岡田武史氏、石橋冠監督から熱きエール!WOWOW新ブランド発表記者会見を開催
[11/04/20]
提供元:PRTIMES
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株式会社WOWOWは4月20日、東京全日空ホテルにて、10月より放送がスタートするハイビジョン・3チャンネルに向けた新ブランド発表記者会見を行なった。新しいコーポレートスローガン、コープレートロゴや3チャンネルのコンセプトを発表した。
和崎信哉社長が登壇し、最初に東日本大震災への取り組みを説明。「今、改めて『エンターテインメントにできること』を考えたい」と宣言した。そして、10月から生まれ変わるWOWOWの新しいコンセプトは『見るほどに、新しい出会い。WOWOW』。「「新しい出会い」とは、世界中から厳選されたトップクラスのエンターテインメントに触れることによる、新しい価値観や多面的なものの見方への出会いを意味しています」と和崎社長は説明した。
そのコンセプトのもと、10月から新設されるハイビジョンチャンネルは「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」の3つ。コンテンツの数が増え、制作費もかかると予想されるが、3チャンネル視聴で料金は月額2415円のまま据え置き。「お客様に“新しい出会い”を提供したいという思いから踏み切った。実質的には値下げと思っていただければ」と和崎社長は意気込みを語った。
続けて、編成制作局長の仲澤雅彦が、チャンネルコンセプトを発表。「WOWOWプライム」はフラッグシップとなるチャンネルで、最新の海外ドラマや話題のメガヒット映画を日本語吹き替えでオンエア。「家族みんなで楽しめるということがコンセプト」(仲澤)と説明。オリジナル制作で好評の「連続ドラマW」シリーズも「年間4作を8作に増やしてプライムで放送する」と宣言した。「WOWOWライブ」ではスポーツ中継や音楽ライブ、演劇、落語などを放送。「テニスの世界4大大会はそれぞれ150時間以上、サッカーのリーガ・エスパニョーラは週5回を生中継します。音楽ライブはこれまでのJ-POPに加え、洋楽アーティストも充実させていきたい」(仲澤)。そして、「WOWOWシネマ」では年間800タイトルの映画を放送予定。「加入者の方から長い間リクエストがあった映画専門チャンネルをようやく実現できる。劇場ではヒットしなかったが良質の映画、または未公開の映画も紹介していきたい。まさに見たことのない映画との“新しい出会い”です」と説明した。
さらに、ゲストとしてサッカー日本代表前監督・岡田武史氏(WOWOW専属サッカー解説者)、テレビドラマ演出家の石橋冠監督(ドラマW「なぜ君は絶望と闘えたのか」で文化庁芸術祭テレビドラマの部大賞を受賞)が登場し、和崎社長とのトークセッションを行なった。岡田氏が「今回の震災で日本の社会は変わった。テレビの世界でも、これからはひとつのポリシーを貫くものに対して人がついてくるようになるのでは」と提言。石橋監督も「ドラマWの成功によって、今、俳優も脚本家もWOWOWのドラマに加わりたがっている。それはすごいことです。岡田氏がおっしゃるように、これからも勇気をもって深みのある番組を作っていってほしい」と新ブランドにエールを送った。