銘酒誕生物語 広島・山口 米から極める清酒蔵を訪ねて WOWOWで放送
[09/12/22]
提供元:PRTIMES
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1月3日(日) 午前10:00 WOWOWで放送 [HV]
シリーズ第7弾。山口県と広島県の酒蔵を訪ね、
銘酒誕生に秘められたドラマを解き明かす大人のオリジナルドキュメンタリー。
人気シリーズ「銘酒誕生物語」の第7弾。今回は中国地方、山口県と広島県を訪れ、原料である「米」にこだわりその特性を引き出している清酒蔵を
紹介する。
山口県、澄川酒造場の「東洋美人」。先代の時にはあまり県内でも知られていなかったが、4代目である宣史氏が生産石数を200石から1,000石にまで
成長させ、今や全国鑑評会で常に上位を独占。酒米の王様と言われる「山田錦」を徹底的に追求して「稲をくぐり抜けてきた水」を目指している宣史氏。
特に地元で栽培された「山田錦」を使って醸した酒には「4 3 7 」「611」など生産番地をラベルに表記し、生産地毎の特性を生かした酒造りを行っている。
もうひとつは広島県、今田酒造の「富久長(ふくちょう)」。名実共に日本一の“女性杜氏”といえる美穂氏は、大学卒業後、大手百貨店勤務、
さらに能のプロデュースを経て蔵を継ぐと、それまでの機械に頼った酒造りを一掃し、全ての作業を手作業に替えた。酒蔵に生まれたとは言え、酒造りに
関しては全くの素人だった美穂氏。周囲も「どうせすぐ辞めるんだろう」くらいにしか思っていなかった。しかし、氏の造った酒は誰もが驚く銘酒へと変貌を遂げる。氏の酒造りへの思いは米にも及び、広島県産の幻の米「八反草」を数年かけて復活させることとなる。
番組では、取材地の風景や文化はもちろん、酒に合う料理等も合わせて紹介。「手造り」による真摯な酒造りに取り組む蔵人と世界に誇る日本の文化
「日本酒」の魅力をお伝えする。
取材先/「東洋美人(とうようびじん)」 澄川酒造場(山口県) 澄川宣史さん
「富久長(ふくちょう)」 今田酒造(広島県) 今田美穂さん
語り/佐々木蔵之介