フェンディ 2022年春夏メンズコレクション
[21/06/20]
提供元:PRTIMES
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FENDI MEN’S SPRING/SUMMER 2022 COLLECTION
[画像: https://prtimes.jp/i/3876/159/resize/d3876-159-215060-0.jpg ]
2021年6月19日(土)午後2時(イタリア現地時間)、フェンディが本拠を構える「イタリア文明宮(Palazzo della Civiltà Italiana)」(所在地:Quadrato della Concordia 3, Rome)にてシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)による2022年春夏メンズコレクションが発表されました。
「イタリア文明宮」から景色を見渡すと、周囲にはローマの七丘やアペニン山脈の風景が広がり、地中海を垣間見ることもできます。自然と建築物が壮大なキャンバスの中に溶け込み1日の無限に変化していく光の中で一帯のダイナミックな地形がくっきりと浮かび上がります。「物事をどのように見るか、そしてどこから見るかをこれほど大切に感じたことはありません」とアクセサリー、およびメンズコレクションのアーティスティック ディレクター シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)は語ります。「このような状況の時に、ユニークな視点から世界を眺めたことが、私たちの認識を変えました。そして私自身の認識も、あたかもローマを鳥瞰するかのように、この建物のアーチと屋上から見た光景が、世界に対する見方と強く結びつけられるようになりました。色彩と視点は絶えず変化していきます。1日中ローマの空のやわらかな色彩があまりにも美しいのでそれを今回のコレクションの焦点にしたいと思いました」
高い場所から世界を見下ろすように眺めた体験が、フェンディ 2022年春夏メンズコレクションにインスピレーションを与え、ラグジュアリーの未来に焦点を絞った、軽やかさと気軽さの豊かな相互作用を生み出しました。春の花と移りゆく空をそのまま写し取ったかのようなレモンとライム、アイスブルー、ラベンダー、ピスタチオとピオニーの繊細なパステルカラーが、トラバーチン、チョーク、グラファイトやスレートなど、鉱物の色合いと対比されています。フェンディから世界に贈る白昼夢のように、ローマの光景が、柄や形に移し替えられています。フェンディのアーカイブから見つけ出されたローマの図解入り地図が「フェンディ ランド(FENDI Land)」となり、そこには「イタリア文明宮」が中央に屹立し、テヴェレ川が建造物と街路の迷路を縫って流れるローマの地図が描かれ、手描き風のFFロゴが散りばめられています。そして「フェンディ アース(FENDI Earth)」と題する地形をシミュレーションする抽象的なモチーフが、リネンシルクのスーツ、ジャカードデニム、プラッシュクロッシェ
Tシャツやインターシャのシアリングにあしらわれています。
概念的な歪みが新たなボリューム感のテーラリングを探求しています。ハイブリッドな夏服の生地は、あらゆる素材、形や実用的なディテールを組み合わせています。ウールジャケットは胴で短く切り落とされ、あるいはナイロンオーガンザで分割され、ピークラペルのリネンブレザーにはペン用ポケットやイヤーポッド用の仕切りが付いています。ポケットは裾の下まで垂れ下がりジャケットのボタンはヒップまではずされマルチポケットのシティーショーツや、足首にスリットの入ったストレートトラウザーとともにシルエットを決めています。
新作アウターウェアは、フェンディのレザーアトリエの比類のない力を発揮します。通気性の良いトレンチコート、ゆったりしたウィンドチーターやオーバーシャツなどにはセレリアステッチでアクセントが加えられ、リバーシブル・スエード、カーフスキンやサステナブルな製品染めコットンなどにはエンボス加工のディテールが飾ります。
モノクロトーンを出すために、パリッとしたポプリンのシャツ生地や軽いカシミヤ織布のシャツには、同色のくるみボタンが使われています。一方、ミスマッチなジャカードの襟やストライプのコットンの袖を特色とするスタイルも登場。ニットは「フェンディアース」モチーフの工学的な輪郭に倣い、羽のように軽いカシミヤのインターシャアンサンブルを、ダブルカシミヤとリブあるいはクロッシェのコットンの2色のポロトップスに合わせています。クロッシェミンクのモックネックプルオーバーとTシャツは前身頃が短めで、フェンディ ループチャームを吊した実用的なベルトをのぞかせています。
アクセサリーコレクションは、遊び心たっぷりに現実逃避を表現し、日用品にフェンディのクラフツマンシップの極致を注ぎこみました。アリーナ(ARENA)とのコラボレーションによるスイミングゴーグルとスイミングキャップは、アイロニックな夏の必需品として、ピンポンラケットバッグに加わり、バゲット(Baguette)は細いウエストチェーンのジュエリーポーチとして縮小されます。ピーカブー(Peekaboo)はマットナイロンとして登場し、光沢のある縁やセレリアマクロステッチの仕上げを施されているのに対して、バゲットはたっぷりしたメッセンジャーバッグやパースペックスのクラッチとして戻ってきました。キャンバス地にFFロゴをあしらった新たな形のラゲッジは「魚眼」効果を生み出す膨らんだ側面を特徴とし、さらに「フェンディネス(Fendiness)」ユーティリティバックルが、ナイロンウェビングバックパックとクロスボディスタイルに用いられています。
フェンディ フロー (FENDI Flow)スニーカーが進化し、バックル付きのサンダルと、パステルのスリッポンニットスニーカーが登場します。FFロゴのバックル付きの柔らかなスエードのデザートブーツは、プラッシュやセレリアステッチを施したフラットフォームのダブルストラップサンダルとともに、今シーズンのアウトドアのインスピレーションを表しています。
ニコ・ヴァシェラーリ(Nico Vascellari)が監督したフェンディ 2022年春夏メンズコレクションの映像は、初期のサイエンス・フィクション映画へのオマージュとともに、ローマの風景に捧げる壮大な叙情歌です。「イタリア文明宮」がマッピングされる中モデルたちは合理主義建築の建造物の曲折を正確にたどり、日の光が薄れて夜が訪れると、フェンディ本社は華やかな脈打つ光のショーの中で命を吹きこまれます。この映像には、イタリアの作曲家、アレッサンドロ・コルティーニ(Alessandro Cortini)によってつくられた、恒星間旅行と上から見た巨大な情景にインスピレーションを受けた、シンセサイザートラックをフィーチャーするフェンディのために作られた9分間の電子音楽作品が使われています。
■ニコ・ヴァシェラーリ(Nico Vascellari)について
ローマを拠点に活動するアーテイスト。彼の作品は絶えずパフォーマンス、彫刻、ビデオ、多数のマルチメディア作品など、多様かつ異質な媒体をつなぎ、主に自然と人間の関係を探究しています。そのアプローチは、混成する社会階層に接触し深く
関わることを目指し、常に自身のアートとさまざまなオーディエンスとの対話を促そうとしています。
■アレッサンドロ・コルティーニ(Alessandro Cortini)について
イタリアのミュージシャン、ソングライター、作曲家。ナイン・インチ・ネイルズとの活動で知られ、ソロアーティストとしては耳に残るインストゥルメンタルエレクトロニックミュージックをリリースし、ダークなシンセティック、かつ映画的音楽の才能を発揮します。
[画像: https://prtimes.jp/i/3876/159/resize/d3876-159-215060-0.jpg ]
2021年6月19日(土)午後2時(イタリア現地時間)、フェンディが本拠を構える「イタリア文明宮(Palazzo della Civiltà Italiana)」(所在地:Quadrato della Concordia 3, Rome)にてシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)による2022年春夏メンズコレクションが発表されました。
「イタリア文明宮」から景色を見渡すと、周囲にはローマの七丘やアペニン山脈の風景が広がり、地中海を垣間見ることもできます。自然と建築物が壮大なキャンバスの中に溶け込み1日の無限に変化していく光の中で一帯のダイナミックな地形がくっきりと浮かび上がります。「物事をどのように見るか、そしてどこから見るかをこれほど大切に感じたことはありません」とアクセサリー、およびメンズコレクションのアーティスティック ディレクター シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)は語ります。「このような状況の時に、ユニークな視点から世界を眺めたことが、私たちの認識を変えました。そして私自身の認識も、あたかもローマを鳥瞰するかのように、この建物のアーチと屋上から見た光景が、世界に対する見方と強く結びつけられるようになりました。色彩と視点は絶えず変化していきます。1日中ローマの空のやわらかな色彩があまりにも美しいのでそれを今回のコレクションの焦点にしたいと思いました」
高い場所から世界を見下ろすように眺めた体験が、フェンディ 2022年春夏メンズコレクションにインスピレーションを与え、ラグジュアリーの未来に焦点を絞った、軽やかさと気軽さの豊かな相互作用を生み出しました。春の花と移りゆく空をそのまま写し取ったかのようなレモンとライム、アイスブルー、ラベンダー、ピスタチオとピオニーの繊細なパステルカラーが、トラバーチン、チョーク、グラファイトやスレートなど、鉱物の色合いと対比されています。フェンディから世界に贈る白昼夢のように、ローマの光景が、柄や形に移し替えられています。フェンディのアーカイブから見つけ出されたローマの図解入り地図が「フェンディ ランド(FENDI Land)」となり、そこには「イタリア文明宮」が中央に屹立し、テヴェレ川が建造物と街路の迷路を縫って流れるローマの地図が描かれ、手描き風のFFロゴが散りばめられています。そして「フェンディ アース(FENDI Earth)」と題する地形をシミュレーションする抽象的なモチーフが、リネンシルクのスーツ、ジャカードデニム、プラッシュクロッシェ
Tシャツやインターシャのシアリングにあしらわれています。
概念的な歪みが新たなボリューム感のテーラリングを探求しています。ハイブリッドな夏服の生地は、あらゆる素材、形や実用的なディテールを組み合わせています。ウールジャケットは胴で短く切り落とされ、あるいはナイロンオーガンザで分割され、ピークラペルのリネンブレザーにはペン用ポケットやイヤーポッド用の仕切りが付いています。ポケットは裾の下まで垂れ下がりジャケットのボタンはヒップまではずされマルチポケットのシティーショーツや、足首にスリットの入ったストレートトラウザーとともにシルエットを決めています。
新作アウターウェアは、フェンディのレザーアトリエの比類のない力を発揮します。通気性の良いトレンチコート、ゆったりしたウィンドチーターやオーバーシャツなどにはセレリアステッチでアクセントが加えられ、リバーシブル・スエード、カーフスキンやサステナブルな製品染めコットンなどにはエンボス加工のディテールが飾ります。
モノクロトーンを出すために、パリッとしたポプリンのシャツ生地や軽いカシミヤ織布のシャツには、同色のくるみボタンが使われています。一方、ミスマッチなジャカードの襟やストライプのコットンの袖を特色とするスタイルも登場。ニットは「フェンディアース」モチーフの工学的な輪郭に倣い、羽のように軽いカシミヤのインターシャアンサンブルを、ダブルカシミヤとリブあるいはクロッシェのコットンの2色のポロトップスに合わせています。クロッシェミンクのモックネックプルオーバーとTシャツは前身頃が短めで、フェンディ ループチャームを吊した実用的なベルトをのぞかせています。
アクセサリーコレクションは、遊び心たっぷりに現実逃避を表現し、日用品にフェンディのクラフツマンシップの極致を注ぎこみました。アリーナ(ARENA)とのコラボレーションによるスイミングゴーグルとスイミングキャップは、アイロニックな夏の必需品として、ピンポンラケットバッグに加わり、バゲット(Baguette)は細いウエストチェーンのジュエリーポーチとして縮小されます。ピーカブー(Peekaboo)はマットナイロンとして登場し、光沢のある縁やセレリアマクロステッチの仕上げを施されているのに対して、バゲットはたっぷりしたメッセンジャーバッグやパースペックスのクラッチとして戻ってきました。キャンバス地にFFロゴをあしらった新たな形のラゲッジは「魚眼」効果を生み出す膨らんだ側面を特徴とし、さらに「フェンディネス(Fendiness)」ユーティリティバックルが、ナイロンウェビングバックパックとクロスボディスタイルに用いられています。
フェンディ フロー (FENDI Flow)スニーカーが進化し、バックル付きのサンダルと、パステルのスリッポンニットスニーカーが登場します。FFロゴのバックル付きの柔らかなスエードのデザートブーツは、プラッシュやセレリアステッチを施したフラットフォームのダブルストラップサンダルとともに、今シーズンのアウトドアのインスピレーションを表しています。
ニコ・ヴァシェラーリ(Nico Vascellari)が監督したフェンディ 2022年春夏メンズコレクションの映像は、初期のサイエンス・フィクション映画へのオマージュとともに、ローマの風景に捧げる壮大な叙情歌です。「イタリア文明宮」がマッピングされる中モデルたちは合理主義建築の建造物の曲折を正確にたどり、日の光が薄れて夜が訪れると、フェンディ本社は華やかな脈打つ光のショーの中で命を吹きこまれます。この映像には、イタリアの作曲家、アレッサンドロ・コルティーニ(Alessandro Cortini)によってつくられた、恒星間旅行と上から見た巨大な情景にインスピレーションを受けた、シンセサイザートラックをフィーチャーするフェンディのために作られた9分間の電子音楽作品が使われています。
■ニコ・ヴァシェラーリ(Nico Vascellari)について
ローマを拠点に活動するアーテイスト。彼の作品は絶えずパフォーマンス、彫刻、ビデオ、多数のマルチメディア作品など、多様かつ異質な媒体をつなぎ、主に自然と人間の関係を探究しています。そのアプローチは、混成する社会階層に接触し深く
関わることを目指し、常に自身のアートとさまざまなオーディエンスとの対話を促そうとしています。
■アレッサンドロ・コルティーニ(Alessandro Cortini)について
イタリアのミュージシャン、ソングライター、作曲家。ナイン・インチ・ネイルズとの活動で知られ、ソロアーティストとしては耳に残るインストゥルメンタルエレクトロニックミュージックをリリースし、ダークなシンセティック、かつ映画的音楽の才能を発揮します。