東大IPC 1st Round(起業支援プログラム) 第1回支援先を決定
[19/10/10]
提供元:PRTIMES
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Mantra、株式会社iMed Technologies、株式会社イライザ、Jmees、スマイルロボティクス株式会社、エリー株式会社への支援を開始。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、プレシード段階にあるベンチャー等に最大1000万円の支援を行う「東大IPC 1st Round(旧称:起業支援プログラム)」の第1回公募を2019年6月に実施しました。この度、Mantra、株式会社iMed Technologies、株式会社イライザ、Jmees、スマイルロボティクス株式会社、エリー株式会社、合計6社の採択を決定し、事業資金の提供と開発支援を開始しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/25017/30/resize/d25017-30-271158-0.jpg ]
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下、「東大IPC」)では、ベンチャーの起業を目指す現役学生、卒業生などの東京大学関係者や、起業をしてまもない東京大学関連ベンチャーに対し、事業化資金および経営支援を実施する「東大IPC起業支援プログラム」を、2017年9月より公募形式にて計3回実施してきました。
2019 年4月からは、各業界のリーディングカンパニーと共同で、支援対象・支援規模を大幅に拡大したコンソーシアム型のインキュベーションプログラム「東大IPC 1st Round」を開始し、初代コーポレート・パートナーとして、合計6社(JR東日本スタートアップ株式会社、芙蓉総合リース株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、三井不動産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社竹中工務店など)が参加しています。
この度、東大IPC 1st Round第1回目公募(2019年6月4日締め切り)による支援先を決定致しましたのでお知らせ致します。なお第2回の公募は現在応募受付中です(2019年12月2日締め切り)。
チーム名 Mantra
代表者 石渡 祥之佑
所在地 東京都文京区
事業内容 マンガの自動翻訳エンジン・多言語配信プラットフォームの開発
URL https://mntr.jp https://pf.mntr.jp/
法人名 株式会社iMed Technologies
代表者 代表取締役CEO 河野 健一
所在地 東京都渋谷区
事業内容 脳梗塞・くも膜下出血に対する手術支援AI
URL https://imed-tech.co.jp/
法人名 株式会社イライザ
代表者 代表取締役CEO 曽根岡 侑也
所在地 東京都文京区
事業内容 AIによる需要予測と自然言語処理
URL https://elyza.ai/
チーム名 Jmees
代表者 松崎 博貴
所在地 千葉県柏市
事業内容 内視鏡手術支援AI
URL https://jmees.ml/
法人名 スマイルロボティクス株式会社
代表者 代表取締役 小倉 崇
所在地 東京都文京区
事業内容 外食産業向けロボット
URL https://www.smilerobotics.com/
法人名 エリー株式会社
代表者 代表取締役 梶栗 隆弘
所在地 東京都中野区
事業内容 シルク(蚕)フードの開発・販売
URL https://www.ellieinc.co.jp/
今回の採択にあたりMantraの石渡氏は、「私たちのミッションは世界中のマンガ作家とファンを正しくつなぐことです。 従来のマンガ翻訳のプロセスは煩雑・高コストであるため、海外では海賊版が氾濫しています。私たちは画像認識と自然言語処理の技術を組み合わせたマンガ専用の翻訳エンジンでこの課題を解決し、すべての作品が即時的かつ低コストで読者に届く世界を実現します。」と語ってくれています。
iMed Technologies社の河野氏は、「脳神経外科医師として16年間勤務してきましたが、医療現場で脳血管内手術の課題を感じ、『世界に安全な手術を届ける』という理念を掲げ、2019年4月に共同創業者の金子とiMed Technologiesを設立し起業しました。現在、くも膜下出血や脳梗塞に対する脳血管内治療のリアルタイム手術支援AIを開発中です。東大IPCの御支援を最大限に活用させて頂き、事業化を推進してまいります。」と語ってくれています。
ELYZA社の曽根岡氏は、「機械学習やDeep Learningという言葉は2010年代において広く普及しましたが、まだまだ技術・社会実装の両面において、多くの未解決問題が残っており、実用化という面では普及が進んでいないのが現状です。ELYZAでは、1. 現在パラダイムシフトが起きつつある自然言語処理(NLP)、2. 小売・製造業におけるAI活用(リテールテック)の2つに焦点を当てて、社会全体を巻き込むイノベーションを起こすべく研究開発を行なっています。今回のご支援を受け、今まで開発を行ってきたリテールテックにおける需要予測AIのサービス化を進めて参ります。」と語ってくれています。
Jmeesの松崎氏は、「私たちは外科手術を安全に行うために、術者をAIによって支援するシステムを開発しています。従来の手術では、熟練医が持つ優れた解剖構造の認識力、手術工程の計画力、術中の判断力全てがブラックボックスであるため、それらを習得するには多くの経験を積む必要があり習得が困難でした。私たちが開発するAI手術支援システムでは、手術映像をリアルタイムに解析し術者の認識力を支援することで、より安全に手術が行えるようにします。」と語ってくれています。
スマイルロボティクス社の小倉氏は、「飲食店でテーブルを自動で片付けるロボットを作っています。人手不足で困っている外食産業にロボット技術で少しでも貢献出来ればと思っています。現在3人のメンバーは全員が元Google (SCHAFT)でロボット開発をしてきた仲間です。不可能に挑戦し夢を現実に変えていくチャレンジは今も続いています。」と語ってくれています。
エリー社の梶栗氏は、「弊社は蚕を原料とした食品『シルクフード』の開発を進めるスタートアップです。昆虫食は資源利用効率が良く、地球環境に優しい次世代の食品です。弊社は、それに加えて、蚕の持つ機能性/栄養成分に着目して研究を進めています。世界では徐々に昆虫食市場が拡大し始めていますが、将来、その先陣を切る企業になるべく、当プログラムを通じて邁進して参ります。」と語ってくれています。
東大IPCは、1st Roundをはじめとするプレシード支援を通じて、東京大学関連ベンチャーの更なる裾野拡大を支援していきます。
東大IPCおよび1st Roundの目的について
東大IPCは、東京大学周辺のイノベーション・エコシステム拡大を担うべく、国立大学法人東京大学の100%出資で設立された投資事業会社です。
その1号ファンドである協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下、「IPC1号ファンド」)は、シード・アーリーステージの東京大学関連ベンチャーをハンズオンで支援する複数のベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)、そしてミドルステージ以降の東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行なっています。
東大IPC 1st Round(旧名称:東大IPC 起業支援プログラム)は、この投資活動を補完する取り組みです。本プログラムの目的は、ベンチャーキャピタルなどから出資を受ける前のプレシード段階にあるベンチャー企業や、これからベンチャーを立ち上げようとしているグループの中から、有望なものへ短期集中的な支援を実施することで、東京大学関連ベンチャーの裾野を拡大することにあります。
東大IPC 1st Round(旧名称:東大IPC 起業支援プログラム)の実績(2019年10月時点)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/25017/table/30_1.jpg ]
次回募集時期について
本プログラムは1年に2回実施しております。次回の公募開始時期は2020年4月頃を予定しております。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について
概要 東京大学関連のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷七丁目3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 大泉克彦
URL https://www.utokyo-ipc.co.jp
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、プレシード段階にあるベンチャー等に最大1000万円の支援を行う「東大IPC 1st Round(旧称:起業支援プログラム)」の第1回公募を2019年6月に実施しました。この度、Mantra、株式会社iMed Technologies、株式会社イライザ、Jmees、スマイルロボティクス株式会社、エリー株式会社、合計6社の採択を決定し、事業資金の提供と開発支援を開始しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/25017/30/resize/d25017-30-271158-0.jpg ]
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下、「東大IPC」)では、ベンチャーの起業を目指す現役学生、卒業生などの東京大学関係者や、起業をしてまもない東京大学関連ベンチャーに対し、事業化資金および経営支援を実施する「東大IPC起業支援プログラム」を、2017年9月より公募形式にて計3回実施してきました。
2019 年4月からは、各業界のリーディングカンパニーと共同で、支援対象・支援規模を大幅に拡大したコンソーシアム型のインキュベーションプログラム「東大IPC 1st Round」を開始し、初代コーポレート・パートナーとして、合計6社(JR東日本スタートアップ株式会社、芙蓉総合リース株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、三井不動産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社竹中工務店など)が参加しています。
この度、東大IPC 1st Round第1回目公募(2019年6月4日締め切り)による支援先を決定致しましたのでお知らせ致します。なお第2回の公募は現在応募受付中です(2019年12月2日締め切り)。
チーム名 Mantra
代表者 石渡 祥之佑
所在地 東京都文京区
事業内容 マンガの自動翻訳エンジン・多言語配信プラットフォームの開発
URL https://mntr.jp https://pf.mntr.jp/
法人名 株式会社iMed Technologies
代表者 代表取締役CEO 河野 健一
所在地 東京都渋谷区
事業内容 脳梗塞・くも膜下出血に対する手術支援AI
URL https://imed-tech.co.jp/
法人名 株式会社イライザ
代表者 代表取締役CEO 曽根岡 侑也
所在地 東京都文京区
事業内容 AIによる需要予測と自然言語処理
URL https://elyza.ai/
チーム名 Jmees
代表者 松崎 博貴
所在地 千葉県柏市
事業内容 内視鏡手術支援AI
URL https://jmees.ml/
法人名 スマイルロボティクス株式会社
代表者 代表取締役 小倉 崇
所在地 東京都文京区
事業内容 外食産業向けロボット
URL https://www.smilerobotics.com/
法人名 エリー株式会社
代表者 代表取締役 梶栗 隆弘
所在地 東京都中野区
事業内容 シルク(蚕)フードの開発・販売
URL https://www.ellieinc.co.jp/
今回の採択にあたりMantraの石渡氏は、「私たちのミッションは世界中のマンガ作家とファンを正しくつなぐことです。 従来のマンガ翻訳のプロセスは煩雑・高コストであるため、海外では海賊版が氾濫しています。私たちは画像認識と自然言語処理の技術を組み合わせたマンガ専用の翻訳エンジンでこの課題を解決し、すべての作品が即時的かつ低コストで読者に届く世界を実現します。」と語ってくれています。
iMed Technologies社の河野氏は、「脳神経外科医師として16年間勤務してきましたが、医療現場で脳血管内手術の課題を感じ、『世界に安全な手術を届ける』という理念を掲げ、2019年4月に共同創業者の金子とiMed Technologiesを設立し起業しました。現在、くも膜下出血や脳梗塞に対する脳血管内治療のリアルタイム手術支援AIを開発中です。東大IPCの御支援を最大限に活用させて頂き、事業化を推進してまいります。」と語ってくれています。
ELYZA社の曽根岡氏は、「機械学習やDeep Learningという言葉は2010年代において広く普及しましたが、まだまだ技術・社会実装の両面において、多くの未解決問題が残っており、実用化という面では普及が進んでいないのが現状です。ELYZAでは、1. 現在パラダイムシフトが起きつつある自然言語処理(NLP)、2. 小売・製造業におけるAI活用(リテールテック)の2つに焦点を当てて、社会全体を巻き込むイノベーションを起こすべく研究開発を行なっています。今回のご支援を受け、今まで開発を行ってきたリテールテックにおける需要予測AIのサービス化を進めて参ります。」と語ってくれています。
Jmeesの松崎氏は、「私たちは外科手術を安全に行うために、術者をAIによって支援するシステムを開発しています。従来の手術では、熟練医が持つ優れた解剖構造の認識力、手術工程の計画力、術中の判断力全てがブラックボックスであるため、それらを習得するには多くの経験を積む必要があり習得が困難でした。私たちが開発するAI手術支援システムでは、手術映像をリアルタイムに解析し術者の認識力を支援することで、より安全に手術が行えるようにします。」と語ってくれています。
スマイルロボティクス社の小倉氏は、「飲食店でテーブルを自動で片付けるロボットを作っています。人手不足で困っている外食産業にロボット技術で少しでも貢献出来ればと思っています。現在3人のメンバーは全員が元Google (SCHAFT)でロボット開発をしてきた仲間です。不可能に挑戦し夢を現実に変えていくチャレンジは今も続いています。」と語ってくれています。
エリー社の梶栗氏は、「弊社は蚕を原料とした食品『シルクフード』の開発を進めるスタートアップです。昆虫食は資源利用効率が良く、地球環境に優しい次世代の食品です。弊社は、それに加えて、蚕の持つ機能性/栄養成分に着目して研究を進めています。世界では徐々に昆虫食市場が拡大し始めていますが、将来、その先陣を切る企業になるべく、当プログラムを通じて邁進して参ります。」と語ってくれています。
東大IPCは、1st Roundをはじめとするプレシード支援を通じて、東京大学関連ベンチャーの更なる裾野拡大を支援していきます。
東大IPCおよび1st Roundの目的について
東大IPCは、東京大学周辺のイノベーション・エコシステム拡大を担うべく、国立大学法人東京大学の100%出資で設立された投資事業会社です。
その1号ファンドである協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下、「IPC1号ファンド」)は、シード・アーリーステージの東京大学関連ベンチャーをハンズオンで支援する複数のベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)、そしてミドルステージ以降の東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行なっています。
東大IPC 1st Round(旧名称:東大IPC 起業支援プログラム)は、この投資活動を補完する取り組みです。本プログラムの目的は、ベンチャーキャピタルなどから出資を受ける前のプレシード段階にあるベンチャー企業や、これからベンチャーを立ち上げようとしているグループの中から、有望なものへ短期集中的な支援を実施することで、東京大学関連ベンチャーの裾野を拡大することにあります。
東大IPC 1st Round(旧名称:東大IPC 起業支援プログラム)の実績(2019年10月時点)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/25017/table/30_1.jpg ]
次回募集時期について
本プログラムは1年に2回実施しております。次回の公募開始時期は2020年4月頃を予定しております。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について
概要 東京大学関連のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷七丁目3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 大泉克彦
URL https://www.utokyo-ipc.co.jp