西岡利晃 最強挑戦者を迎え、5度目の防衛戦に臨む!「必ず勝ちます!」・・・WOWOW独占インタビュー
[10/10/21]
提供元:PRTIMES
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10月24日(日)午後 5:00東京・両国国技館より無料放送/生中継でWOWOWがお届け!
WBC世界S・バンタム級王者・西岡利晃(34=帝拳)が、10月24日(日)東京・両国国技館で5度目の防衛戦に臨む。日本人初の初防衛からの4連続KO防衛を果たした実力派王者“スピードキング”西岡が迎える挑戦者は、ランキング1位のレンドール・ムンロー(イギリス)。今回が初の世界戦となるが、これまでS・バンタム級で英国・欧州・英連邦タイトルなどを獲得しており、イギリスでの人気も急上昇中のサウスポーの実力者だ。西岡選手にとっては決して侮れない相手だが、どんな熱い闘いになるのか絶対に見逃せない一戦だ。5度目の防衛戦を目前に控えた西岡選手に、WOWOWが独占インタビューを行った。
―――西岡選手は現在、初防衛から連続KO防衛を続けていて、日本記録を更新されていますが、今度の試合もKOを意識していますか?
全く意識していないです。結果的に連続KOになっているだけで、それを意識していないのがいいのかも知れないです。狙ってKOできた試しはないです。体が力んで悪くなるだけだと思うので。
―――会見の時に浜田剛史(帝拳プロモーション代表)さんがKOして欲しいと言っていましたが、いかがですか?
プレッシャーですね。(笑)
―――西岡選手は今34歳。チャンピオンになってからも自信を持っているイメージですが、キャリアが生む余裕というのはありますか?
やはり世界戦をこなす中で、慣れてもきます。大きな世界戦を一戦一戦、乗り越えることによって、やっぱり得るものは大きいですよね。
―――西岡選手の一番得意なパンチを教えていただけますか?
やっぱり左ストレートですね。(照)
―――その左ストレートへのこだわりというのはありますか?
いや、特に・・・一番自信の持てるパンチというだけで、全てのパンチで倒せるようになりたいです。
―――最近、葛西裕一(帝拳ジム トレーナー)さんとのトレーニングの中で右の練習をよくされているのを見るのですが、右の強化を意識しているということですか?
そうですね。やはり、次の相手はサウスポーなので、右のリードブローが鍵になると思っています。
―――葛西さんによると、西岡選手の左ストレートは最初から物凄くて、最近になって右が左に追い付いてきたと話していました。ご自身でもそう感じる事はありますか?
昔は左ストレートに頼りすぎるところがあったと思います。右をより強化すると左もより当たりやすくなりますし、相手も更にやりにくさを感じると思います。
―――西岡選手にとって理想の左ストレートというのはありますか?
シャドーなり、スパーリングなり、完璧を求めてやっているんですけどね・・・シャドーでは、ほぼ完璧に近い状態になっているかなと思っています。それをいかに実戦で出せるか。完璧はあってないようなものだと思うんです。
―――ジョニー・ゴンサレス戦の左ストレートは理想に近いものですか?(※)
そうですね、あれはすごくよく伸びた左ストレートでしたね。あと、足の踏み込みも通常の踏み込みではなかったですね。
―――葛西さんは、世界戦をする時から西岡選手は右を強化していたという話をしていました。ジョニー・ゴンサレス戦では、ジャブで打ち勝ったからこそ左ストレートが活きたんだと。1ラウンドでダウンを喫しても、2ラウンドでジャブで盛り返したことについては、いかがですか?
1ラウンド目から左ストレートを踏み込んで打っていったんですけど、相手にバックステップで完全に距離を外されていた。でも、やはりあそこでジャブを当てることによって、相手が相当戸惑ったと思うんですよね。あのジャブは効いていますね。
―――左ストレートを活かすためのジャブということですか?
そうですね。
―――そのゴンサレス戦のKOで、WBCの「2009年ベストKO賞」を受賞されましたが、いかがでしたか?
現役のヘビー級チャンピオンと同じ賞をいただけて本当に光栄に思っています。
―――その表彰式の会場で初めて、今回の対戦相手のレンドール・ムンロー選手に会われましたが、印象はいかがでしたか?
ビデオ通り、普通です。
―――ビデオや練習をご覧になって、戦力的な部分での印象は?
突進力があるのと頭のバッティングがちょっとやっかいかなと思いました。
―――ムンロー選手と会話はされましたか?
握手をして、10月に最高のコンディションで、お互い最高の試合をしようと言いました。
―――ムンロー戦でも最後は左ストレートで決めますか?
相手はサウスポーなので、そのパターンもありますし、左からの攻撃というのもありますよね。
―――サウスポー同士という対決ですが、ご自身の世界戦では初めてですよね?
そうですね。はい。
―――世界戦以外では何年ぶりですか?
スイッチヒッターは2007年にいましたけど、ちゃんとしたサウスポーは10年ぶりだと思います。
―――サウスポーとの対戦はどうですか?
新鮮です。練習も楽しくやっています。
―――オーソドックス・スタイルとの違いは感じますか?
相手の構えが逆なので違うところはありますけど、僕自身のやるボクシングはやっぱり右でもサウスポーでも一緒だと思っています。
―――スパーリングもサウスポーの相手とされていると思いますが、実際に多くこなしてみていかがですか?
得意だと思います。左ストレートも当たります。
―――「世界チャンピオンになったので夢は達成した」という話をされていましたが、今の西岡選手がボクシングを続けていくためのモチベーションは何ですか?
ボクシングをやりきるということですね。やはり引退した後に、「もう少しできていたんじゃないか」とか、「まだやれたんじゃないか」という気持ちを一切残さず、全て出し切って「俺はもうボクシングをやりきった」 「満足だ」 という思いで引退します。これからは全てがチャレンジです。チャンスがあるなら色んなことに挑戦していきたいです。
―――現在、WBCタイトルをお持ちですが、他のタイトルや強い相手と戦う、といった目標は?
まだ具体的には言えないですね。今はV5戦しか頭にないです。決まった試合を全て全力で戦って勝って、あとは自分のボクシングを完成させたいですね。完璧になるぐらい。
―――「極める」という部分をご自身ではどうお感じですか?
体が続く限り、自分が追い求めるボクシングを少しでも高めたいです。
―――強くなりたい?
そうですね。強くなるというのもそうですし、技術的にも精神的にも更なる高みを目指したいです。
―――最後にムンロー戦に向けた意気込みをお願い致します。
ムンロー選手もベストコンディションで試合に出てくると思うので、いい試合になると思います。早いラウンドで終わるのか、僕のKO勝ちで終わるのか、僕の大差の判定で勝つのかはお楽しみですね。必ず勝ちます!応援宜しくお願いします!
※西岡選手は去年5月に敵地メキシコで2度目の防衛戦を行い、ジョニー・ゴンサレスを左ストレートで沈め、WBC「2009年ベストKO賞」を受賞した。
西岡選手は自身の日本記録を塗り替える、初防衛戦からの5連続KOなるか!?大注目の試合の模様は、10月24日(日)午後5:00より、WOWOWで無料放送にて生中継される。
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
エキサイトマッチスペシャル “THIS IS BOXING”10月24日(日)午後5:00 無料放送・生中継
【メインカード】
<WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ>
“スピードキング"西岡利晃、5度目の防衛戦に臨む!
WBC世界S・バンタム級チャンピオン/西岡利晃(帝拳) vs
WBC世界S・バンタム級1位/レンドール・ムンロー(イギリス)
【アンダーカード】
<S・フェザー級10回戦>
元2階級制覇チャンピオン/ホルヘ・リナレス(帝拳) vs
元2階級制覇チャンピオン/ヘスス・チャベス(メキシコ)
<WBA世界L・フライ級暫定王座決定戦>
前WBA世界ミニマム級チャンピオン/ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) vs
WBA世界L・フライ級2位/フランシスコ・ロサス(メキシコ)
※ファン・カルロス・レベコ選手 欠場の為、対戦カードが変更となりました。ご了承ください。
<S・ライト級10回戦>
日本S・ライト級チャンピオン/亀海喜寛(帝拳) vs
元WBA世界ライト級チャンピオン/ホセ・アルファロ(ニカラグア)
<バンタム級10回戦>
日本バンタム級チャンピオン/山中慎介(帝拳) vs
WBA世界バンタム級14位/ホセ・シルベイラ(メキシコ)
WBC世界S・バンタム級王者・西岡利晃(34=帝拳)が、10月24日(日)東京・両国国技館で5度目の防衛戦に臨む。日本人初の初防衛からの4連続KO防衛を果たした実力派王者“スピードキング”西岡が迎える挑戦者は、ランキング1位のレンドール・ムンロー(イギリス)。今回が初の世界戦となるが、これまでS・バンタム級で英国・欧州・英連邦タイトルなどを獲得しており、イギリスでの人気も急上昇中のサウスポーの実力者だ。西岡選手にとっては決して侮れない相手だが、どんな熱い闘いになるのか絶対に見逃せない一戦だ。5度目の防衛戦を目前に控えた西岡選手に、WOWOWが独占インタビューを行った。
―――西岡選手は現在、初防衛から連続KO防衛を続けていて、日本記録を更新されていますが、今度の試合もKOを意識していますか?
全く意識していないです。結果的に連続KOになっているだけで、それを意識していないのがいいのかも知れないです。狙ってKOできた試しはないです。体が力んで悪くなるだけだと思うので。
―――会見の時に浜田剛史(帝拳プロモーション代表)さんがKOして欲しいと言っていましたが、いかがですか?
プレッシャーですね。(笑)
―――西岡選手は今34歳。チャンピオンになってからも自信を持っているイメージですが、キャリアが生む余裕というのはありますか?
やはり世界戦をこなす中で、慣れてもきます。大きな世界戦を一戦一戦、乗り越えることによって、やっぱり得るものは大きいですよね。
―――西岡選手の一番得意なパンチを教えていただけますか?
やっぱり左ストレートですね。(照)
―――その左ストレートへのこだわりというのはありますか?
いや、特に・・・一番自信の持てるパンチというだけで、全てのパンチで倒せるようになりたいです。
―――最近、葛西裕一(帝拳ジム トレーナー)さんとのトレーニングの中で右の練習をよくされているのを見るのですが、右の強化を意識しているということですか?
そうですね。やはり、次の相手はサウスポーなので、右のリードブローが鍵になると思っています。
―――葛西さんによると、西岡選手の左ストレートは最初から物凄くて、最近になって右が左に追い付いてきたと話していました。ご自身でもそう感じる事はありますか?
昔は左ストレートに頼りすぎるところがあったと思います。右をより強化すると左もより当たりやすくなりますし、相手も更にやりにくさを感じると思います。
―――西岡選手にとって理想の左ストレートというのはありますか?
シャドーなり、スパーリングなり、完璧を求めてやっているんですけどね・・・シャドーでは、ほぼ完璧に近い状態になっているかなと思っています。それをいかに実戦で出せるか。完璧はあってないようなものだと思うんです。
―――ジョニー・ゴンサレス戦の左ストレートは理想に近いものですか?(※)
そうですね、あれはすごくよく伸びた左ストレートでしたね。あと、足の踏み込みも通常の踏み込みではなかったですね。
―――葛西さんは、世界戦をする時から西岡選手は右を強化していたという話をしていました。ジョニー・ゴンサレス戦では、ジャブで打ち勝ったからこそ左ストレートが活きたんだと。1ラウンドでダウンを喫しても、2ラウンドでジャブで盛り返したことについては、いかがですか?
1ラウンド目から左ストレートを踏み込んで打っていったんですけど、相手にバックステップで完全に距離を外されていた。でも、やはりあそこでジャブを当てることによって、相手が相当戸惑ったと思うんですよね。あのジャブは効いていますね。
―――左ストレートを活かすためのジャブということですか?
そうですね。
―――そのゴンサレス戦のKOで、WBCの「2009年ベストKO賞」を受賞されましたが、いかがでしたか?
現役のヘビー級チャンピオンと同じ賞をいただけて本当に光栄に思っています。
―――その表彰式の会場で初めて、今回の対戦相手のレンドール・ムンロー選手に会われましたが、印象はいかがでしたか?
ビデオ通り、普通です。
―――ビデオや練習をご覧になって、戦力的な部分での印象は?
突進力があるのと頭のバッティングがちょっとやっかいかなと思いました。
―――ムンロー選手と会話はされましたか?
握手をして、10月に最高のコンディションで、お互い最高の試合をしようと言いました。
―――ムンロー戦でも最後は左ストレートで決めますか?
相手はサウスポーなので、そのパターンもありますし、左からの攻撃というのもありますよね。
―――サウスポー同士という対決ですが、ご自身の世界戦では初めてですよね?
そうですね。はい。
―――世界戦以外では何年ぶりですか?
スイッチヒッターは2007年にいましたけど、ちゃんとしたサウスポーは10年ぶりだと思います。
―――サウスポーとの対戦はどうですか?
新鮮です。練習も楽しくやっています。
―――オーソドックス・スタイルとの違いは感じますか?
相手の構えが逆なので違うところはありますけど、僕自身のやるボクシングはやっぱり右でもサウスポーでも一緒だと思っています。
―――スパーリングもサウスポーの相手とされていると思いますが、実際に多くこなしてみていかがですか?
得意だと思います。左ストレートも当たります。
―――「世界チャンピオンになったので夢は達成した」という話をされていましたが、今の西岡選手がボクシングを続けていくためのモチベーションは何ですか?
ボクシングをやりきるということですね。やはり引退した後に、「もう少しできていたんじゃないか」とか、「まだやれたんじゃないか」という気持ちを一切残さず、全て出し切って「俺はもうボクシングをやりきった」 「満足だ」 という思いで引退します。これからは全てがチャレンジです。チャンスがあるなら色んなことに挑戦していきたいです。
―――現在、WBCタイトルをお持ちですが、他のタイトルや強い相手と戦う、といった目標は?
まだ具体的には言えないですね。今はV5戦しか頭にないです。決まった試合を全て全力で戦って勝って、あとは自分のボクシングを完成させたいですね。完璧になるぐらい。
―――「極める」という部分をご自身ではどうお感じですか?
体が続く限り、自分が追い求めるボクシングを少しでも高めたいです。
―――強くなりたい?
そうですね。強くなるというのもそうですし、技術的にも精神的にも更なる高みを目指したいです。
―――最後にムンロー戦に向けた意気込みをお願い致します。
ムンロー選手もベストコンディションで試合に出てくると思うので、いい試合になると思います。早いラウンドで終わるのか、僕のKO勝ちで終わるのか、僕の大差の判定で勝つのかはお楽しみですね。必ず勝ちます!応援宜しくお願いします!
※西岡選手は去年5月に敵地メキシコで2度目の防衛戦を行い、ジョニー・ゴンサレスを左ストレートで沈め、WBC「2009年ベストKO賞」を受賞した。
西岡選手は自身の日本記録を塗り替える、初防衛戦からの5連続KOなるか!?大注目の試合の模様は、10月24日(日)午後5:00より、WOWOWで無料放送にて生中継される。
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
エキサイトマッチスペシャル “THIS IS BOXING”10月24日(日)午後5:00 無料放送・生中継
【メインカード】
<WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ>
“スピードキング"西岡利晃、5度目の防衛戦に臨む!
WBC世界S・バンタム級チャンピオン/西岡利晃(帝拳) vs
WBC世界S・バンタム級1位/レンドール・ムンロー(イギリス)
【アンダーカード】
<S・フェザー級10回戦>
元2階級制覇チャンピオン/ホルヘ・リナレス(帝拳) vs
元2階級制覇チャンピオン/ヘスス・チャベス(メキシコ)
<WBA世界L・フライ級暫定王座決定戦>
前WBA世界ミニマム級チャンピオン/ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) vs
WBA世界L・フライ級2位/フランシスコ・ロサス(メキシコ)
※ファン・カルロス・レベコ選手 欠場の為、対戦カードが変更となりました。ご了承ください。
<S・ライト級10回戦>
日本S・ライト級チャンピオン/亀海喜寛(帝拳) vs
元WBA世界ライト級チャンピオン/ホセ・アルファロ(ニカラグア)
<バンタム級10回戦>
日本バンタム級チャンピオン/山中慎介(帝拳) vs
WBA世界バンタム級14位/ホセ・シルベイラ(メキシコ)