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日本テトラパック 植物由来ポリエチレン使用の学校給食用牛乳パック 採用拡大

再生可能資源99%を実現し、CO2排出量削減に寄与




食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:アレハンドロ・カバル、以下、日本テトラパック)は、学校給食用「テトラ・ブリック(R)容器」のコーティングに植物由来ポリエチレンを使用した新包材の採用数が、2024年度より11社に拡大することを発表しました。
今回採用したのは、千葉酪農農業協同組合で、2024年4月より順次、新包材容器での製品供給開始を予定しています。
子供たちが飲みやすく、衛生的な「テトラ・ブリック(R)容器」のコーティングにサトウキビ由来の植物由来ポリエチレンを使用したことにより、再生可能資源比率を77%から99%まで高め、容器に関わるバリューチェーン全体において約23%(※1)のCO2排出量削減を実現します。 
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/108706/16/108706-16-1319116d1d2364400abff25caa04169e-469x299.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
植物由来ポリエチレンを使用した新包材でできた学校給食用紙容器『テトラ・ブリック(R)』 / 千葉県内の小学生から募集した「おいしい牛乳をありがとう絵手紙コンクール」入賞作品を紙容器デザインに採用 / 千葉酪農農業協同組合
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/108706/16/108706-16-fe726e66da905b136b6eebad82ac72a5-1403x785.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

全国の小・中学校への展開拡がる
新包材容器による給食用牛乳の導入は、既に株式会社いかるが牛乳、オーム乳業株式会社、オハヨー乳業株式会社、九州乳業株式会社、四国乳業株式会社、泉南乳業株式会社、タカナシ乳業株式会社、チチヤス株式会社、森乳業株式会社、よつ葉乳業株式会社(企業は50音順)の計10社で開始しており、今後は計11社の乳業メーカーより全国の小・中学校へ環境により配慮した紙容器入りの給食牛乳が提供されることになります。

7割以上の学校給食用テトラ・ブリック(R)容器で、植物由来ポリエチレン使用包材への切り替えが進む
今後、日本テトラパックが国内の学校給食へ供給するテトラ・ブリック(R)容器のうち、7割以上がサトウキビ由来の植物由来ポリエチレンの新包材に切り替わる見込みです。さらに、化石由来のプラスチックにとって替わることで年間1,100トン(※2)の化石由来のプラスチック削減につながり、環境省が掲げている2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入目標の達成や、ボンスクロ認証(※3)の植物由来プラスチックを使用することにより7つのSDGsの達成に貢献します。

原材料の責任調達と認証ラベルによる環境価値の訴求に取り組む
テトラパックの紙容器は、全てFSC(R)(森林管理協議会)認証を取得しており、適切に管理された森林やそのほかの管理された供給源からの木材を原料とした再生可能な原紙を使用しています。また、原材料にはボンスクロ認証を取得したサトウキビが含まれており、持続可能なサトウキビ生産と責任調達を確実にしています。さらに、植物由来ポリエチレンを容器に使用することでCO2排出を削減でき、その削減率はCarbon Trust(※4)認証を受けています。該当容器はCarbon Trust認証ラベルを容器に印刷することができ、視覚的にCO2削減率を訴求できるようになります。

回収・リサイクル活動及び子供たちへの環境教育も推進
日本テトラパックでは環境優位な紙容器ポートフォリオの展開だけではなく、紙容器の回収・リサイクルの強化や環境教育にも積極的に取り組んでいます。ベルマーク教育助成財団へ協賛し、学校給食で使用されている紙容器をテトラパックのベルマーク運動を通して回収し、確実にリサイクルできる仕組みを構築しています。また、子供たちへの環境教育支援にも積極的に取り組み、特設サイト「紙パックとリサイクル、環境について学ぼう!(https://schoolmilk-project.com/)」のコンテンツの充実や、新包材の紙容器を導入した小学校での出張授業なども継続的に実施していく方針です。学校給食における「テトラ・ブリック(R)紙容器」の提供価値や、持続可能な社会に向けた日本テトラパックの取り組みについてご紹介した資料を同社HPに公開しています。資料については、「学校給食向け紙容器テトラ・ブリック(R)と持続可能な社会に向けた取り組み」よりダウンロードください。

※1 包材、副資材の仕様により削減数値に多少の誤差があります。※2 テトラパックの学校給食用テトラ・ブリック(R)紙容器の包材を全て植物由来のポリエチレンに変更した場合の想定値(当社調べ)。※3 2008年に設立された世界的なNPO団体(本部:イギリス)であるBonsucroが運営する持続可能なサトウキビの生産、製造、流通を目指す認証制度。食品・飲料向け容器としては、テトラパックが世界で初めて認証を取得。※4 脱炭素の未来への動きを加速させることを使命とする世界的な気候コンサルタント会社。Carbon Trustは、ネット・ゼロ実現に向けて企業と連携しています。カーボントラストフットプリントマークは、認証されたカーボンフットプリントを示すもので、テトラパックの場合、従来のパッケージ(化石由来ポリマー使用)から植物由来ポリマー使用の紙容器に切り替えることによって達成された炭素削減率を示しています。認証プロセスでは、紙容器のライフサイクル全体を評価しますが、紙容器の中身は含まれていません。
テトラパックについて
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。世界に約25,000名の従業員を擁し、業界での責任あるリーダーシップを果たすべく、持続的な事業経営に努めています。 「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT’S GOOD)(TM)」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
ウェブサイト:https://www.tetrapak.com/ja-jp


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