SUSE、リアルタイム・エンタープライズLinuxをLF Energy SEAPATHに提供 ― 仮想化デジタル変電所の実現を推進
[26/10/05]
提供元:PRTIMES
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Savoir-faire Linuxとの協業により、SUSEはオープンソースのSEAPATHアーキテクチャ向けに、検証済みのリアルタイムOSサポートを提供する初のエンタープライズLinuxベンダーに
本プレスリリースは2026年9月15日に本社で発表したプレスリリースの抄訳です。
ルクセンブルク - 2026年9月15日 - ソブリン・オープンインフラストラクチャのリーディングカンパニーであるであるSUSE (日本法人:SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社 カントリーマネージャー 渡辺元) は本日、LF Energy SEAPATH向けにSUSE Linux Enterprise Real Timeを技術対応させたことを発表しました。Savoir-faire Linuxとの協業によって開発されたこのインテグレーションにより、電力系統運用事業者や機器ベンダーは、エンタープライズレベルのサポートを備えたオープンソース・プラットフォームを利用して、ソフトウェアで定義されたデジタル変電所を導入できるようになります。
今回の共同ソリューションは、SUSE Linux Enterprise Real TimeにKVM仮想化とクラスタリング・サポートを組み合わせたものです。これにより、電力系統運用事業者や産業機器ベンダーは、電力の管理・配電を担う重要な拠点であるデジタル変電所を導入し、インフラを近代化するための、堅牢でエンタープライズレベルのサポートを備えた選択肢を得ることができます。また今回の協業により、仮想化された保護・自動化ソリューションを提供する欧州の電力系統運用事業者やベンダーにとって、導入の選択肢が広がります。
再生可能エネルギーの導入拡大や電化の進展によって、従来型の電力網には大きな負荷がかかっています。こうした状況を背景に、電力事業者は専用ハードウェアからソフトウェアで定義されたアーキテクチャへの移行を進めています。LF Energyは、この移行を推進するためにSEAPATHを開発しました。SEAPATHは、デジタル変電所向けに、リアルタイム処理に対応したハードウェア非依存の基盤を提供します。
■SEAPATHにおけるエンタープライズ向けの選択肢を拡大
オランダの電力系統運用事業者であるAllianderが実施した初期性能検証では、SUSEのリアルタイムカーネルが、高電圧電力網の保護に求められる30ミリ秒未満という厳格なレイテンシ要件を満たすことが確認されました。これによりSUSEは、SEAPATHアーキテクチャをサポートする初の商用Linuxベンダーとなりました。
SUSEのChief AI and Strategy Officerであるフランク・フェルドマン(Frank Feldmann)は、次のように述べています。
「電力網は世界で最も重要な社会インフラの一つであり、その近代化には、オープン性、信頼性、長期的なサポートを兼ね備えたテクノロジーが求められます。SUSE Linux Enterprise Real TimeをSEAPATHに対応させることで、送電・配電事業者に対し、ソフトウェアで定義された変電所を構築するための、エンタープライズレベルのサポートを備えた新たな選択肢を提供します。特に欧州の事業者にとって、これは重要インフラに対する技術的な選択肢とコントロールを広げるとともに、デジタル主権の実現を支援する道筋となります。」
今回の取り組みは、フランスのRTEやオランダのAllianderなど、SEAPATHに参画する欧州の主要な電力系統運用事業者によって大きく推進されています。これらの事業者は、重要なサプライチェーンに伴うリスクを低減し、欧州の技術的主権を維持するとともに、電力網に関わるさまざまな事業者間での相互運用性を高めるため、オープンソースのソフトウェアスタックを重視しています。
SEAPATH環境向けのSUSEエンタープライズ・サブスクリプションには、テクニカルサポート、セキュリティメンテナンス、長期的なライフサイクル管理が含まれます。
■SEAPATHの産業エコシステムを強化
LF Energy SEAPATH Technical Steering Committee議長のEloi Bail氏は、次のように述べています。
「持続可能なマルチベンダー・エコシステムの構築は、SEAPATHの中核となる考え方です。SUSE Linux Enterpriseを統合し、プロジェクトが定める技術要件およびテストフレームワークに基づいて評価することで、SUSEは、仮想化への移行を進める電力系統運用事業者に対して、実装およびサポートに関する新たな選択肢を提供します。また、電力網の保護・制御に不可欠なコンポーネントである、仮想化されたインテリジェント電子デバイス(IED)を市場に投入する保護・自動化ソリューションのベンダーにとっても、新たな選択肢となります。選択肢を広げることこそ、SEAPATHのようなオープンプラットフォームが実現すべきものです。」
今回の取り組みは、SEAPATHのような産業向けオープンソース・アーキテクチャにエンタープライズ・テクノロジーを組み込む上で、専門的なエンジニアリングおよび統合のノウハウが果たす役割も示しています。
Savoir-faire LinuxのExecutive Vice-PresidentであるChristophe Villemer氏は、次のように述べています。
「Savoir-faire Linuxの役割は、テクノロジープロバイダーや電力事業者が、SEAPATHのリファレンス・アーキテクチャを実際に導入可能な産業向けソリューションへと展開できるよう支援することです。SUSEとの協業では、SUSEが持つエンタープライズLinuxに関する専門知識と、当社が持つSEAPATHのリアルタイム性、高可用性、統合要件に関する深い知見を組み合わせました。その成果として、SEAPATHエコシステムに、エンタープライズレベルのサポートを備えた新たな選択肢を提供するとともに、仮想化された保護・制御システムの産業分野での導入拡大に向けた、さらなる一歩を踏み出すことができました。」
SUSEとSavoir-faire Linuxは、今回の協業と技術的な実装内容について、ベルリンで開催されるLF Energy Summit Europeで発表します。
■ SUSEについて
SUSEは、ハイブリッドAIが稼働するソブリン・オープンインフラストラクチャのリーディングカンパニーです。30年以上にわたるオープンソース・コミュニティとの協業を基盤に、オープンソースのイノベーションを、ミッションクリティカルな環境に対応する安全でエンタープライズグレードのソリューションへと発展させています。選択肢と中立性を重視するSUSEは、あらゆるLinuxおよびKubernetesディストリビューションを管理できる唯一のプラットフォームを提供しています。SUSEのオープンインフラストラクチャ・プラットフォームとパートナーエコシステムを通じて、ITリーダーは、自社のデータ、予算、そしてソブリンAI戦略を自らコントロールできるようになります。SUSEのソリューションは、開発者のワークステーションやオンプレミスのデータセンターから、マルチクラウド、さらには最もエッジに近い環境まで、ハイブリッドな環境に導入できます。また、SAP向けに最適化していることが認定されています。SUSEでは選択肢が生まれます。詳しくはSUSEのWebサイトをご覧ください。
■ Savoir-faire Linuxについて
Savoir-faire Linuxは、組み込みシステム、Linux、ミッションクリティカルな産業向けプラットフォームを専門とするオープンソース・ソフトウェアエンジニアリング企業です。Savoir-faire LinuxはLF Energyのメンバーであり、LF Energy SEAPATHプロジェクトの共同創設者でもあり、LF Energy SEAPATHプロジェクトに対する長年にわたる貢献者として、電力事業者、機器メーカー、テクノロジープロバイダーを支援しています。
本プレスリリースは2026年9月15日に本社で発表したプレスリリースの抄訳です。
ルクセンブルク - 2026年9月15日 - ソブリン・オープンインフラストラクチャのリーディングカンパニーであるであるSUSE (日本法人:SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社 カントリーマネージャー 渡辺元) は本日、LF Energy SEAPATH向けにSUSE Linux Enterprise Real Timeを技術対応させたことを発表しました。Savoir-faire Linuxとの協業によって開発されたこのインテグレーションにより、電力系統運用事業者や機器ベンダーは、エンタープライズレベルのサポートを備えたオープンソース・プラットフォームを利用して、ソフトウェアで定義されたデジタル変電所を導入できるようになります。
今回の共同ソリューションは、SUSE Linux Enterprise Real TimeにKVM仮想化とクラスタリング・サポートを組み合わせたものです。これにより、電力系統運用事業者や産業機器ベンダーは、電力の管理・配電を担う重要な拠点であるデジタル変電所を導入し、インフラを近代化するための、堅牢でエンタープライズレベルのサポートを備えた選択肢を得ることができます。また今回の協業により、仮想化された保護・自動化ソリューションを提供する欧州の電力系統運用事業者やベンダーにとって、導入の選択肢が広がります。
再生可能エネルギーの導入拡大や電化の進展によって、従来型の電力網には大きな負荷がかかっています。こうした状況を背景に、電力事業者は専用ハードウェアからソフトウェアで定義されたアーキテクチャへの移行を進めています。LF Energyは、この移行を推進するためにSEAPATHを開発しました。SEAPATHは、デジタル変電所向けに、リアルタイム処理に対応したハードウェア非依存の基盤を提供します。
■SEAPATHにおけるエンタープライズ向けの選択肢を拡大
オランダの電力系統運用事業者であるAllianderが実施した初期性能検証では、SUSEのリアルタイムカーネルが、高電圧電力網の保護に求められる30ミリ秒未満という厳格なレイテンシ要件を満たすことが確認されました。これによりSUSEは、SEAPATHアーキテクチャをサポートする初の商用Linuxベンダーとなりました。
SUSEのChief AI and Strategy Officerであるフランク・フェルドマン(Frank Feldmann)は、次のように述べています。
「電力網は世界で最も重要な社会インフラの一つであり、その近代化には、オープン性、信頼性、長期的なサポートを兼ね備えたテクノロジーが求められます。SUSE Linux Enterprise Real TimeをSEAPATHに対応させることで、送電・配電事業者に対し、ソフトウェアで定義された変電所を構築するための、エンタープライズレベルのサポートを備えた新たな選択肢を提供します。特に欧州の事業者にとって、これは重要インフラに対する技術的な選択肢とコントロールを広げるとともに、デジタル主権の実現を支援する道筋となります。」
今回の取り組みは、フランスのRTEやオランダのAllianderなど、SEAPATHに参画する欧州の主要な電力系統運用事業者によって大きく推進されています。これらの事業者は、重要なサプライチェーンに伴うリスクを低減し、欧州の技術的主権を維持するとともに、電力網に関わるさまざまな事業者間での相互運用性を高めるため、オープンソースのソフトウェアスタックを重視しています。
SEAPATH環境向けのSUSEエンタープライズ・サブスクリプションには、テクニカルサポート、セキュリティメンテナンス、長期的なライフサイクル管理が含まれます。
■SEAPATHの産業エコシステムを強化
LF Energy SEAPATH Technical Steering Committee議長のEloi Bail氏は、次のように述べています。
「持続可能なマルチベンダー・エコシステムの構築は、SEAPATHの中核となる考え方です。SUSE Linux Enterpriseを統合し、プロジェクトが定める技術要件およびテストフレームワークに基づいて評価することで、SUSEは、仮想化への移行を進める電力系統運用事業者に対して、実装およびサポートに関する新たな選択肢を提供します。また、電力網の保護・制御に不可欠なコンポーネントである、仮想化されたインテリジェント電子デバイス(IED)を市場に投入する保護・自動化ソリューションのベンダーにとっても、新たな選択肢となります。選択肢を広げることこそ、SEAPATHのようなオープンプラットフォームが実現すべきものです。」
今回の取り組みは、SEAPATHのような産業向けオープンソース・アーキテクチャにエンタープライズ・テクノロジーを組み込む上で、専門的なエンジニアリングおよび統合のノウハウが果たす役割も示しています。
Savoir-faire LinuxのExecutive Vice-PresidentであるChristophe Villemer氏は、次のように述べています。
「Savoir-faire Linuxの役割は、テクノロジープロバイダーや電力事業者が、SEAPATHのリファレンス・アーキテクチャを実際に導入可能な産業向けソリューションへと展開できるよう支援することです。SUSEとの協業では、SUSEが持つエンタープライズLinuxに関する専門知識と、当社が持つSEAPATHのリアルタイム性、高可用性、統合要件に関する深い知見を組み合わせました。その成果として、SEAPATHエコシステムに、エンタープライズレベルのサポートを備えた新たな選択肢を提供するとともに、仮想化された保護・制御システムの産業分野での導入拡大に向けた、さらなる一歩を踏み出すことができました。」
SUSEとSavoir-faire Linuxは、今回の協業と技術的な実装内容について、ベルリンで開催されるLF Energy Summit Europeで発表します。
■ SUSEについて
SUSEは、ハイブリッドAIが稼働するソブリン・オープンインフラストラクチャのリーディングカンパニーです。30年以上にわたるオープンソース・コミュニティとの協業を基盤に、オープンソースのイノベーションを、ミッションクリティカルな環境に対応する安全でエンタープライズグレードのソリューションへと発展させています。選択肢と中立性を重視するSUSEは、あらゆるLinuxおよびKubernetesディストリビューションを管理できる唯一のプラットフォームを提供しています。SUSEのオープンインフラストラクチャ・プラットフォームとパートナーエコシステムを通じて、ITリーダーは、自社のデータ、予算、そしてソブリンAI戦略を自らコントロールできるようになります。SUSEのソリューションは、開発者のワークステーションやオンプレミスのデータセンターから、マルチクラウド、さらには最もエッジに近い環境まで、ハイブリッドな環境に導入できます。また、SAP向けに最適化していることが認定されています。SUSEでは選択肢が生まれます。詳しくはSUSEのWebサイトをご覧ください。
■ Savoir-faire Linuxについて
Savoir-faire Linuxは、組み込みシステム、Linux、ミッションクリティカルな産業向けプラットフォームを専門とするオープンソース・ソフトウェアエンジニアリング企業です。Savoir-faire LinuxはLF Energyのメンバーであり、LF Energy SEAPATHプロジェクトの共同創設者でもあり、LF Energy SEAPATHプロジェクトに対する長年にわたる貢献者として、電力事業者、機器メーカー、テクノロジープロバイダーを支援しています。









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