【報道参考資料】パレスチナ・ガザ地区情勢 子どもたちが語る激しい攻撃と恐怖
[14/07/25]
提供元:PRTIMES
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戦闘開始後、殺害された子どもは少なくとも181名 /ユニセフ現地事務所 功刀(くぬぎ)代表インタビュー受付中
※本信は ユニセフ・パレスチナ事務所発信情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は 同事務所Facebookページ https://www.facebook.com/unicefstateofpalestine
でご覧いただけます
■現地最新情報:
【2014年7月24日 エルサレム発 (ユニセフ・パレスチナ事務所のFacebookページより)】
・エルサレム7月24日(木)18時時点で、過去24時間内にガザで殺害されたパレスチナの
子どもは15名との報道
・ガザ市東部近郊では、戦闘中に少なくともパレスチナの子ども20名が殺害
・戦闘開始後、イスラエル軍の空爆と攻撃で少なくともパレスチナの子ども181名が殺害
との報道、1日平均10名が殺害、最も幼かった子どもは生後3カ月、殺害された子どもの
3分の2は13歳以下
※殺害されたパレスチナの子どもは、22日の146名から35名増加
・人口の9%にあたる14万人以上の人が、ガザ中の学校に避難、避難する人は増加の一途
・24日午後、何百人もが避難していたガザ北部・ベイトハヌーン(Beit Hanoun)のUNRWA
(国連パレスチナ難民救済事業機関)運営の学校が攻撃されたとの報道
・潘基文国連事務総長は、本攻撃のニュースに際し遺憾の意を表明、報道によると、
女性と子ども、国連職員が殺害されたとのこと
・ユニセフ・ガザ現地事務所のペルミル・イロンシド所長のコメントは以下の通り
「今のガザに子どもやその家族が安全な場所など、どこにもありません」
「一般市民を保護すること、支援を必要としている人たちへ支援を行うために、安全な
人道アクセスが必要です。ガザには持続的な解決法が必要であり、こういった事態が1年
おきに起きてはならないのです(補足:2012年のガザ空爆を踏まえ)」
「ガザ地区の子どもたちは、心にも体にも傷を受け続けています。先日、病院で4歳の
シャイマという女の子に会いました。母親と兄弟たちを恋しがっていました。しかし、
全員シェルターを探しに行ったときに殺害されてしまったのです。そして、父親と
シャイマちゃんだけが生き残りました」
* * *
7月23日、ユニセフ職員は、シェジャヤ(Shejaya)での激しい戦闘から逃れ、ガザ市に
ある公立のハママ(Hamama)基礎学校に避難している子どもたちと会い、話を聞きました。
バデル(12歳・写真2_左の男の子)
「家族と一緒に家にいて、部屋に隠れていました。近くで爆音が聞こえると、家全体が
揺れました。外は暗く、電気も使えせんでした。爆発するたびに、その炎で部屋が
明るくなるのです。ぼくもお母さんもみんな泣きました。夜が明けるまで待ってから、
逃げました。この学校は安全だと思って来たのです」
サルサビール(10歳)
「怖いから家には戻りたくありません。家族全員で、走って逃げてきました」
カマール(10歳)
「避難している学校は安心です。家のすぐそばや遠くでの攻撃音をたくさん聞きました。
学校にいるほうが、家よりもいいです。もし家に戻ったら、死んでしまうと思います」
マラク(9歳)
「家にいたときに、攻撃されました。家族全員でおじさんの家に逃げましたが、おじさん
の家も攻撃されました。すべてをおいて、学校まで逃げてきました」
アナス(11歳)
「近所にいた友達に会いたいです。みんなが逃げられたのかも、生きているかどうかも
わかりません。お父さんに聞いたけど、教えてくれませんでした。お父さんはニュース
を聞いて、今の状況をとても心配しています」
* * *
ユニセフ・パレスチナ事務所の功刀 純 子(くぬぎ じゅんこ)特別代表(在エルサレム)
へのインタビュー(使用言語:英語)を受け付けております。ご希望の場合は、同事務所
広報官のCatherine Weibel (後述)までお問い合わせください。
* * *
報道関係の皆様におかれましては、ユニセフ『人道危機緊急募金』の告知にご協力
いただけますよう、お願いいたします。
■□ 人道危機緊急募金 □■
郵便局(ゆうちょ銀行) 振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「人道危機緊急募金」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、
所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、
個人住民税の寄付金控除の対象となります。
* * *
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Catherine Weibel, ユニセフ・パレスチナ事務所, cweibel@unicef.org,
+972 54 778 7604
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
※本信は ユニセフ・パレスチナ事務所発信情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は 同事務所Facebookページ https://www.facebook.com/unicefstateofpalestine
でご覧いただけます
■現地最新情報:
【2014年7月24日 エルサレム発 (ユニセフ・パレスチナ事務所のFacebookページより)】
・エルサレム7月24日(木)18時時点で、過去24時間内にガザで殺害されたパレスチナの
子どもは15名との報道
・ガザ市東部近郊では、戦闘中に少なくともパレスチナの子ども20名が殺害
・戦闘開始後、イスラエル軍の空爆と攻撃で少なくともパレスチナの子ども181名が殺害
との報道、1日平均10名が殺害、最も幼かった子どもは生後3カ月、殺害された子どもの
3分の2は13歳以下
※殺害されたパレスチナの子どもは、22日の146名から35名増加
・人口の9%にあたる14万人以上の人が、ガザ中の学校に避難、避難する人は増加の一途
・24日午後、何百人もが避難していたガザ北部・ベイトハヌーン(Beit Hanoun)のUNRWA
(国連パレスチナ難民救済事業機関)運営の学校が攻撃されたとの報道
・潘基文国連事務総長は、本攻撃のニュースに際し遺憾の意を表明、報道によると、
女性と子ども、国連職員が殺害されたとのこと
・ユニセフ・ガザ現地事務所のペルミル・イロンシド所長のコメントは以下の通り
「今のガザに子どもやその家族が安全な場所など、どこにもありません」
「一般市民を保護すること、支援を必要としている人たちへ支援を行うために、安全な
人道アクセスが必要です。ガザには持続的な解決法が必要であり、こういった事態が1年
おきに起きてはならないのです(補足:2012年のガザ空爆を踏まえ)」
「ガザ地区の子どもたちは、心にも体にも傷を受け続けています。先日、病院で4歳の
シャイマという女の子に会いました。母親と兄弟たちを恋しがっていました。しかし、
全員シェルターを探しに行ったときに殺害されてしまったのです。そして、父親と
シャイマちゃんだけが生き残りました」
* * *
7月23日、ユニセフ職員は、シェジャヤ(Shejaya)での激しい戦闘から逃れ、ガザ市に
ある公立のハママ(Hamama)基礎学校に避難している子どもたちと会い、話を聞きました。
バデル(12歳・写真2_左の男の子)
「家族と一緒に家にいて、部屋に隠れていました。近くで爆音が聞こえると、家全体が
揺れました。外は暗く、電気も使えせんでした。爆発するたびに、その炎で部屋が
明るくなるのです。ぼくもお母さんもみんな泣きました。夜が明けるまで待ってから、
逃げました。この学校は安全だと思って来たのです」
サルサビール(10歳)
「怖いから家には戻りたくありません。家族全員で、走って逃げてきました」
カマール(10歳)
「避難している学校は安心です。家のすぐそばや遠くでの攻撃音をたくさん聞きました。
学校にいるほうが、家よりもいいです。もし家に戻ったら、死んでしまうと思います」
マラク(9歳)
「家にいたときに、攻撃されました。家族全員でおじさんの家に逃げましたが、おじさん
の家も攻撃されました。すべてをおいて、学校まで逃げてきました」
アナス(11歳)
「近所にいた友達に会いたいです。みんなが逃げられたのかも、生きているかどうかも
わかりません。お父さんに聞いたけど、教えてくれませんでした。お父さんはニュース
を聞いて、今の状況をとても心配しています」
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ユニセフ・パレスチナ事務所の功刀 純 子(くぬぎ じゅんこ)特別代表(在エルサレム)
へのインタビュー(使用言語:英語)を受け付けております。ご希望の場合は、同事務所
広報官のCatherine Weibel (後述)までお問い合わせください。
* * *
報道関係の皆様におかれましては、ユニセフ『人道危機緊急募金』の告知にご協力
いただけますよう、お願いいたします。
■□ 人道危機緊急募金 □■
郵便局(ゆうちょ銀行) 振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「人道危機緊急募金」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、
所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、
個人住民税の寄付金控除の対象となります。
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■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Catherine Weibel, ユニセフ・パレスチナ事務所, cweibel@unicef.org,
+972 54 778 7604
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)