分析システム環境を連携するTeradata分析エコシステムを発表
[12/03/09]
提供元:PRTIMES
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日本テラデータ、分析システム環境を連携するTeradata分析エコシステムを発表
-複数のDWHやデータマート、バックアップシステムなどを相互に利用し、投資の最適化とシステム全体の高可用性を同時に実現-
日本テラデータ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉川幸彦、以下テラデータ)は、Teradataデータウェアハウス(DWH)を中心とするデータ分析システムを有機的に連携させ、効率的に活用、管理する考え方である「Teradata分析エコシステム」を今回発表し、それを実現する主要ソフトウェアとして「Teradata Unity」、「Teradata Data Mover」、「Teradata Multi-System Manager」を、4月から順次発売していくことを発表します。
Teradata分析エコシステムは、Teradata DWHとそれを取り巻くさまざまなTeradata分析サーバーやバックアップサーバーが、各役割を生かしながら相互に補完し合い、企業の分析環境の可用性を高める考え方です。上記3つのソフトウェアのほか、既存のTeradata分析サーバー、Teradataデータベース、また構築支援サービスなどから構成されます。(※)
Teradataシステム間でデータのコピーと管理を行うTeradata Data Moverは4月末から販売開始し、ソフトウェア単体価格は1,200万円(税別)からを予定しています。統合監視ツールとしてシステム全体を運用するTeradata Multi-System Managerは6月末から販売開始し、ソフトウェア単体価格は2,000万円(税別)からを予定しています。複数のTeradataシステム全体にわたるクエリーのルーティングとデータベースの同期化を実現し、Teradata分析エコシステムの中核となるTeradata Unityは、今年9月末に販売開始予定です(価格未定)。
Teradata Unity、Teradata Data Mover、Teradata Multi-System Managerを導入することにより、次のことが可能となります。
・用途別に導入されている各分析サーバーが保有するテーブルやオブジェクトを、その重要度に応じて相互にバックアップし、また、設定に応じた更新や同期を行います。
・各分析サーバーの稼働状況を常にモニタリングし、障害時にはユーザーセッションやクエリーを自動制御で切り替え、別のシステムで実行できます。これにより、エンドユーザーへのサービス提供に対する影響が最低限に抑えられます。
・バックアップされたデータは、分析負荷の分散用としても用いることができ、ワークロードの最適化とシステム全体の効率的な活用ができます。
・分析サーバー同士の連携は、ネットワーク経由の遠隔地のサーバーとも可能なため、BCP(事業継続計画)の観点からも有効です。
Teradata分析エコシステムは、まずTeradataの分析サーバーを管理対象としますが、今後、随時Hadoopなどのさまざまな分析サーバーを取り込み、それぞれの特性を生かした有効活用を実現しながら、災害対策や負荷分散を実現していきます。これにより、企業の分析環境への投資の最適化と、システム全体の可用性を求めるレベルに高めていくことが可能となります。
【Teradata Unity、Teradata Data Mover、Teradata Multi-System Managerの主な機能】
これらの製品は単体でも利用可能で、お客様のニーズやビジネス上の優先度、プロジェクトの進捗などに合わせて選択できます。
・Teradata Unity
複数のTeradataシステム全体にわたるクエリーのルーティングとデータベースの同期化を実現します。冗長性を保つために複数システムに多重に配置されたデータベースとそのデータを同期し、また複数システム間でユーザーセッションやクエリーを自動制御でルーティングします。たとえば、主要システムの接続が切れた場合には、データを保持している別のシステムを特定し、そこに対してユーザークエリーの再実行を透過的に行うなど、極めて高いレベルの可用性の実現を可能にします。
・Teradata Data Mover
Teradataシステム間でのデータコピーを管理し、実行するツールです。システムレベルにとどまらず、任意のテーブルやオブジェクト、さらには行単位のレベルでのコピーが可能です。ロード用のスクリプトを不要にし、開発者や管理者の負担を軽減する設計になっています。また、コピー実行時に最適な手法やユーティリティを動的に選択する機能、また、ETLジョブとの連動やジョブスケジュール管理などの機能も備えています。
・Teradata Multi-System Manager
複数システム上の各種コンポーネントやプロセス、データの鮮度、さらにはアプリケーションの状態まで監視する統合監視ツールです。ステータスの表示やアラート発信、フェイルオーバー(障害時の自動切り替え)のサポートなど、システム全体を安定的に運用するためのアクションを実行します。監視対象はTeradataシステムやETLサーバー、BIサーバーなど、DWH関連システム全体です。複数システムにわたってコンポーネントやアプリケーション、またそれらに関する各種イベント間の相互依存関係を把握し、障害発生時には影響を受ける部分を特定して適切なアクションを自動的に実行します。
(※)Teradata分析エコシステムを構成する製品とサービス(上記以外)
Teradata目的別プラットフォーム・ファミリー、Teradataデータベース、Teradata Viewpoint、Teradataバックアップ、アーカイブ、リストアサービス、Teradataサポートサービス
Teradata分析エコシステムのついての詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.teradata-j.com/product/Analytical-Ecosystem/index.html
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◆ Teradata Corporationについて
テラデータ・コーポレーションは、データベース・ソフトウェア、データウェアハウス・アプライアンス、そしてエンタープライズ・アナリティクスを通じた、データウェアハウジングおよび統合マーケティング管理分野における世界最大規模の企業です。 http://www.teradata.com/
◆ 日本テラデータについて
日本テラデータ株式会社はテラデータ・コーポレーションの日本法人です。データベース・ソフトウェアおよび関連製品を中心に、ハードウェア・プラットフォーム、データウェアハウスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。
Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。
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-複数のDWHやデータマート、バックアップシステムなどを相互に利用し、投資の最適化とシステム全体の高可用性を同時に実現-
日本テラデータ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉川幸彦、以下テラデータ)は、Teradataデータウェアハウス(DWH)を中心とするデータ分析システムを有機的に連携させ、効率的に活用、管理する考え方である「Teradata分析エコシステム」を今回発表し、それを実現する主要ソフトウェアとして「Teradata Unity」、「Teradata Data Mover」、「Teradata Multi-System Manager」を、4月から順次発売していくことを発表します。
Teradata分析エコシステムは、Teradata DWHとそれを取り巻くさまざまなTeradata分析サーバーやバックアップサーバーが、各役割を生かしながら相互に補完し合い、企業の分析環境の可用性を高める考え方です。上記3つのソフトウェアのほか、既存のTeradata分析サーバー、Teradataデータベース、また構築支援サービスなどから構成されます。(※)
Teradataシステム間でデータのコピーと管理を行うTeradata Data Moverは4月末から販売開始し、ソフトウェア単体価格は1,200万円(税別)からを予定しています。統合監視ツールとしてシステム全体を運用するTeradata Multi-System Managerは6月末から販売開始し、ソフトウェア単体価格は2,000万円(税別)からを予定しています。複数のTeradataシステム全体にわたるクエリーのルーティングとデータベースの同期化を実現し、Teradata分析エコシステムの中核となるTeradata Unityは、今年9月末に販売開始予定です(価格未定)。
Teradata Unity、Teradata Data Mover、Teradata Multi-System Managerを導入することにより、次のことが可能となります。
・用途別に導入されている各分析サーバーが保有するテーブルやオブジェクトを、その重要度に応じて相互にバックアップし、また、設定に応じた更新や同期を行います。
・各分析サーバーの稼働状況を常にモニタリングし、障害時にはユーザーセッションやクエリーを自動制御で切り替え、別のシステムで実行できます。これにより、エンドユーザーへのサービス提供に対する影響が最低限に抑えられます。
・バックアップされたデータは、分析負荷の分散用としても用いることができ、ワークロードの最適化とシステム全体の効率的な活用ができます。
・分析サーバー同士の連携は、ネットワーク経由の遠隔地のサーバーとも可能なため、BCP(事業継続計画)の観点からも有効です。
Teradata分析エコシステムは、まずTeradataの分析サーバーを管理対象としますが、今後、随時Hadoopなどのさまざまな分析サーバーを取り込み、それぞれの特性を生かした有効活用を実現しながら、災害対策や負荷分散を実現していきます。これにより、企業の分析環境への投資の最適化と、システム全体の可用性を求めるレベルに高めていくことが可能となります。
【Teradata Unity、Teradata Data Mover、Teradata Multi-System Managerの主な機能】
これらの製品は単体でも利用可能で、お客様のニーズやビジネス上の優先度、プロジェクトの進捗などに合わせて選択できます。
・Teradata Unity
複数のTeradataシステム全体にわたるクエリーのルーティングとデータベースの同期化を実現します。冗長性を保つために複数システムに多重に配置されたデータベースとそのデータを同期し、また複数システム間でユーザーセッションやクエリーを自動制御でルーティングします。たとえば、主要システムの接続が切れた場合には、データを保持している別のシステムを特定し、そこに対してユーザークエリーの再実行を透過的に行うなど、極めて高いレベルの可用性の実現を可能にします。
・Teradata Data Mover
Teradataシステム間でのデータコピーを管理し、実行するツールです。システムレベルにとどまらず、任意のテーブルやオブジェクト、さらには行単位のレベルでのコピーが可能です。ロード用のスクリプトを不要にし、開発者や管理者の負担を軽減する設計になっています。また、コピー実行時に最適な手法やユーティリティを動的に選択する機能、また、ETLジョブとの連動やジョブスケジュール管理などの機能も備えています。
・Teradata Multi-System Manager
複数システム上の各種コンポーネントやプロセス、データの鮮度、さらにはアプリケーションの状態まで監視する統合監視ツールです。ステータスの表示やアラート発信、フェイルオーバー(障害時の自動切り替え)のサポートなど、システム全体を安定的に運用するためのアクションを実行します。監視対象はTeradataシステムやETLサーバー、BIサーバーなど、DWH関連システム全体です。複数システムにわたってコンポーネントやアプリケーション、またそれらに関する各種イベント間の相互依存関係を把握し、障害発生時には影響を受ける部分を特定して適切なアクションを自動的に実行します。
(※)Teradata分析エコシステムを構成する製品とサービス(上記以外)
Teradata目的別プラットフォーム・ファミリー、Teradataデータベース、Teradata Viewpoint、Teradataバックアップ、アーカイブ、リストアサービス、Teradataサポートサービス
Teradata分析エコシステムのついての詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.teradata-j.com/product/Analytical-Ecosystem/index.html
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◆ Teradata Corporationについて
テラデータ・コーポレーションは、データベース・ソフトウェア、データウェアハウス・アプライアンス、そしてエンタープライズ・アナリティクスを通じた、データウェアハウジングおよび統合マーケティング管理分野における世界最大規模の企業です。 http://www.teradata.com/
◆ 日本テラデータについて
日本テラデータ株式会社はテラデータ・コーポレーションの日本法人です。データベース・ソフトウェアおよび関連製品を中心に、ハードウェア・プラットフォーム、データウェアハウスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。
Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。
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