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無学年式 AI×アダプティブラーニング「すらら」 インドネシアでも休校中の自宅学習をサポート

日本のノウハウで83.7%と高い活用率

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)は、新型コロナウイルス感染拡大により日本と同じように休校となっているインドネシアにおいても、従来行っていた授業内活用から自宅学習への切り替えを急遽行いました。すららネットと現地パートナーのPT. Surala Suluh Karsaが、自宅学習を行えるよう教師、保護者、児童へのサポートを行った結果、IDを持つ児童のうち83.7%と非常に高い活用率で自宅学習活用が行われています。また、日本と同様、インドネシアにおいても休校対応が必要な学校に対し無償でIDを提供し、自宅学習をサポートしています。




[画像1: https://prtimes.jp/i/3287/261/resize/d3287-261-744148-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/3287/261/resize/d3287-261-478590-1.jpg ]

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 1,000 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。2018年には政府の特待生「J-Startup企業」に認定、日本型教育の海外展開推進事業「EDU-Portニッポン」に選定され、EdTechをリードする企業として活動しています。

「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べる e-ラーニングシステムです。現在、インドネシア向けのインドネシア語版、スリランカ向けのシンハラ語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版があります。インドネシアにおいては、現地パートナー会社のPT. Surala Suluh Karsaと連携し、私立学校を中心に展開しています。

新型コロナウイルスの感染拡大による休校への対応として、すららネットは、国内の小中高校や学習塾、放課後等デイサービスなどの生徒10万人以上に、自宅学習用のID無償提供を実施しました。

すららネットが「Surala Ninja!」を提供しているインドネシアやスリランカにおいても、コロナウイルスの感染拡大に伴い休校となっています。これまで、インドネシアの小学校において「Surala Ninja!」は、授業内での活用として学校のパソコンルームで活用されてきました。インドネシアにおける学校の全国一斉休校に伴い、すららネットは自宅学習運用のサポートを実施しました。インドネシアにおいて「Surala Ninja!」は、これまで授業内の活用のみで自宅学習運用は行なっていなかったにもかかわらす、IDを提供している児童の中で実際に自宅学習を行っている児童が83.7%と非常に高い活用率となりました。

インドネシアにおいては、ほとんどの小学校が宿題を出さないため、児童の自宅での学習習慣はあまり定着していない傾向にあります。その中で、多くの児童が自宅学習を継続しているのは、日ごろの「すらら授業」で「自立学習」を身につけるための指導を受けていたことが大きな要因と考えられます。また、何より児童の意識づけや目標設定、モニタリングなど、すららネットが日本における自宅学習ノウハウを提供し、それをもとに現地パートナー会社であるPT. Surala Suluh Karsaが現地の教師達に啓蒙・教育などのサポートを行っていることが挙げられます。

現地の教師は、教員用管理画面やメッセンジャーアプリなどを通じて「Surala Ninja!」での自宅学習のサポートを実施しています。現地の教師からは、「『Surala Ninja!』のIDを全員が持っているので、休校中の自宅学習の目標を混乱なく設定することができた」「休校中で顔が見えない中でも適切な状況把握や声がけができる」といった声をいただいています。また、学校が休校となり、学習の遅延に不安を持っていた保護者にも「Surala Ninja!」での学習は好評です。

すでに「Surala Ninja!」を導入していたSD Alfa Centauriでは、日本でいう小学校1年生から5年生までが「Surala Ninja!」IDで学習しています。SD Alfa Centauriにおける自宅学習児童の学習率は100 パーセントであり、休校中の自宅学習手段として受け入れられていることがわかります。休校期間中にそれぞれが自分のペースで自主学習を進め、今学期の学習計画に沿って引き続き学習に取り組むことができました。日本のような「授業参観」がないインドネシアの保護者からは「初めてわが子が『Surala Ninja!』で学習する様子を見ることができて理解が深まった」と好評です。また、残念ながら家庭にパソコンやインターネットなどの環境がない児童に対しても、スマートフォンで視聴できるよう「Surala Ninja!」のレクチャーの一部を使った授業を、WEB会議システムを通じて実施したり、PT. Surala Suluh Karsaのメンバーが「Surala Ninja!」の演習問題を紙ベースにして保護者へ配布するなどの様々なサポートも実施しています。

このたびの休校に伴い、新規にIDを無償提供した学校でも自宅学習がスタートしています。外出規制があり訪問ができないため、現地メンバーと日本側のメンバーが連携してWEB会議システムを利用しオンラインで「e-ラーニング導入研修」を実施しました。研修に参加した教員と協議し、児童へ適切な学習プランを準備した上で「Surala Ninja!」の利用を開始することができました。教員が「Surala Ninja!」の「リアルタイムモニター」や「ラーニングデザイナー(教員から児童に学習すべき単元を配信し、児童は配信された単元にワンクリックでアクセスし学習に取りかかれる機能)」を活用することで、自宅学習の習慣があまりない児童も学校にいる時と同じように学習を進めることができます。教員から児童に、学習管理画面から学習単元を指定することにより、児童は迷うことなく必要な単元の学習を進めることができ、遠隔であっても教員の指示やサポートにより、体系的な単元学習を進めることが可能となります。

インドネシアにおいても新型コロナウイルス感染拡大の状況により、多くの学校において本学年中(6月まで)の休校が決定しています。すららネットは今後も、学校の休校の状況に伴い、サポートを継続していく予定です。
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