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最新のCMOS（相補型金属酸化膜半導体）テクノロジーデバイスによって消費電力量の削減、優れたノイズ性能を始めとする高い性能が実現されるほか、幅広い小型フォームファクタの選択が可能になり、家庭用娯楽システムからリチウムイオンボタン電池を電源とする携帯用の小型機器まで、応用範囲はさまざまなエンド製品のアプリケーションに広がります。





今回の新製品では、最初に50mAおよび150mAのNCP4640とNCP4641が発売されます。いずれも4V〜36Vと入力電圧範囲が広く、入力耐圧は最大50Vとなっています。また、9 μAの低静止電流によって、デバイスのアイドル時の電力消費量を低減します。両製品ともSOT-89-5を標準パッケージとし、必要に応じてSOIC-6-TLパワーパッケージでの提供も可能です。





NCP4629は入力電圧範囲4V〜24Vの500mA LDOリニア電圧レギュレータで、最大36Vの入力耐圧があります。イネーブル・ピンによってデバイスは節電スタンバイモードに設定でき、-40〜105Cと動作温度が広いため、高出力の工業用アプリケーションに最適な製品です。熱効率に優れたDPAK-5パッケージで提供されます。





低入力電圧向け製品の150mA NCP4620およびNCP4625は、300mA以上の出力が可能です。いずれの製品も、卓越したリップル除去性能と低静止電流を提供します。入力電圧が2.6〜10Vで、2セルのリチウムイオン２セルで動作する製品のアプリケーションに最適です。NCP4620およびNCP4625はSC-70-5またはSOT-23-5のいずれかのパッケージを選択できます。





NCP58xには4つの新製品が加わります。150mA NCP4586にはUDFN を始めとする3タイプのパッケージが用意されています。150mA NCP4587と300mA NCP4589は軽負荷時に省電力モードに切り替え、出力負荷が3mA以上に上昇するとともに自動的に高速応答モードに復帰します。縦のサイズがわずか0.4mmの超薄型XDFNなど、設計に応じて多様なパッケージのスタイルを選択することができます。さらにLDOリニア電圧レギュレータの新製品として200mA NCP4588が新たにオン・セミコンダクターのNOCAP™製品群に加わります。NCP4588は出力コンデンサなしでも安定した動作を実現できるため、全体の部品数を削減して設計でき、貴重なPCB上の面積を節約し、厳しい環境下でより堅牢なソリューションを提供することができます。NCP4588はXDFNパッケージでも提供されます。





オン・セミコンダクターのレギュレーション事業担当ディレクタのMike Paquetteは、「今回、LDO電圧レギュレータ製品全体の拡充によって、この領域におけるオン・セミコンダクターの豊富なノウハウと市場のリーダーとしての地位を明確に示すことになりました。特に、超小型、超薄型のXDFNパッケージでデバイスを提供し、一段と多機能化への要求が増す小型の筐体に対応した設計が可能になったことを非常に嬉しく思っています。」と語っています。





LDOリニア電圧レギュレータの新製品の価格は、1ユニット当たり0.25米ドル から0.60米ドルとなっています。





詳細については http://www.onsemi.comをご覧ください。