長門市と日立システムズが地方創生に向けて新型コロナウイルス感染防止と観光振興の両立をめざす実証実験を開始
[20/11/27]
提供元:PRTIMES
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観光客の属性に合わせた周遊プランやエリアごとの混雑状況をリアルタイムに配信
概要
山口県長門市(市長:江原 達也/以下、長門市)と株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、長門市内の観光施設や地元企業約30社の協力を得て、新型コロナウイルス感染拡大防止と観光産業活性化の両立をめざす実証実験を本年11月から開始しました。
本実証実験は、本年3月に長門市が日立システムズと締結した地方創生に向けた包括連携協定に基づく施策の一つであり、長門市内の主要な観光地計7か所に整備した「ながとフリーWi-Fi」を活用し、観光客の属性に合わせた周遊プランや観光エリアごとの混雑状況などの情報をプッシュ型でリアルタイムに配信するものです。
これにより、観光客に観光地の周遊や消費行動を促し、地域のさまざまな魅力を知ってもらうとともに3密を回避した安心・安全な旅を提供することで、満足度やリピート率を高めることをめざした新たな観光振興の取り組みを進めます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42324/48/resize/d42324-48-184032-1.png ]
背景
長門市は、人口減少と高齢化が顕著となる中で、地域資源を生かし、魅力ある地域づくりを進めていくための「まちづくりの指針」と「方向性」を示した「第2次長門市総合計画」を2017年に策定しました。その部門別計画として、「観光によるまちづくり」の実現に向けた施策を総合的かつ計画的に推進するため、「第2次長門市観光基本計画」を策定し、交流人口を増加させ、地域産業の担い手の育成や地場産業の振興につながる観光振興を重要な取り組みとして位置付け、「経済効果を実感できる観光振興」の実現をめざしています。
その一環として、長門市内の主要な観光地や交通の要所計7か所に無料で利用可能なWi-Fi環境「ながとフリーWi-Fi」を整備し、本年3月から供用を開始するとともに、日立システムズと包括連携協定を締結し、データ利活用による観光振興の実現をめざして取り組みを開始しました。取り組みの中で、「ながとフリーWi-Fi」の利用データの分析から、観光客の約95%が主要な観光地の1か所にしか立ち寄っていないことが判明しています。
また、ニューノーマル時代の地方自治体の観光振興においては、マイクロツーリズムに重点を置いた新たなニーズの取り込みに注力する一方で、3密を回避した安心・安全な旅の提供が求められています。
詳細
こうした背景を踏まえ、長門市と日立システムズは、長門市内の観光施設や地元企業約30社の協力を得て、新型コロナウイルス感染拡大防止と観光産業活性化の両立をめざす実証実験を開始しました。
具体的には、長門湯本温泉街や道の駅センザキッチン、元乃隅神社など、長門市内の主要な観光地計7か所に整備した「ながとフリーWi-Fi」(*1)を活用し、観光スポットや混雑状況の確認だけでなく、「ながとフリーWi-Fi」の利用時に入力するアンケート回答に基づいて、観光客の属性に合わせた周遊プランをプッシュ配信します。周遊プランの情報には近隣の観光エリアの各種情報がリアルタイムで配信されるため、当初は予定に無かった観光地や飲食店などへの訪問を促すことが可能になります。また、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、現在、混雑している観光エリアの情報を配信対象から除外し、逆に混雑している観光エリアに居る観光客にはリアルタイムな混雑状況を通知するなど、観光客が安心・安全に楽しめる旅のサポートをします。
これにより、長門市は観光客が自身の属性に合わせて提示された周遊プランを参考に、3密を回避しながら複数の観光地を周遊してもらうことで、観光の満足度やリピート率の向上をめざします。
(*1) 「ながとフリーWi-Fi」は、事前のアンケート回答など簡単な手続きのみで長門市内で利用ができるフリーWi-Fiサービスです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42324/48/resize/d42324-48-578642-2.png ]
長門市と日立システムズは、本実証実験を通じて、配信情報によって観光客の周遊行動にどのような変化が起こるか、また3密を回避できるよう観光エリアの混雑を分散できたかなどを分析します。また、「ながとフリーWi-Fi」から収集する情報をはじめ、ビッグデータを活用して長門市内の人流を分析することで、さらなるデータマーケティングへの活用として今後の観光振興施策につなげます。
長門市は、本実証実験を通じて、地元事業者の方に長門市の取り組みの成果を体感してもらい、日立システムズとの連携もより一層強化させ、「デジタル技術を活用した経済活性化」のさらなる推進に取り組みます。
また、日立システムズは、今後も長門市が掲げる「経済効果を実感できる観光振興」の実現に向けて、「ICTのチカラ」で長門市の取り組みを幅広く支援していきます。
■「デジタル技術を活用した経済活性化」の全体概要図
[画像3: https://prtimes.jp/i/42324/48/resize/d42324-48-282634-0.png ]
■長門市について
長門市は本州の最西北端、山口県の西北部に位置しています。東は萩市、南は下関市、美祢市に接し、北側には北長門海岸国定公園に指定される美しい日本海の風景が広がっています。長門市が長門国大津郡として成立したのは、大化改新により国郡里制が構築された7世紀後半と言われています。江戸時代には長州藩下で前大津と先大津の両宰判に分けられ、明治時代に入ると大小区制により区分されました。その後、郡制復活や市制・町村制施行、昭和の大合併などの編制を繰り返し、旧長門市、大津郡三隅町・日置町・油谷町となり、その1市3町が2005年3月22日に合併し、長門市としてスタートしました。
詳細は https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/ をご覧ください。
■日立システムズについて
株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。
詳細は https://www.hitachi-systems.com/ をご覧ください。
■お客さまからのお問い合わせ先
株式会社日立システムズ お問い合わせWebフォーム
https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html
*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
概要
山口県長門市(市長:江原 達也/以下、長門市)と株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、長門市内の観光施設や地元企業約30社の協力を得て、新型コロナウイルス感染拡大防止と観光産業活性化の両立をめざす実証実験を本年11月から開始しました。
本実証実験は、本年3月に長門市が日立システムズと締結した地方創生に向けた包括連携協定に基づく施策の一つであり、長門市内の主要な観光地計7か所に整備した「ながとフリーWi-Fi」を活用し、観光客の属性に合わせた周遊プランや観光エリアごとの混雑状況などの情報をプッシュ型でリアルタイムに配信するものです。
これにより、観光客に観光地の周遊や消費行動を促し、地域のさまざまな魅力を知ってもらうとともに3密を回避した安心・安全な旅を提供することで、満足度やリピート率を高めることをめざした新たな観光振興の取り組みを進めます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42324/48/resize/d42324-48-184032-1.png ]
背景
長門市は、人口減少と高齢化が顕著となる中で、地域資源を生かし、魅力ある地域づくりを進めていくための「まちづくりの指針」と「方向性」を示した「第2次長門市総合計画」を2017年に策定しました。その部門別計画として、「観光によるまちづくり」の実現に向けた施策を総合的かつ計画的に推進するため、「第2次長門市観光基本計画」を策定し、交流人口を増加させ、地域産業の担い手の育成や地場産業の振興につながる観光振興を重要な取り組みとして位置付け、「経済効果を実感できる観光振興」の実現をめざしています。
その一環として、長門市内の主要な観光地や交通の要所計7か所に無料で利用可能なWi-Fi環境「ながとフリーWi-Fi」を整備し、本年3月から供用を開始するとともに、日立システムズと包括連携協定を締結し、データ利活用による観光振興の実現をめざして取り組みを開始しました。取り組みの中で、「ながとフリーWi-Fi」の利用データの分析から、観光客の約95%が主要な観光地の1か所にしか立ち寄っていないことが判明しています。
また、ニューノーマル時代の地方自治体の観光振興においては、マイクロツーリズムに重点を置いた新たなニーズの取り込みに注力する一方で、3密を回避した安心・安全な旅の提供が求められています。
詳細
こうした背景を踏まえ、長門市と日立システムズは、長門市内の観光施設や地元企業約30社の協力を得て、新型コロナウイルス感染拡大防止と観光産業活性化の両立をめざす実証実験を開始しました。
具体的には、長門湯本温泉街や道の駅センザキッチン、元乃隅神社など、長門市内の主要な観光地計7か所に整備した「ながとフリーWi-Fi」(*1)を活用し、観光スポットや混雑状況の確認だけでなく、「ながとフリーWi-Fi」の利用時に入力するアンケート回答に基づいて、観光客の属性に合わせた周遊プランをプッシュ配信します。周遊プランの情報には近隣の観光エリアの各種情報がリアルタイムで配信されるため、当初は予定に無かった観光地や飲食店などへの訪問を促すことが可能になります。また、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、現在、混雑している観光エリアの情報を配信対象から除外し、逆に混雑している観光エリアに居る観光客にはリアルタイムな混雑状況を通知するなど、観光客が安心・安全に楽しめる旅のサポートをします。
これにより、長門市は観光客が自身の属性に合わせて提示された周遊プランを参考に、3密を回避しながら複数の観光地を周遊してもらうことで、観光の満足度やリピート率の向上をめざします。
(*1) 「ながとフリーWi-Fi」は、事前のアンケート回答など簡単な手続きのみで長門市内で利用ができるフリーWi-Fiサービスです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42324/48/resize/d42324-48-578642-2.png ]
長門市と日立システムズは、本実証実験を通じて、配信情報によって観光客の周遊行動にどのような変化が起こるか、また3密を回避できるよう観光エリアの混雑を分散できたかなどを分析します。また、「ながとフリーWi-Fi」から収集する情報をはじめ、ビッグデータを活用して長門市内の人流を分析することで、さらなるデータマーケティングへの活用として今後の観光振興施策につなげます。
長門市は、本実証実験を通じて、地元事業者の方に長門市の取り組みの成果を体感してもらい、日立システムズとの連携もより一層強化させ、「デジタル技術を活用した経済活性化」のさらなる推進に取り組みます。
また、日立システムズは、今後も長門市が掲げる「経済効果を実感できる観光振興」の実現に向けて、「ICTのチカラ」で長門市の取り組みを幅広く支援していきます。
■「デジタル技術を活用した経済活性化」の全体概要図
[画像3: https://prtimes.jp/i/42324/48/resize/d42324-48-282634-0.png ]
■長門市について
長門市は本州の最西北端、山口県の西北部に位置しています。東は萩市、南は下関市、美祢市に接し、北側には北長門海岸国定公園に指定される美しい日本海の風景が広がっています。長門市が長門国大津郡として成立したのは、大化改新により国郡里制が構築された7世紀後半と言われています。江戸時代には長州藩下で前大津と先大津の両宰判に分けられ、明治時代に入ると大小区制により区分されました。その後、郡制復活や市制・町村制施行、昭和の大合併などの編制を繰り返し、旧長門市、大津郡三隅町・日置町・油谷町となり、その1市3町が2005年3月22日に合併し、長門市としてスタートしました。
詳細は https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/ をご覧ください。
■日立システムズについて
株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。
詳細は https://www.hitachi-systems.com/ をご覧ください。
■お客さまからのお問い合わせ先
株式会社日立システムズ お問い合わせWebフォーム
https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html
*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。