出戻り社員(再雇用)実態調査。72%の人事担当者が受け入れ実績があると回答。ー人事担当者向け 中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」アンケートー
[15/01/29]
提供元:PRTIMES
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人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する人事担当者向け中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」( https://partners.en-japan.com )上でサイト利用者の392名を対象に「出戻り社員(再雇用)」についてアンケート調査を行いました。以下、概要をご報告します。
■調査結果概要
厚生労働省が発表した2014年11月度の有効求人倍率は1.12倍と上昇を続け、エン・ジャパン調査でも、企業の中途採用担当者は応募者の数・質ともに確保が難しくなったと回答しています。即戦力採用の必要性や転職に対するイメージが変わってきたことから、一度退職した社員を再雇用する企業も話題に上がるようになりました。そこで、「出戻り社員(再雇用)」の実態について、中途採用を担当する人事の方々に伺いました。下記、トピックスです。
★出戻り社員(再雇用)の受け入れをしたことがある企業は72%。
採用目的は「即戦力」「ミスマッチがない」という理由が上位に。
★出戻り社員(再雇用)の受け入れに対する職場の反応は、7割が良好と回答。
ポイントは、出戻り社員自身の意識変革。
★出戻り社員(再雇用)の受け入れを制度化している企業は、9%。
★未実施企業は、今後の実施についても否定的。
■調査結果詳細
1:出戻り社員(再雇用)の受け入れをしたことがある企業は72%。
「貴社では、一度退職した社員を再雇用したことがありますか?」と伺ったところ、72%の人事の方が「(再雇用したことが)ある」と回答しました。理由としては、「即戦力を求めていたから」(39%)、「人となりが既に分かっているため安心だから」(38%)の2つが多数を占めました。再雇用後の職種は85%の企業が、退職前と同職種であると回答しており、具体的には「技術系」(26%)「営業」(25%)が最も多く、「事務」(17%)「専門職」(14%)が続いています。
[画像1: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-959668-6.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-170118-5.jpg ]
[画像3: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-529582-4.jpg ]
[画像4: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-207920-2.jpg ]
2:出戻り社員(再雇用)の受け入れに対する職場の反応は、7割が良好と回答。
再雇用したことがあると回答した方に「再雇用後の周りの社員の反応はいかがですか?」と伺いました。「とても良い」(13%)「まあまあ良い」(57%)と7割の方は良好な反応だったと回答し、「あまり良くない」という反応は15%に留まりました。
「良い」と回答された方からは、『旧知の仲が帰郷したような雰囲気で迎えられていた』『やっぱりウチは良いだろ?と社員同士が肩をたたき合う様子を見るとグッとくる』といった感動エピソードが寄せられています。また『世間の厳しさを知って、以前より前向きに働くようになった』『他社に転職してみて、退職理由となった不満が大したことではないと思えたようだ』などの出戻り社員自身の意識変革が見られるという声もありました。周囲からの反応が良好になった背景には、出戻り社員からの配慮を挙げる声もあります。『自己都合で退職したため、本人も立場をわきまえての復職となった。本人がそれを意識して、かつての部下にも”遠慮なく、指示してくれ”と一言言う配慮があった』というケースもあったようです。
反対に「あまり良くない」と回答された方からは、『すぐまた辞めてしまうだろうというネガティブな話が聞こえてくる』『古くからいる社員(役職者)と顔見知りなので、特に若い社員からしてみれば同じ立場なのに煙たいようで、浮いてしまう』『既存社員のやる気に多少影響があった』などの意見がありました。
[画像5: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-500635-0.jpg ]
3:出戻り社員(再雇用)の受け入れを制度化している企業は、9%。
「一度退職した社員を再雇用する制度を設けていますか?」という質問には、「制度として設けている」という回答が9%に留まりました。柔軟な働き方を支援するために、一度退職した社員がいつでも戻ってこられる環境を整えるため、制度化する企業が話題になっていますが、まだ少数派と言えそうです。
[画像6: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-910383-1.jpg ]
4:未実施企業は、今後の実施についても否定的。
再雇用を経験していない方に「今後、一度退職した社員を再雇用したいと思いますか?」と伺いました。「再雇用したいと強く思う」(4%)「再雇用したいとまあまあ思う」(25%)よりも、「再雇用したいとあまり思わない」(37%)「再雇用したいと全く思わない」(14%)という否定的な意見が多い結果に。
[画像7: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-467507-7.jpg ]
再雇用したいと思う方の理由は『会社の事情を理解しており、即戦力になる』という声が大半を占めています。採用の難易度が上がる中、優秀な人材確保の一手段として検討している企業が多いことがうかがえます。ただし、『優秀な社員』『円満退社』の場合に限る、というのが本音のようです。再雇用したいと思わない方の理由は『何らかの理由で会社の事が嫌になっているので、再雇用してもまた嫌になり退職するのではないか』という声が多く挙がりました。『再雇用したいと思う人材がいない』という声も少なからずあります。また、『出戻りが認められる社風/制度には反対』『長く勤めている社員に失礼』という個人的にも会社としても、感情的にそぐわないという意見もあるようです。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「エン 人事のミカタ」( https://partners.en-japan.com )を利用している人事担当者392名
■調査期間:2014年10月8日〜2014年11月11日
※エン・ジャパンでは、2014年2月に「Welcome Back(ウェルカムバック)制度」を導入。その後、5名が復帰して活躍しています。制度導入背景や、成果にご興味のある方は、広報までお問い合わせください。
▽「エン 人事のミカタ」 https://partners.en-japan.com
2002年10月に「他社の採用方法を知りたい」「求人動向が知りたい」といった人事の方の声にお応えしてスタートした無料の会員制サービスです。調査データや最新の求人動向、採用成功事例といった情報や、自社の採用ニーズに合致した人材紹介会社/人材派遣会社の検索・求人申し込み機能、人事労務関連の情報を提供。会員企業の採用成功確率上昇、人事業務の総合的な支援をしてまいります。
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◆本件に関する問合せ先
エン・ジャパン株式会社 広報担当:森本
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
MAIL:en-press@en-japan.com
◆エン・ジャパン株式会社について
社名 :エン・ジャパン株式会社
URL : http://corp.en-japan.com/
運営サイト:【求人情報】
エン転職: http://employment.en-japan.com/
エン エージェント: https://enagent.com
エン転職コンサルタント: http://consultant.en-japan.com/
エン派遣のお仕事情報: http://haken.en-japan.com/
エンウィメンズワーク: http://women.en-japan.com/
エンチャレンジ!はた☆らく: http://hb.en-japan.com/
【定額制研修サービス】
エンカレッジ: http://en-college.en-japan.com
【適性検査・適性診断】
3Eテスト: http://jinji-test.en-japan.com/
【情報サイト】
カイシャの評判: http://hyouban.en-japan.com/
CAREER HACK: http://careerhack.en-japan.com/
コトナス: http://www.cotonas.jp/
エン人事のミカタ: https://partners.en-japan.com/
エン転職大辞典: http://www.enjapan.com/tenshoku-daijiten/
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■調査結果概要
厚生労働省が発表した2014年11月度の有効求人倍率は1.12倍と上昇を続け、エン・ジャパン調査でも、企業の中途採用担当者は応募者の数・質ともに確保が難しくなったと回答しています。即戦力採用の必要性や転職に対するイメージが変わってきたことから、一度退職した社員を再雇用する企業も話題に上がるようになりました。そこで、「出戻り社員(再雇用)」の実態について、中途採用を担当する人事の方々に伺いました。下記、トピックスです。
★出戻り社員(再雇用)の受け入れをしたことがある企業は72%。
採用目的は「即戦力」「ミスマッチがない」という理由が上位に。
★出戻り社員(再雇用)の受け入れに対する職場の反応は、7割が良好と回答。
ポイントは、出戻り社員自身の意識変革。
★出戻り社員(再雇用)の受け入れを制度化している企業は、9%。
★未実施企業は、今後の実施についても否定的。
■調査結果詳細
1:出戻り社員(再雇用)の受け入れをしたことがある企業は72%。
「貴社では、一度退職した社員を再雇用したことがありますか?」と伺ったところ、72%の人事の方が「(再雇用したことが)ある」と回答しました。理由としては、「即戦力を求めていたから」(39%)、「人となりが既に分かっているため安心だから」(38%)の2つが多数を占めました。再雇用後の職種は85%の企業が、退職前と同職種であると回答しており、具体的には「技術系」(26%)「営業」(25%)が最も多く、「事務」(17%)「専門職」(14%)が続いています。
[画像1: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-959668-6.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-170118-5.jpg ]
[画像3: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-529582-4.jpg ]
[画像4: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-207920-2.jpg ]
2:出戻り社員(再雇用)の受け入れに対する職場の反応は、7割が良好と回答。
再雇用したことがあると回答した方に「再雇用後の周りの社員の反応はいかがですか?」と伺いました。「とても良い」(13%)「まあまあ良い」(57%)と7割の方は良好な反応だったと回答し、「あまり良くない」という反応は15%に留まりました。
「良い」と回答された方からは、『旧知の仲が帰郷したような雰囲気で迎えられていた』『やっぱりウチは良いだろ?と社員同士が肩をたたき合う様子を見るとグッとくる』といった感動エピソードが寄せられています。また『世間の厳しさを知って、以前より前向きに働くようになった』『他社に転職してみて、退職理由となった不満が大したことではないと思えたようだ』などの出戻り社員自身の意識変革が見られるという声もありました。周囲からの反応が良好になった背景には、出戻り社員からの配慮を挙げる声もあります。『自己都合で退職したため、本人も立場をわきまえての復職となった。本人がそれを意識して、かつての部下にも”遠慮なく、指示してくれ”と一言言う配慮があった』というケースもあったようです。
反対に「あまり良くない」と回答された方からは、『すぐまた辞めてしまうだろうというネガティブな話が聞こえてくる』『古くからいる社員(役職者)と顔見知りなので、特に若い社員からしてみれば同じ立場なのに煙たいようで、浮いてしまう』『既存社員のやる気に多少影響があった』などの意見がありました。
[画像5: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-500635-0.jpg ]
3:出戻り社員(再雇用)の受け入れを制度化している企業は、9%。
「一度退職した社員を再雇用する制度を設けていますか?」という質問には、「制度として設けている」という回答が9%に留まりました。柔軟な働き方を支援するために、一度退職した社員がいつでも戻ってこられる環境を整えるため、制度化する企業が話題になっていますが、まだ少数派と言えそうです。
[画像6: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-910383-1.jpg ]
4:未実施企業は、今後の実施についても否定的。
再雇用を経験していない方に「今後、一度退職した社員を再雇用したいと思いますか?」と伺いました。「再雇用したいと強く思う」(4%)「再雇用したいとまあまあ思う」(25%)よりも、「再雇用したいとあまり思わない」(37%)「再雇用したいと全く思わない」(14%)という否定的な意見が多い結果に。
[画像7: http://prtimes.jp/i/725/430/resize/d725-430-467507-7.jpg ]
再雇用したいと思う方の理由は『会社の事情を理解しており、即戦力になる』という声が大半を占めています。採用の難易度が上がる中、優秀な人材確保の一手段として検討している企業が多いことがうかがえます。ただし、『優秀な社員』『円満退社』の場合に限る、というのが本音のようです。再雇用したいと思わない方の理由は『何らかの理由で会社の事が嫌になっているので、再雇用してもまた嫌になり退職するのではないか』という声が多く挙がりました。『再雇用したいと思う人材がいない』という声も少なからずあります。また、『出戻りが認められる社風/制度には反対』『長く勤めている社員に失礼』という個人的にも会社としても、感情的にそぐわないという意見もあるようです。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「エン 人事のミカタ」( https://partners.en-japan.com )を利用している人事担当者392名
■調査期間:2014年10月8日〜2014年11月11日
※エン・ジャパンでは、2014年2月に「Welcome Back(ウェルカムバック)制度」を導入。その後、5名が復帰して活躍しています。制度導入背景や、成果にご興味のある方は、広報までお問い合わせください。
▽「エン 人事のミカタ」 https://partners.en-japan.com
2002年10月に「他社の採用方法を知りたい」「求人動向が知りたい」といった人事の方の声にお応えしてスタートした無料の会員制サービスです。調査データや最新の求人動向、採用成功事例といった情報や、自社の採用ニーズに合致した人材紹介会社/人材派遣会社の検索・求人申し込み機能、人事労務関連の情報を提供。会員企業の採用成功確率上昇、人事業務の総合的な支援をしてまいります。
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◆本件に関する問合せ先
エン・ジャパン株式会社 広報担当:森本
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
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◆エン・ジャパン株式会社について
社名 :エン・ジャパン株式会社
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運営サイト:【求人情報】
エン転職: http://employment.en-japan.com/
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【定額制研修サービス】
エンカレッジ: http://en-college.en-japan.com
【適性検査・適性診断】
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【情報サイト】
カイシャの評判: http://hyouban.en-japan.com/
CAREER HACK: http://careerhack.en-japan.com/
コトナス: http://www.cotonas.jp/
エン人事のミカタ: https://partners.en-japan.com/
エン転職大辞典: http://www.enjapan.com/tenshoku-daijiten/
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