政区域に囚われずに生活圏をベースとした地域づくりや人の往来を更に加速させることが肝要だと認識しています。
このようなビジョンを踏まえ、実質的な「ONE KYUSHU」を構築するために「ONE KYUSHU宣言」を取りまとめ、「ONE KYUSHUサミット」を開催することとしました。


九州のポテンシャル

・九州7県総生産 約45兆円(世界第29位のノルウェー並みの経済規模)※
・九州7県総人口 約1300万人(世界第24位の経済規模を持つベルギー並みの人口規模)※
・九州7県総面積 36,750km2(世界第37位の面積の島/台湾とほぼ同じ広さ)
 ※出典:世界の名目GDP 国別ランキング(IMF/2018年)


ONE KYUSHU宣言

世界は今、大きな変化の渦中にある。我が国は、グローバリゼーションの進展、人口減少・少子高齢化の進展、過度な東京一極集中、地域間格差の拡大などがもたらす様々な社会課題への対応を迫られてきた。中央政府による一体的な経済・財政政策、地方創生政策が一定の成果をあげる一方、地域ごとに抱える課題が異なり、条件が個別的で多様な現状では、画一的な取り組みによって効果を上げていくことはますます難しい。

そのような中で発生した新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界中に広がり、人命を脅かすとともに、人々の生活に多大なる影響をもたらしている。「Withコロナ/Afterコロナ」の新しい社会経済のあり方として、「New Normal」を目指す動きが始まっているが、これらの動きはこれまで当然と考えられていた価値観のもとで行われてきた生活や教育、企業活動などに多大な影響をもたらすと考えられる。分散化、開放化、自動化、データ化など新たな手段へとシフトを進めながら、それに対応する地域づくりを進めていく必要がある。

九州はひとつの島であり、7つの県で構成されているが、他の地域ブロックと比して規模の大きな都市が多く、地理条件から地域内にバランス良く配置されている。これらの都市が核となり、都市間の人流、物流が活発に行われてきており、圏域を超えた経済圏の構築や経済活力の一因となっている。産業としては、農林水産業、建設業、インフラ産業、医療・福祉などに強みがあり、これらの産業は「Withコロナ/Afterコロナ」の時代においては新たな付加価値を生み出せる可能性がある。

地域経済は消費や生産ともに活動が域内で完結せず、経済圏も行政区域を超えて構成されるのが特徴である。新型コロナウィルスの感染についても同様であり、行政区域による施策の実施にとどまらず、九州の特性を活かした九州単位での対応により、より効果を生み出していくと考えられる。九州単位で「Withコロナ/Afterコロナ」を見据えた次世代の戦略の策定や次世代産業領域における活躍の場の創出、産学官民が一体となったまちづくりなどを進めていくべきである。

「Withコロナ/Afterコロナ」時代に向かうにあたり、九州域内での一体的な防疫体制の構築は必須である。九州は域内経済依存の割合が高く、隣県との経済交流の厚みを踏まえれば、域外からの入島ルールの整備を行う一方で、旅行安全圏の制定などにより段階的に圏域を開放することにより、経済循環を促し、経済を支えていける可能性がある。これらの九州の特性を活かした取り組みを行うことにより、他の地域に先んじて「Withコロナ/Afterコロナ」時代を見据えるとともに、九州ならではの「新たな生活様式」を確立していきたい。

私たちは九州を「ひとつの島」として捉え直し、価値を再定義する。ローカルを超えたリージョナルの視点を持って、産学官民が一体となり、「Withコロナ/Afterコロナ」時代を九州から先導し、加速させていくことをここに宣言する。

令和2年5月29日
ONE KYUSHU サミット
会長 村岡 浩司
副会長 石丸 修平



ONE KYUSHUサミットについて


2019年10月に開催された「第3回九州廃校サミット」で、高らかに宣言した「ONE KYUSHU」。
この度、満を持して「ONE KYUSHUサミット」を開催することとなりました。今回は、リアル&オンラインの両方で、九州各地をつないでオール九州での開催&発信を行います。
「Withコロナ/Afterコロナ時代の九州のあり方」や「世界に示す九州の『New Normal』」など、【ONE KYUSHU】について、熱く語り合いたいと思います。

日時: 2020年7月4日(土)13:00-16:00
https://onekyushu.com/



事業者概要


【主催】
ONE KYUSHU サミット
[画像2: https://prtimes.jp/i/56804/8/resize/d56804-8-559861-5.png ]


【後援】
一般社団法人 九州経済連合会
[画像3: https://prtimes.jp/i/56804/8/resize/d56804-8-955479-2.png ]


福岡地域戦略推進協議会

[画像4: https://prtimes.jp/i/56804/8/resize/d56804-8-750712-3.jpg ]



エール!FUKUOKA
[画像5: https://prtimes.jp/i/56804/8/resize/d56804-8-763623-4.jpg ]




ONE KYUSHUサミットに関するお問い合わせ

https://onekyushu.com/contact/
(こちらのフォームよりお問い合わせください)
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