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【XR教育×救急医療】最先端のXR技術を駆使した、救急医療教育における新たなサービスの構築と学術効果検証を開始

ビーライズ、救急医療教育におけるXR技術の活用のため学校法人京都橘学園及び株式会社Captain Ambulanceと共同研究契約締結




XR/AI技術を活用したシステム開発やデジタルツイン構築を手掛ける株式会社ビーライズ(本社:広島県広島市、代表取締役:波多間俊之、以下「ビーライズ」)は、学校法人京都橘学園(所在地:京都府京都市、理事長:片山傳生、以下「京都橘学園」)及び株式会社Captain Ambulance(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:河野多加志、以下「Captain Ambulance」)と共同研究契約を締結したことをお知らせいたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34037/80/34037-80-dca80f72fd99ca16f90bff76a3bc7e51-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本共同研究では、ビーライズの有するXR・AI・デジタルツイン技術と、京都橘学園が培ってきた高度な救急救命士教育、Captain Ambulanceが有する経験豊富な救急救命士有資格者のノウハウを融合させ、実践的かつ効果的な救急医療教育を実現する新たなサービスの構築を目指します。これにより、救急医療分野における社会課題の解決を図るとともに、地域社会の安心・安全の向上に資する革新的なソリューションの開発・提供を推進してまいります。
また、本ソリューションの救急救命士養成課程および現職教育への活用に関する学術的効果検証も併せて実施し、教育手法としての有効性を科学的に検証してまいります。

1. 背景

近年の医療・救急現場では、高齢化の進行や新興感染症への対応に加え、救急出動件数の大幅な増加により、現場が対応すべきニーズは一層多様化・複雑化しています。実際、全国の救急出動件数は令和5年(2023年)において約764万件と過去最多を記録し、10年間で約100万件以上増加しています(※総務省消防庁「救急・救助の現況」より)。
こうした状況下では、迅速かつ的確な判断と処置が不可欠であり、救急救命士をはじめとする医療従事者には、より高度な知識と技術が求められています。そのため、継続的かつ実践的な能力開発の必要性がこれまで以上に高まっています。

ビーライズは、これまでVR/AR/MRなどのXR技術を通じて、建設・製造・医療をはじめとする多彩な業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援してきました。また、医療教育に資するプロダクト開発を積極的に行っており、国立大学や医療機関と連携したソリューション開発経験を豊富に有しています。
京都橘大学 健康科学部救急救命学科は、地域社会の安心・安全を支える救急救命士を育成することを目的として、高度な専門知識と実践的なスキルを習得し、医療現場の最前線で活躍できる人材を養成しています。
株式会社Captain Ambulanceは、医療機関、自治体に対して、救急医療・病院経営・新規事業開発を中心とした戦略策定や政策実行支援を行っています。

このたびの共同研究契約により、XR技術の可能性を最大限に活かした救急医療現場に対応する教育ソリューションを構築し、実践的かつ効果的な教育を実現するための開発と研究を目指します。

2. 業務連携の概要と目的

- XR技術を活用した医療教育の革新最先端のXR技術(VR/MR等)を活用し、救急医療教育における教育効果の向上を目指したソリューション開発を行います。従来の訓練では実現が難しかった、臨場感とリアリティのある学習環境を提供することで、より効果的かつ効率的な教育手法を確立します。

- 社会課題の解決と地域社会の安全・持続的発展への貢献災害時や救急対応時に求められる即応力を高める教育ソリューションを提供することで、社会的課題の解決に貢献します。また、地域社会の安全性の向上と持続可能な発展を支える新たな教育プロダクトの開発を通じて、実践的かつ地域に根ざした人材育成を実現します。

- 救急救命士の新規教育および再教育の推進救急救命士をはじめとする医療従事者に対して、新規教育および就業後の継続教育の双方に対応した高効果な学習ソリューションの提供を目指します。これにより、より多くの救急救命士が、現場で求められる実践的な知識と技術を効果的に習得できることを目標とします。

- XR教育ソリューションの学術的効果検証新規教育および継続教育におけるXR技術の活用が、学習効果や臨床能力の向上に与える影響について、学術的な視点から効果検証を実施します。これにより、教育現場への実装に向けた根拠と改善点を明らかにし、教育の質のさらなる向上を図ります。

3. 今後の展望

本連携を通じ、XR技術を駆使した革新的な医療教育ソリューションを開発し、救急救命士や医療従事者に向けた革新的なサービスを提供します。これを通して、救急現場での適切な処置・判断能力を高め、災害時等での対応力強化を図り、救急需要対策にも貢献して参ります。なお、ビーライズは広島県が実施する「ひろしまサンドボックス サキガケプロジェクト」に採択されています。同プロジェクトは、デジタル技術を活用した前例のないビジネスの実装を目指す取り組みであり、本研究結果は同プロジェクトの一環としても活用されます。

4. 会社概要

- 株式会社ビーライズ所在地: 〒732-0822 広島県広島市南区松原町2-62 広島JPビルディング8F代表取締役: 波多間 俊之事業内容: XR(AR/VR/MR)ソフト開発・デジタルツイン構築、AIソリューション開発、3Dモデリング開発、Web/アプリ開発、映像制作・CG制作URL: https://berise.co.jp/

- 学校法人京都橘学園所在地: 〒607-8175 京都府京都市山科区大宅山田町34理事長:片山 傳生URL: https://www.tachibana-u.ac.jp/

- 株式会社Captain Ambulance所在地: 〒657-0081 兵庫県神戸市灘区田中町1丁目7-23 サンローゼ本山ビル 4Fフロア代表取締役: 河野 多加志事業内容: 医療等人材派遣事業、政策起業コンサルティング事業、政策事業化支援事業URL: https://captain-ambulance.com/

5. お問い合わせ先

株式会社ビーライズ 医療・防災XR事業部
担当者:菅近
TEL: 082-264-2600
E-mail: contact@berise.co.jp
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