五木寛之、初のテーマ別作品集 最新刊第5弾!『五木寛之セレクションV【恋愛小説集】』刊行!五木寛之の二大恋愛小説「燃える秋」と「冬のひまわり」を収録。対談解説に見城徹登場!
[24/11/05]
提供元:PRTIMES
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東京書籍株式会社は、2024年10月28日に書籍『五木寛之セレクションV【恋愛小説集】』(五木 寛之/著)を発売いたしました。
解説
五木寛之の二大恋愛小説がここに甦る!
灼熱の夏ペルシャと、熱狂の鈴鹿サーキットを舞台に、女性の生き方を問う、愛の幻と旅立ちの2つの物語。
見城徹との「対談解説」(36頁)では、作品誕生秘話と作品世界を詳述。
五木寛之と見城徹の時空を超えた「二人の物語」にも注目。
五木寛之の書き下ろしエッセイと同時代評論を掲載。
武満徹作曲の映画主題歌の譜面も掲載。
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目次
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燃える秋
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冬のひまわり
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対談解説(五木寛之×見城徹)
著者情報
著者
五木寛之(イツキ ヒロユキ)
1932年(昭和7年)9月福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。
戦後、北朝鮮平壌より引揚げ。52年早稲田大学ロシア文学科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらば モスクワ愚連隊』第6回小説現代新人賞で作家デビュー。67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で第10回吉川英治文学賞を受賞、2002年、第50回菊池寛賞、09年にNHK放送文化賞、10年に『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
著書に『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『蓮如』『風に吹かれて』『大河の一滴』など多数。翻訳にリチャード・バック『かもめのジョナサン』、ブルック・ニューマン『リトルターン』など。
対談者
見城 徹(ケンジョウ トオル)
1950年静岡県清水市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、廣済堂出版を経て75年、角川書店に入社。「野性時代」副編集長を経て「月刊カドカワ」編集長に就任、部数を30倍に伸ばす。5本の直木賞作品を始め数々のヒット作を生み出し、41歳にして取締役編集部長に。93年、角川書店を退社し幻冬舎を設立。五木寛之『大河の一滴』、石原慎太郎『弟』、郷ひろみ『ダディ』、村上龍『13歳のハローワーク』、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』など30年間で25冊ものミリオンセラーを世に送り出す。
著書に『編集者という病い』『異端者の快楽』『たった一人の熱狂』『読書という荒野』、藤田晋との共著に『憂鬱でなければ、仕事じゃない』『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』、松浦勝人との共著に『危険な二人』、林真理子との共著に『過剰な二人』などがある。
内容紹介
『燃える秋』
五木文学最高の恋愛小説と呼ばれる「燃える秋」。祇園祭の京都から灼熱のペルシャへ。男たちの愛のささやきに揺れるヒロイン亜希は、自らの生き方をもとめて灼熱のペルシャを彷徨う。市場の片隅で出会う老女と幼女が、亜希の人生を紡いでいく。ペルシャ絨毯が織り成す、愛の幻と旅立ちの物語。
映画化もされた空前の大ヒット作。映画音楽は、作詞:五木寛之、作曲:武満徹。本書では貴重な楽譜も掲載。
対談解説は、幻冬舎社長の見城徹。なぜ、見城徹なのか。幻冬舎の名付け親はたしかに五木寛之だが、それは理由ではない。いやむしろ、「燃える秋」の解説は見城徹以外には考えられなかった。なぜなら、見城徹こそが、角川書店時代に「野性時代」誌において「燃える秋」を生み出したからであった。
見城徹の熱狂と、五木寛之の優しさが出会うことによって「燃える秋」は誕生した。
時空を超えた「二人の物語」を、是非、本書の対談解説で味わっていただきたい。
『冬のひまわり』
同時収録の「冬のひまわり」。これも五木文学における代表的な恋愛小説だ。夏の鈴鹿サーキット「8時間耐久レース」。レーサーたちは、ただひたすらにゴールを目指し続け、その先に海が見えることを知らない。観客席のスタンドの外れには、海が見える唯一の場所がある。ヒロイン麻子は、16歳の時にふとしたことで、この海の見える場所で青年と出会う。忘れられない初恋、胸の感触。以来、二人は何年も何年も、鈴鹿サーキットの度に、レーサーではなく、海の見える場所で逢瀬を重ねていく。サーキットの轟音の中の静かな波の音。恋愛小説屈指の名場面であり、この場所には記念碑が立てられたという。
やがて20年の歳月をえて、麻子は決断を迫られる。
鈴鹿サーキットが織り成す、愛の幻と旅立ちの物語。
「冬のひまわり」という象徴的なタイトルは何を意味するのか。
五木文学を代表する2編の恋愛小説を収録した『五木寛之セレクション第5巻 恋愛小説集』は、見城徹の対談解説とあいまって、なんとも贅沢な1冊となった。
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五木寛之セレクションI〜V
<概要>
『五木寛之セレクションV【恋愛小説集】』
■五木 寛之/著
■定価1,980円(本体1,800円+税10%)
■四六判・408頁
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81452/
東京書籍株式会社
東京書籍は1909(明治42)年創業。「教育と文化を通じて人づくり」を企業理念とし、新しい時代に挑戦する個性的、創造的な人材の育成を目指しています。小・中・高等学校の教科書発行部数が最多の教科書業界最大手の出版社です。近年、デジタル教科書など教育用デジタルコンテンツの開発・販売にも注力しています。その他、教育総合ポータルサイト運営、学力・体力テストなどの各種評価事業、一般書籍の発行など教育と文化に係る幅広い事業活動を行っています。