【開催レポート】民泊「compass」 オープニングセレモニーを開催!サポーターの皆様に温かく見守られ、民泊施設を初お披露目
[24/12/27]
提供元:PRTIMES
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特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表 水取博隆)では、「キリンのとびら高等部」の高校生が取り組む事業として、空き家を活用した民泊施設の立ち上げ・運営をスタートすることとなり、2024年12月15日(日)に民泊「compass」のオープニングセレモニーを開催いたしました。
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民泊compassを立ち上げるキリンのとびら高等部の高校生
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オープニングセレモニーにご出席くださった皆様、キリンのとびらの子ども達とスタッフ
特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。
2024年4月に開校したフリースクール「キリンのとびら高等部」では、子ども達が「どのように働くか」や「どのように生きるか」など、さまざまな選択肢をもって未来へ歩んでいくという考えのもと、空き家を活用した民泊施設の立ち上げ・運営を目指して取り組んでまいりました。
同年12月15日(日)、ついに民泊施設「compass」のオープニングセレモニーを開催いたしました。
当日は、同年7月に実施したクラウドファンディングにご支援くださった皆様をはじめ、日頃から当団体をご支援くださっているサポーターの皆様をお招きし、このたび民泊運営に挑戦するキリンのとびら高等部の高校生が民泊「compass」のロゴやコンセプトをご説明するとともに、ここに至るまでの取り組みについてご報告いたしました。
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民泊compassのコンセプトやロゴについて説明する様子
さらに、空き家を改修して新たに生まれ変わった民泊施設を実際にご見学いただきました。
サポーターの皆様やメディアの皆様に民泊施設をお披露目するのは、今回が初めてです。
人数の都合上、施設見学は2グループに分かれて行われ、順番をお待ちいただいている間にはフリースクールに通う小中学生の子ども達が “復刻版・お福wapi” と題して、皆様に温かいお飲み物と手作りのクッキーをお出ししました。
なかには、これまで子どもカフェ「お福wapi」の活動に参加したことのない子ども達もおり、初めは緊張が見えましたが、温かいサポーターの皆様のおかげであっという間に子ども達の顔にも笑顔がこぼれ日頃から応援してくださっている皆様に、感謝の気持ちを直接お伝えすることが出来て、子ども達にとっても有意義な機会となりました。
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民泊compassの施設見学の様子(玄関前にて)
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民泊compassの施設見学の様子(客室内にて)
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ご希望のドリンクをお伺いする様子
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手作りのクッキーについてご説明する様子
国内外問わず多くの旅行者が訪れる泉佐野市で、民泊を運営する高校生が今後目指すのは“オンリーワンの民泊“です。
宿泊されるお客様と地域を結ぶことで地域の魅力をご堪能いただき、子ども食堂やフリースクールに通う子ども達と触れ合える場をご提供することで、キリンこども応援団ならではの“特別な体験”をお楽しみいただけると考えております。
セレモニー当日には、高校生達が自ら作成した動画を用いながら、宿泊されるお客様に提供したい「心満たされる体験」や「泉佐野という“街”の魅力に触れる体験」についても、発表させていただきました。
民泊運営を通して高校生達が得る経験は、楽しいものばかりではなく、いずれ失敗や難しさを感じる時も訪れるでしょう。
しかしながら、これらの経験が彼らに「どのように働くか」「どのように生きるか」について考える機会を与えてくれると考えております。
現在、民泊「compass」は実際にお客様をお迎えするための最終準備を進めており、2025年2月の開業を予定しております。
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民泊compass・土間
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民泊compass・リビング
<オープニングセレモニーを終えた高校生のコメント>
・緊張しましたが、たくさんのサポーターの方にお越しいただいて、セレモニーを無事に終えることができました。民泊開業に向けた準備に取り組む中で、自分自身のコミュニケーションへの興味や意識が変わったと感じています。「compass」で大切にしなければいけない心満たされる体験とは、何か特別なことではなく、偶然に出会える街の人との交流であったり、外国人の方にとっては日本の日常や生活に触れてもらうことなのだと、民泊研修で学びました。学んだことを活かして、僕自身も泊まりに来てくれた方との出会いを楽しみたいです。
・高等部に入学してから民泊開業に向けた準備を約半年間してきました。特に、コンセプトを決める時は何度も話し合いを重ねて、2か月かけてコンセプトを決定しました。慣れない会議に話し合いが進まない時もありましたが、やがてアイデアが膨らんできて、会議の楽しさややりがいを感じることができました。ロゴ制作でも、以前よりアイデアの引き出しが増えて、自分の成長を実感しています。ここでしかできない特別な体験を、泊まりにきてくださる方と一緒に見つけながら、大切に重ねていけたらいいなと思っています。
<ドリンクとクッキーをお出しした小中学生のコメント>
・お名前とご希望のお飲み物を聞く時は、すごく緊張しました。勇気を出して話してみたら、にっこり笑ってくださったので、すごくホッとしました。優しくしてくださって、お話するのが楽しかったです。
・手作りのスノーボールクッキーについて、「どうやって作るの?」「作る時、どんなところが難しいの?」とたくさん質問してくださいました。一つひとつの重さを同じにしながら生地を切り分けていくところが難しかったことを話したり、楽しくコミュニケーションをとることができて、嬉しかったです。
・たくさんのサポーターの皆さんが来てくれて、私は初めて会う方がほとんどだったので緊張しましたが、「いつもありがとうございます!」と自分の口から直接感謝を伝えることができて良かったです。
<代表 水取のコメント>
195人という多くの皆様にご支援いただきました夏のクラウドファンディングを経て、ついに民泊「compass」のオープニングセレモニーを執り行うことが出来ました。
これもひとえに皆様からの温かいご支援のおかげと深く深く感謝しております。本当にありがとうございます。
高校生の子ども達は、店名やコンセプト、ロゴを考えるところから取り組みをスタートさせ、特にコンセプトの決定には多くの時間を費やしましたが、今後民泊運営を進めていくうえで“核”となる部分であり、折に触れて子ども達が立ち返るものであるからこそ、納得いくまで時間をかけて話し合いをしました。
ついに、民泊compassのストーリーが始まります。compassでこれからどんな出会いがあるのか、子ども達がどんな経験を重ねて成長していくのか、私自身もとても楽しみです。
実施概要
イベント名:民泊施設「compass」オープニングセレモニー
日時:2024年12月15日(日) 13:00〜15:00
場所:民泊施設compass・キリンの家まちば拠点(〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9-3)
参加者:日頃から当団体をご支援くださっている方、クラウドファンディングにご支援くださった方、フリースクールキリンのとびらの小中高生、スタッフ
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■民泊 compass について
この施設のコンセプトは「高校生がつくる民泊に訪れる旅人へ、安らげる居場所と心満たされる体験を」です。このコンセプトを元に考えた店名が「compass」です。
ロゴデザインについては、まず店名の羅針盤をイメージしつつ羅針盤のデザインを派生させ、人との関わりを大切にしていきたいところから、縁起の良い水引を採用いたしました。線もひと繋ぎにし、人との繫がりを表現しています。さらに、方角を指すN(極)とS(極)をロゴに表し、磁石のように、人が引き寄せられるよう集まり、繋がれる場所になってほしい願いも表現しています。
compassは泊まりに来てくれた方を「旅人」として、【民泊施設で過ごした特別な時間や体験】が旅人たちを次の新たな景色へ導き、行く先を明るく照らしてほしい。
そういった私たちの願いが店名「compass」に込められています。
■フリースクールキリンのとびら高等部について
「キリンのとびら高等部」は、キリンこども応援団の理念である「子ども達が未来に踏み出せる場所を創造する」を体現する場所です。フリースクールで繋がる子ども達の中には、得意なこと・苦手なことがはっきりしている子どもが多いですが、苦手なことを人に合わせて生きていくのではなく、得意なことで社会と繋がり自分のペースで輝きながら生きていってほしいと強く思います。
だからこそ、「キリンのとびら高等部」では、通信制高校である代々木高等学校と提携し高校卒業資格の取得フォローを行うとともに、仕事体験「キリンのとびラボ」において現役のプロのフリーランスの方や地域の経営者のサポートを受けながら、自分の得意を活かし仕事としていけるよう、さまざまな活動を3年間実施していきます。また、フリースクールキリンのとびらと同じく、スタッフの伴走支援・精神的なフォローも行いながら、子ども達とともに歩んでいきたいと思います。
子ども達が自分のペースで生き方・働き方を探求する3年間を過ごし、「キリンのとびら高等部」卒業時には「進学」「就職」「起業(フリーランス)」など自分の生き方を自ら選択できるようサポートします。
開校初年度となった2024年度は、民泊施設の立ち上げ・運営を目指してクラウドファンディングにも挑戦しました。195人という多くの皆様のご支援いただき、目標金額の113%を達成することができました。
民泊施設の改修工事を経て、ついに高校生による民泊運営がスタートいたします。
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CAMPFIREクラウドファンディングHP【達成済】
https://camp-fire.jp/projects/view/755630?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年〜高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。
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■法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
URL :https://kirin-npo.com/
■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に236ヵ所設置されています。(2024年9月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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