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竹中工務店の海外法人「タイ竹中」がBill Oneを活用。年間4800時間の工数を削減し月次決算を加速

〜請求書不備を早期発見しコーポレートガバナンスも強化〜




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49627/600/49627-600-1b83d7df888db1d2279327eb30ce00a7-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、THAI TAKENAKA INTERNATIONAL LTD.(以下、タイ竹中)における、インボイス管理サービス「Bill One」の活用事例とその成果を発表します。
本事例は、自社のビジネスや働き方に変化・イノベーションを起こしたユーザーを表彰する「Sansan Innovation Award 2024」(※1)にて、「Sansan Innovator」を受賞しました。

タイ竹中は総合建設会社である竹中工務店のグループ会社で、バンコクを拠点に50年以上、建設事業を行っています。タイではアナログな商習慣が根強く残っており、やり取りされる請求書も90%以上が紙となっています。タイ竹中では紙の請求書を月に2000件以上受領しており、現場担当者や経理担当者の業務が逼迫していることが課題となっていました。この課題を解決するために、紙やメールなどあらゆる形式の請求書を99.9%(※2)の高精度でデータ化できるBill Oneを導入しました。本社や建設現場などの計38拠点で受領する請求書の全てをデジタル化することで、年間約4800時間の工数を削減し、月次決算の加速につなげました。さらに、記載内容の不足など請求書不備を早期に発見できる体制を構築し、コーポレートガバナンスの強化も実現しました。

■サービス導入の背景
タイ竹中では毎月2000件以上の請求書を全て紙で受け取っており、このアナログな業務フローによって、現場担当者や経理担当者の業務が逼迫していることが課題となっていました。また、紙でのやりとりのため、本社で現場の取引実態が把握できない状況となっており、締め日の直前に書類の不備が発覚した場合に、支払いや月次決算が遅れるといったリスクを抱えていました。請求書の業務フローをデジタル化し、月次決算を加速するべく、Bill Oneの導入に至りました。

■導入後の運用と成果
タイ竹中ではBill Oneを活用することで、本社、支店、建設現場の計38拠点で毎月2000件以上受領する紙の請求書を全てデジタルで回覧、確認ができる体制を構築しました。これらによる具体的な成果は、以下の通りです。

・年間約4800時間の工数削減による月次決算の加速
Bill One導入以前に月2000件以上の請求書を紙で受け取っていた際は、請求書の回覧やシステムへの手入力などの作業に1件あたり約20分の処理時間を要していました。しかし、Bill One導入後は、1件あたり約8分に作業工数を削減することができ、月に約400時間、年間で約4800時間の新たな時間を創出するとともに、月次決算の加速を実現しました。

・請求書不備を早期発見しコーポレートガバナンスを強化
従来は、各拠点での請求書の受領状況や、処理プロセスを経理担当者が把握できない状況となっていました。また、拠点から請求書が本社の経理担当者に届くまで時間を要するため、不備が発生した場合に、支払いの遅延が発生するリスクも抱えていました。Bill Oneを活用することで、経理担当者がオンライン上でリアルタイムに処理状況を確認し、早期に請求書の不備を発見できる体制を確立しました。

・請求書のクラウド一元管理による従業員の生産性向上
以前は紙ベースで行っていた請求書の受け取り、支払い申請、承認などの業務をBill One上において、一気通貫で実施し、会計システムにも連携できるようになったことで、支店や建設現場にも配置していた経理担当者を全員本社に集約することが可能となりました。これにより、経理担当者間の情報連携や経理人材の育成がスムーズに行えるようになり、従業員の生産性向上を実現しました。

■株式会社竹中工務店 国際支店 管理部 総務人事グループ グループリーダー 梶川 裕氏からのコメント
(導入当時担当者)
紙を中心とした商習慣が根強いタイにおいては、アナログな業務フローによる非効率さが課題となっていました。また、タイの建設業界においては、グローバルでの競争が激化しており、技術力や顧客との信頼関係だけでなく、コストやガバナンス面も重視されるようになり、経理業務においても生産性の向上やコーポレートガバナンスの強化が喫緊の課題となっていました。
Bill Oneの導入時は慣れ親しんだ業務フローを変更する必要があり、経理担当者や現場管理者、さらには取引先の理解を得るのに苦労しました。しかし、社内外の関係者に対して丁寧な説明や研修などを行ったことに加え、Bill Oneの専任担当者のサポートもあり、取引先のほとんどがBill One上での請求書のやりとりに賛同してくださいました。
請求書業務をデジタル化した結果、現在は経理担当者がより迅速に業務を行うことができています。今後は、Bill Oneによって創出した時間で、経理担当者が決算データを素早く収集、分析し、経営に必要な示唆を行える役割を担っていく「Business Partner」となることを目指しています。そして、企業として正確かつ迅速な経営判断を行い、市場と顧客に価値を還元していきたいと考えています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49627/600/49627-600-609157fb20166b8b9e853824f11281a0-1280x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
タイ竹中の経理担当者がBill One上で請求書を確認する様子


■タイ竹中について
会社名:THAI TAKENAKA INTERNATIONAL LTD.
代表者:社長 橘高 博志
設立:1974年3月18日
事業内容:建設業
従業員数:334名(2024年7月末時点)
URL:https://www.takenaka.asia/thailand

※1:Sansan株式会社「働き方を変えるDXを実現したユーザーを表彰する【Sansan Innovation Award 2024】の受賞企業を発表」(2024年7月5日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0705.html
※2:Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度

(以上)

■月次決算を加速する「Bill One」
Sansan株式会社が提供するBill Oneは、請求書受領、請求書発行、経費精算といった各領域における経理課題を解決するインボイス管理サービスです。アナログで非効率な業務をデジタル化し、企業の月次決算を加速します。
https://bill-one.com/

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 13F
資本金:67億74百万円(2024年5月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
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