横浜発 おもしろい画家 中島清之-日本画の迷宮 横浜美術館で回顧展を開催!
[15/09/25]
提供元:PRTIMES
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横浜ゆかりの画家、中島清之は、常に大きく作風を変えて観る者を驚かせたことから「変転の画家」と評されました。本展では、清之が貫いた思想や美意識はどういったものであったのか、その軌跡をたどります。
[画像1: http://prtimes.jp/i/13670/68/resize/d13670-68-857648-3.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/13670/68/resize/d13670-68-346584-0.jpg ]
明治・大正・昭和の激動の時代に、横浜に生きた画家、中島清之(なかじまきよし)[1899(明治32)年〜1989(平成元)年]。片岡球子の師として、あるいは、今日活躍する日本画家・中島千波(ちなみ)の父として、その名を知る人もあるかもしれません。
1915(大正4)年、画家を目指して16歳で京都から横浜に出てきた清之は、外国人が行き交い、舶来の珍しい品々が店先に並ぶ港町の進取の気風に、大きな刺激を受けました。会社勤めをしながら、休日は東京の松本(まつもと)楓(ふう)湖(こ)の画塾で伝統的な模写を学び、早朝や深夜に制作に勤しみ、25歳で日本美術院展覧会(院展)に初入選を果たします。
以降4度、院展にて日本美術院賞を受賞、後に同人として活躍しますが、豊かな才気と旺盛な好奇心はとどまるところを知らず、83歳で病に伏すまで、生き生きとした作品世界を展開しました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/13670/68/resize/d13670-68-443990-6.jpg ]
清之は、一見すると同じ画家とは思われないほど、常に新しい様式と手法に挑戦しつづけたことから、「変転の画家」と評されました。そのために「焦点が定まらない」といった厳しい批評を受けることもありました。自由奔放で、型に嵌(はま)らない作品群は、中島清之という作家像の焦点を絞り込もうとする鑑賞者を惑わせ、まるで「迷宮」に誘い込むかのような魅力を備えています。
寺社建築や仏像、古典芸能などの伝統美を精緻な描写で追求する一方で、モダンな都市の様相や現代風俗を軽妙洒脱に描き、時には抽象美術の手法も作品に採り入れることで、「いつも古いものと新しいものの反復作用を繰り返してきた」と、清之は語っています。鍛錬された技術にしばられることなく、古典とモダニズムの間を自在に行き来し、それらを見事に統合させた清之芸術は、溢れんばかりの創造のエネルギーに満ち、観る人の心をつかみます。
[画像4: http://prtimes.jp/i/13670/68/resize/d13670-68-439685-2.jpg ]
本展は、中島清之の16年ぶり(横浜では22年ぶり)の回顧展です。
初公開作品、さらに画稿やスケッチを含む約130点を展観し、青年期から最晩年に至る清之の画業をたどり、主題や技法への関心のありようとその変遷を探ります。大正から戦前・戦後の昭和という、社会や価値観が大きく変容する時代の中で、一見激しい作風の変化を示しながら、清之が貫いた思想や美意識はどういったものであったのか、編年的な構成により掘り下げていきます。
特設サイト
http://yokohama.art.museum/special/2015/nakajimakiyoshi/index.html
【展覧会概要】
横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮
会期:2015年11月3日(火・祝)〜2016年1月11日(月・祝)
休館日:木曜日、2015年12月29日(火)〜2016年1月2日(土)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
主催:横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
後援:横浜市
助成:公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
協力:みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社
チケット:
当日 前売 団体
一般 1,200円 1,000円 1,100円
大学・高校生 800円 700円 700円
中学生 400円 300円 300円
小学生以下 無料 無料 無料
65歳以上 1,100円 ― ―
(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
取扱い:横浜美術館(前売はミュージアムショップ)
セブン-イレブン店内マルチコピー機「セブンチケット」
スマートフォン・チケット「ティクシー」
※前売券販売期間:2015年9月25日(金)〜11月2日(月)
※団体は有料20名以上(要事前予約)
※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
※2015年11月3日(火・祝)は無料
※観覧日当日に限り「横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮」のチケットで横浜美術館コレクション展もご覧いただけます
※その他の割引料金については別途、お問合せください
[画像5: http://prtimes.jp/i/13670/68/resize/d13670-68-211792-7.jpg ]
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明治・大正・昭和の激動の時代に、横浜に生きた画家、中島清之(なかじまきよし)[1899(明治32)年〜1989(平成元)年]。片岡球子の師として、あるいは、今日活躍する日本画家・中島千波(ちなみ)の父として、その名を知る人もあるかもしれません。
1915(大正4)年、画家を目指して16歳で京都から横浜に出てきた清之は、外国人が行き交い、舶来の珍しい品々が店先に並ぶ港町の進取の気風に、大きな刺激を受けました。会社勤めをしながら、休日は東京の松本(まつもと)楓(ふう)湖(こ)の画塾で伝統的な模写を学び、早朝や深夜に制作に勤しみ、25歳で日本美術院展覧会(院展)に初入選を果たします。
以降4度、院展にて日本美術院賞を受賞、後に同人として活躍しますが、豊かな才気と旺盛な好奇心はとどまるところを知らず、83歳で病に伏すまで、生き生きとした作品世界を展開しました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/13670/68/resize/d13670-68-443990-6.jpg ]
清之は、一見すると同じ画家とは思われないほど、常に新しい様式と手法に挑戦しつづけたことから、「変転の画家」と評されました。そのために「焦点が定まらない」といった厳しい批評を受けることもありました。自由奔放で、型に嵌(はま)らない作品群は、中島清之という作家像の焦点を絞り込もうとする鑑賞者を惑わせ、まるで「迷宮」に誘い込むかのような魅力を備えています。
寺社建築や仏像、古典芸能などの伝統美を精緻な描写で追求する一方で、モダンな都市の様相や現代風俗を軽妙洒脱に描き、時には抽象美術の手法も作品に採り入れることで、「いつも古いものと新しいものの反復作用を繰り返してきた」と、清之は語っています。鍛錬された技術にしばられることなく、古典とモダニズムの間を自在に行き来し、それらを見事に統合させた清之芸術は、溢れんばかりの創造のエネルギーに満ち、観る人の心をつかみます。
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本展は、中島清之の16年ぶり(横浜では22年ぶり)の回顧展です。
初公開作品、さらに画稿やスケッチを含む約130点を展観し、青年期から最晩年に至る清之の画業をたどり、主題や技法への関心のありようとその変遷を探ります。大正から戦前・戦後の昭和という、社会や価値観が大きく変容する時代の中で、一見激しい作風の変化を示しながら、清之が貫いた思想や美意識はどういったものであったのか、編年的な構成により掘り下げていきます。
特設サイト
http://yokohama.art.museum/special/2015/nakajimakiyoshi/index.html
【展覧会概要】
横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮
会期:2015年11月3日(火・祝)〜2016年1月11日(月・祝)
休館日:木曜日、2015年12月29日(火)〜2016年1月2日(土)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
主催:横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
後援:横浜市
助成:公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
協力:みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社
チケット:
当日 前売 団体
一般 1,200円 1,000円 1,100円
大学・高校生 800円 700円 700円
中学生 400円 300円 300円
小学生以下 無料 無料 無料
65歳以上 1,100円 ― ―
(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
取扱い:横浜美術館(前売はミュージアムショップ)
セブン-イレブン店内マルチコピー機「セブンチケット」
スマートフォン・チケット「ティクシー」
※前売券販売期間:2015年9月25日(金)〜11月2日(月)
※団体は有料20名以上(要事前予約)
※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
※2015年11月3日(火・祝)は無料
※観覧日当日に限り「横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮」のチケットで横浜美術館コレクション展もご覧いただけます
※その他の割引料金については別途、お問合せください
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