家族そろって楽しめる、超ピースなライブ番組「うたの日コンサート2010」をWOWOWで放送!
[10/07/16]
提供元:PRTIMES
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祝いの席や祭りごとをはじめ、沖縄では日々の暮らしの中にも当たり前にある「うた」に感謝して、お祝いしよう!というBEGINの純粋な想いから2001年に始まった「うたの日コンサート」も今年で10周年を迎えた。
6月26日@西原マリンパーク多目的広場。午後4時。沖縄交響楽団が、開会を宣言するように、どこよりも早い沖縄の梅雨明け空に向けて高らかに音楽を解き放ち、コンサートは始まった。
続いて、17歳のシンガーソングライター、なゆた。ウクレレを弾きながら歌う彼女の、南風のようなたおやかな調べに、熱気をおびた海風も涼しく感じてしまうほど心地よい歌声だった。南風から嵐へ。今注目のウチナーバンド、2 Side 1 Brain。ラウドな爆音の中で内包したエネルギーをデス声シャウトで伝えきる。予告通り魂を揺さぶる音楽だ。
ここで雰囲気は一転。青空にビートが刻まれ、Perfumeがステージに現れた瞬間、会場はクラブ状態に。ステージ前のエリアはもちろん、後方の芝生エリアの女の子たちも「かわいいね!」と話しながら、笑顔で一緒にPerfumeダンス。
さらに空気が変わる。八重山のご長寿バンド「白百合クラブ」の登場だ。三線とアコーディオンの音色、人生という年輪を重ねた歌が沁みる。そして熟女子部員の踊りも空気を和ませる。「憧れのハワイ航路」ではマドロス姿で。「花売り娘(ロンドンの街角で)」では、孫世代と花売り娘姿で。「サンフランシスコチャイナタウン」ではチャイナ服で踊る姿が実に優雅。
次に、夕暮れのせまった会場に登場した南こうせつに、大人たちから大きな歓声があがる。ギターの弾き語りで、まずは「夏の少女」。BEGINの上地と沖縄交響楽団のバイオリンマスターを向かえた「神田川」が、沖縄の夕景にも優しく溶けていく。BEGINのメンバーと一緒に歌ったラストの曲は「忘れなよ島ぬくとぅ」(忘れるなよ島のこと、の意味)。本土復帰翌年に初めて来沖したというこうせつが沖縄への想いをメロディに書き下ろし、THE BOOMの宮沢和史が歌詞を綴った曲。
そしてBEGINのステージは、沖縄交響楽団のストリングスクァルテットとともに歌われたデビュー曲「恋しくて」から始まる。続くウチナースタンダード曲「島人ぬ宝」「オジー自慢のオリオンビール」では会場に指笛が鳴り、笑顔のカチャーシーが舞う。
最後に、この日出演したメンバーがステージに集合して「うたの日」のテーマ曲「うたがうまれる」を会場の人たちと一緒に歌った。若者も親子連れやおじぃもおばぁも、みんな同じ空間で同じ時間を一緒に楽しみ、笑顔で“うた”を祝っている。これがBEGINの望む「うたの日コンサート」なのである。
この、「うたの日」の模様を07年から毎年オンエアしてきたWOWOWでは、今年もこのイベントを7月19日(月・祝) 夜 6:00〜独占放送し、“うた”の楽しさ・素晴らしさを存分にお伝えする。
【番組情報】
「うたの日コンサート2010」
7月19日(月・祝) 夜 6:00〜 WOWOWでハイビジョン放送