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脳卒中当事者が自身の体験を経て、自ら就労継続支援B型事業所「リハスワーク取手」を開設




合同会社来夢(代表社員:関根周一氏)が自身の脳卒中発症の経験を活かし、株式会社リハス(本社:石川県金沢市 代表取締役:岩下琢也 以下、当社)が展開するSFC(ソーシャルフランチャイズ)にて、就労継続支援B型事業所「リハスワーク取手」を2023年9月1日より開所することをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/86515/13/resize/d86515-13-eaa6bcaf70dc65e67315-5.png ]

株式会社リハスについて


当社は、代表岩下が作業療法士として病院の勤務経験を通して感じた「障がいのあるなし関わらず、すべての人が活躍できる“障がいのない社会”」を実現するため、2012年に創業しました。
「福祉が地域を支える社会の実現」というビジョンを掲げ、就労支援事業所(直営/SFC:ソーシャルフランチャイズ含む)、在宅医療事業所併せて33拠点を展開しており(8月末時点)、その他、企業と福祉事業所・障がい者を結ぶマッチング事業「ハタフク」、そして企業が抱える“人材不足”や“障害者雇用の法定雇用率達成”、“SDGsへの取り組み”に関する課題を解決するSX支援事業(SX:サスティナビリティトランスフォーメーション)を展開しています。

関根氏へのインタビュー


[画像2: https://prtimes.jp/i/86515/13/resize/d86515-13-59d5a465fcf2618a8645-1.png ]

―早速SFCオーナーとして「リハスワーク取手」開設に至る経緯をお伺いしてもよいですか?
関)まず始めに、私自身脳卒中を発症しまして、後遺症として現在左半身麻痺があります。リハビリの一環として自費リハビリを利用していた際に、担当の理学療法士がリハスを紹介してくれました。そこから埼玉県にあります、就労継続支援B型事業所「リハスワークふじみ野」へ見学に伺いまして、そこで障がい者の方がとても活き活きと働かれている姿を目の当たりにしました。その光景は今でも鮮明に残っています。純粋に「私もここで働きたい!」と思いました。それまでも就労継続支援B型の名前は知っていたのですが、そこまでは詳しくなく、ただ実際に見学をしてみて「もっとこの取り組みを広めたい」と思い、SFCオーナーになることを決意しました。

―元々就労支援や福祉に関わるお仕事をされていたのですか?
関)いいえ。私はずっとエンジニアとして働いていました。

―そこからどうして「就労支援施設を開設しよう!」となったのですか?
関)元々、リハスを紹介してくれた理学療法士の方と「障がい者の支援、何かしたいよね」という話をしていたんです。といいますのも、理学療法士の方も病院で患者様が社会復帰を思うように出来ないところに思うところがあったみたいですし、私自身も病院を退院してから様々な壁にぶつかっていたので、「何か出来ないか」と思うところはずっとありました。

―例えばどういったところに壁を感じていましたか?
関)一番は復職が出来なかったことですね。エンジニアは設計業務でもあるため細かい作業が出てきます。左半身麻痺があるとどうしても出来ない事が出てきて、復職ができませんでした。他にも日常生活の中、1人で行動をすると色々と制限があるんです。それに周りの目が気になります。壁をあげればキリがないのですが、主に感じていたものはそういったところです。

―「福祉」という未経験の領域に踏み込むことに対し、不安はありませんでしたか?
関)不安が全くないかと言われると不安はあります。ただ私は先ほども申し上げたように元々エンジニアの仕事をしていたのですが、エンジニアで設計をしていると必ず大きな壁にぶつかるんです。私はその壁を乗り越えることにずっとやりがいを感じていました。どうすれば上手くいくか、物事を考えることが好きなんですよね。その経験もあるので、不安よりワクワクの方が勝りました。

―今回「リハスワーク取手」開設にあたって、合同会社来夢を立ち上げられましたが、「来夢」という社名の由来をぜひ教えてください。
関)社名の由来としては大きく2つあります。
1つは「来夢」という漢字の通り、夢が来る場所、つまり障がいを持った方の思いであったり、希望であったりが実現する場所にしていきたいという意味が込められています。
もう1つは、実は「来夢」というのは私の名前の候補の1つだったんです。中学生の時にそのことを親から聞きました。会社は自分の分身だとよく言いますよね。それなら、ということで「来夢」という名前を付けました。

なので「来夢」という社名には「夢が来てほしい」という思いを、「自分自身」の2つの意味が掛け合わさっています。

―とても想いのこもった社名ですね!素敵です。
それでは「リハスワーク取手」を開設するにあたって、関根さんが目指す事業所像はありますか?
関)通所されるご利用者様が笑って過ごせる場所にしたいです。毎日ここに来たい!と思ってもらえる場所にしたい、それが一番です。

―「リハスワーク取手」の事業所としての強み、魅力を教えてください。
関)一番の特徴はオーナーである私が障がい当事者であるというところが強みとしてあります。ご利用者様により近いポジションにいる私が、積極的にコミュニケーションをとっていくことでご利用者様としても不安や悩みを話しやすくなるのではないか、と。それをスタッフ間でも共有していきたいと思っています。

―関根さんが就労支援の事業を通じて実現していきたいことは何かありますか?
関)インタビューの序盤の方で「障がい者の支援、何かしたいよね」というお話をしました。その中でも最初は特に“自費リハビリに通いやすい環境をつくりたい”という思いがありました。と言いますのも、やはり通いづらい現状があるんです。一番は料金の面です。その課題に対して、少しでも自分でお金を稼ぐことが出来て、それをリハビリにあてることが出来れば、家族も本人も嬉しく、自分の気持ちも楽になるのではないかと思ったんです。ですので、就労支援を通じて、「自分の力で前に進める環境」というものをつくっていきたいですね。

関根氏コメント


せっかく障がい当事者である私がやっている事業所ですので、ぜひ気軽に足を運んでいただきたいなと思っています。必ずしも就労支援の利用に関してではなくてもいいと思うんです。相談に来るもよし、顔を覗かせるだけでもよし、ざっくばらんに来ていただけますと嬉しいです。

最後に


株式会社リハスは、リハスパートナー関根氏と共に、リハスワーク取手を地域の方々に愛される「夢の来る場所」にしていくとともに、「関根氏への真のQOL(Quality of Life)向上に向けての支援」を、「リハスワーク取手のご利用者様の真のQOL向上に向けての支援」に繋げてまいります。

株式会社リハス 概要


社名:株式会社リハス
設立:2012年1月
代表者:代表取締役 岩下琢也
所在地:石川県金沢市広岡3丁目3-77 JR金沢駅西第一NKビル6F
資本金:901万円
事業内容:在宅医療事業、障害者就労支援事業、福祉施設と企業のマッチング事業
HP:https://rehas.co.jp/

就労継続支援B型事業所「リハスワーク取手」 概要


所在地:茨城県取手市取手3-4-22取手クリニックビル2階
リハスワークの特徴:
・理学療法士や作業療法士など医療福祉専門社員による、障がい特性に合わせた就労に必要なヘルスケア及び能力の支援
・企業との連携活動を積極的に行うことで、施設外就労や一般就労への移行を支援
・医療機関などと連携し、中重度の障がいがある方の“はたらく”選択肢を拡大
利用対象者:18歳以上の精神障害、知的障害、身体障害をお持ちの方
仕事内容:近隣企業からの委託業務他、国産の木を利用したオリジナル商品の制作等
[画像3: https://prtimes.jp/i/86515/13/resize/d86515-13-815988d08c744ceb9b82-2.png ]
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