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種苗メーカーのサカタのタネ、超高速開発基盤「OutSystems」を導入し、社内システムを内製開発する体制を実現

事業スピードに対応したシステム開発を、ユーザー部門と連携して推進




株式会社サカタのタネ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:坂田 宏、以下サカタのタネ)は、このたび、情報システム部門でのアプリケーション作成および運用を支える開発基盤として、株式会社BlueMeme(本社:東京都品川区、代表取締役:松岡 真功、以下BlueMeme)が販売・導入支援を行う超高速開発基盤「OutSystems」を採用いたしました。

【背景】
サカタのタネは、花や野菜品種の、育成・生産・販売を中核事業とし、170カ国以上でビジネスを展開する100年以上の歴史を誇る研究開発型企業です。近年、社内のエンドユーザコンピューティング環境が拡大していること、その結果、システムの個別最適化が加速していることから、より安定した各種データの品質維持・コントロールのために、高速開発基盤を用いて情報システム部門で作成したアプリケーションを業務部門が利用する、というスキームの構築を検討していました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/16434/20/resize/d16434-20-746899-4.jpg ]


今回「OutSystems」が高速開発基盤として採用された理由は、サカタのタネが導入にあたって必須としていた以下の条件を満たしたという点にあります。

1. システム構築 の「内製化」を実現する、わかりやすい開発環境
2. ユーザーからの意見を速やかに情報システム部門にフィードバックし、UXと開発生産性を共に向上させるための、「作って、見せて」を短いサイクルで反復できる、開発作業の俊敏性

OutSystemsは、ポルトガルに本社を持つOutSystems社が提供する超高速開発基盤で、米調査会社フォレスターリサーチ社の2016年調査において、ローコード・プラットフォームカテゴリでNo.1評価を得ております(※1)。さらに米ガートナー(Gartner)社が2017年6月に発表したマジッククアドラントレポートでは、モバイルアプリ開発向けの高生産性ツールとして最高位のLeaderと認定されました(※2)。コードを書くことなくビジュアルにアプリケーション開発が可能で、開発から保守運用までをひとつのプラットフォーム上で実現し、バージョン管理やパフォーマンス分析などのライフサイクルサポート機能を備えています。また、Webアプリケーションだけではなくオフライン機能などを活用した高度なモバイルアプリケーション開発も可能となっております。

BlueMemeは2013年以来、日本におけるOutSystemsのローカライズや、国内の販売パートナーマネージメントを中心に、導入における技術支援から大規模システムの受託開発までを手掛けてまいりました。すでに国内50社以上への導入経験を有し、開発の高速化、開発工程のデジタル化、さらに導入企業におけるシステム構築の内製化を支援しております。今回も、これらの豊富な経験をもとに、サカタのタネへのOutSystems導入を支援させていただきました。

なお、今回のOutSystems導入後、サカタのタネでは以下の効果が確認されております。

1. 内製化による高い生産性の実現
1つのアプリケーションで要件確認からリリースまで1週間強しかかからないという俊敏性で開発、運用範囲を拡大しています。以下、サカタのタネご担当者のコメントです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/16434/20/resize/d16434-20-177844-5.jpg ]


「業者選定、見積、承認、設計、開発、受入検証といった、1つのアプリケーション開発に計画からローンチまで1ヶ月かかっていた、一般的なSI案件プロジェクトと比べた場合、内製化およびOutSystemsの使用により、1日でリリースが可能となり、当社比で20倍(※3)の開発生産性と評価しています。」(情報システム部 嶺澤様)


[画像3: https://prtimes.jp/i/16434/20/resize/d16434-20-197735-6.jpg ]

「コードを書かないことにより開発者の癖が出ない、要件定義も画面ベースで行うことができるため設計書を書く必要がない、コンパイルバリデーションが途中で判断可能なため、手戻りが発生しないことも生産性の高さに繋がっています。」(情報システム部 鷲澤様)


2. 高付加価値業務へのワークロードのシフトを実現
データ収集から整形まで業務部門が自身で実施していたレポーティング資料作成作業を、すべてシステムに吸収。工数削減とともに「正確なデータ」を提供することが可能となり、その分の工数を他の付加価値の高い業務に割り振ることが可能になりました。

3. 情報システム部門との協業が活発化
ユーザーの情報システム部門に対する期待値が、以前の「守り≒保守」部門から「攻め≒何かを生み出す」部門へと変化。それに伴いユーザーからの相談が増え、従来と比較し、業務により深く入り込めるようになり、コラボレーションで価値を高めることができる体制を実現しました。


サカタのタネ様は、現在、さまざまな戦略的IT活用に向けての施策を展開中です。BlueMemeは「OutSystems」をはじめとする様々な次世代テクノロジーの提供により、同社のチャレンジを力強くご支援してまいります。

■株式会社サカタのタネについて
事業内容: 種子・苗木・球根・農園芸用品の生産および販売、書籍の出版および販売、育種・研究・委託採種技術指導、造園緑化工事、温室工事、農業施設工事の設計、監理、請負など、幅広い事業展開をしています。
社名 : 株式会社サカタのタネ
代表者 : 代表取締役 坂田 宏
所在地 : 神奈川県横浜市都筑区町台2-7-1
創業 : 1913年7月 (設立 1942年12月)
資本金 : 135億円
URL : http://www.sakataseed.co.jp/
[画像4: https://prtimes.jp/i/16434/20/resize/d16434-20-876698-7.jpg ]

■株式会社BlueMemeについて
BlueMemeは、主に次世代プラットフォームに特化した業務システムの受託開発、および導入コンサルティングのサービスを提供しております。あわせて、モデル駆動型開発基盤である「OutSystems」の国内総販売代理店として、製品販売と並び、エンタープライズアジャイルの導入コンサルティング、モデル駆動型システム開発のコンサルティングの提供、および技術者育成に取り組んでおります。私たちは、IAMプラットフォーム「Auth0」をはじめとする様々な次世代テクノロジーを積極的に活用し、システム構築の効率化・最適化の推進を通じて、市場の変化に柔軟に対応する企業ITシステムの実現と、企業競争力の向上をご支援します。詳しくはこちらをご覧ください→http://www.bluememe.jp/
社名 : 株式会社BlueMeme
代表者 : 代表取締役 松岡 真功
所在地 : 東京都品川区東品川2-3-12
創業 : 2009年6月 (設立 2006年12月20日)
資本金 : 3億6,850万円 (資本準備金含む)

※1 The Forrester Wave™: Low-Code Development Platforms, Q2 2016
※2 The Gartner Magic Quadrant for Mobile Application Development Platforms 2017
※3 OutSystemsの公式発表では開発者の生産性はスクラッチと比較して10.9倍向上します。
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