そろそろ冬スイッチオン!「コート前線」を発表 〜ハーフ・トレンチコート前線 北ほど南下早く、ウール・ダウンコート前線 西日本への到着遅め〜
[14/09/25]
提供元:DreamNews
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民間の気象会社 株式会社ライフビジネスウェザー(本社:東京都中央区、代表取締役:石川勝敏 以下、LBW)は2014年9月25日、コートが本格的に活躍する日を予想した「コート前線」を発表しました。10月から11月にかけては秋が順調に深まり、関東から九州でもあとひと月ほどでハーフコートやトレンチコートが活躍しそうです。一方本格的な冬の到来は西ほど遅く、ウールコートやダウンコートの出番は西日本で遅めとなりそうです。
“コート前線”とは
冬の初めに着る軽めのコート(ハーフコート・トレンチコートなど)、真冬に着る厚手のコート(ウールコート・ダウンコートなど)について、多くの人がコートを着始める気温を、独自の解析で推定しました。コート前線とは、気象庁発表の季節予報に基づき、冬にかけての気温傾向を分析し、いつ頃それぞれのコートが着たくなるかを予想したものです。予想日から約一週間が前線到達の目安です。
詳細 〜冬スイッチは気温15〜
気象庁による「気候情報を活用した気候リスク管理技術に関する調査報告書〜アパレル・ファッション産業分野〜平成26年3月(株)ライフビジネスウェザー作成」(http://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/pdf/H25apa_all.pdf)によると、首都圏の店舗では東京の1日の平均気温が約18になるとトレンチコートの売り上げが伸び始めることが分かりました。これは最低気温が約15になる時期に当たります。
また同様に、ウールやダウンコートの売り上げが伸び始めるのは1日の平均気温が約13の時期で、これは最低気温が一桁になる時期に当たります。
LBW・ビジネス気象研究所では、1日の中で気温が15以下の時間が長くなると本格的にハーフコートやトレンチコートが活躍し始め、同様に気温が一桁の時間が長くなるとウールコートやダウンコートが活躍し始めると推定しました。これは、「歩行者の外観に基づくclo値推定の試み-定点観測結果を用いて-丸田直美 田村照子」(日生気誌46(4):149-158,2009)で調査された服装と気温の関係にも概ね一致します。(clo値とは衣服の保温性を示す指標)
ハーフ・トレンチ前線は7日間の平均気温が15台になる頃、ウール・ダウン前線は7日間の平均気温が8以下になる頃を目安にしています。(一部地域を除く)
ハーフ・トレンチ前線は北ほど早く ウール・ダウン前線は西ほど遅め
今年の9月は、北海道や東北の一部で平年より早くハーフ・トレンチコート前線がスタートしました。10月から11月にかけては北日本を中心に秋の深まりが早いでしょう。ハーフ・トレンチコート前線は平年より早く10月上旬には東北や本州の山間部に到達し、南関東から九州にかけても平年並みの10月終わりから11月初めには到達しそうです。ダウン・ウールコート前線は北日本で平年並みの南下が予想され、初雪が降る11月中旬には東北南部や本州の山間部に到達するでしょう。一方、今年は西ほど本格的な冬の到来が遅く、ダウン・ウールコートの出番は南関東から西の太平洋側で12月半ば以降、九州は年末年始の所も多いでしょう。
今後の発表スケジュール
10月中旬に第2段を発表予定です。また、LBW気象予報士が急な寒さを予想し、コート前線の南下が急加速すると予想された場合は、随時発表いたします。
<お問い合わせ先>
株式会社ライフビジネスウェザー
ビジネス気象研究所 小越・常盤
E-mail: contact@lbw.jp TEL:03-3668-6141 FAX:03-3668-6145
<会社概要>
(1)商号 :株式会社ライフビジネスウェザー (気象庁予報業務許可第83号)
(2)代表者 :代表取締役 石川勝敏
(3)本店所在地 :東京都中央区日本橋堀留町1-10-14人形町セントラルビル2階
(4)設立年月日 :1998年1月
(5)主な事業の内容:リアルタイム気象データを活用した商品の企画・開発・販売
Web・スマートフォン、各種メディア向け生活気象情報の提供
“コート前線”とは
冬の初めに着る軽めのコート(ハーフコート・トレンチコートなど)、真冬に着る厚手のコート(ウールコート・ダウンコートなど)について、多くの人がコートを着始める気温を、独自の解析で推定しました。コート前線とは、気象庁発表の季節予報に基づき、冬にかけての気温傾向を分析し、いつ頃それぞれのコートが着たくなるかを予想したものです。予想日から約一週間が前線到達の目安です。
詳細 〜冬スイッチは気温15〜
気象庁による「気候情報を活用した気候リスク管理技術に関する調査報告書〜アパレル・ファッション産業分野〜平成26年3月(株)ライフビジネスウェザー作成」(http://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/pdf/H25apa_all.pdf)によると、首都圏の店舗では東京の1日の平均気温が約18になるとトレンチコートの売り上げが伸び始めることが分かりました。これは最低気温が約15になる時期に当たります。
また同様に、ウールやダウンコートの売り上げが伸び始めるのは1日の平均気温が約13の時期で、これは最低気温が一桁になる時期に当たります。
LBW・ビジネス気象研究所では、1日の中で気温が15以下の時間が長くなると本格的にハーフコートやトレンチコートが活躍し始め、同様に気温が一桁の時間が長くなるとウールコートやダウンコートが活躍し始めると推定しました。これは、「歩行者の外観に基づくclo値推定の試み-定点観測結果を用いて-丸田直美 田村照子」(日生気誌46(4):149-158,2009)で調査された服装と気温の関係にも概ね一致します。(clo値とは衣服の保温性を示す指標)
ハーフ・トレンチ前線は7日間の平均気温が15台になる頃、ウール・ダウン前線は7日間の平均気温が8以下になる頃を目安にしています。(一部地域を除く)
ハーフ・トレンチ前線は北ほど早く ウール・ダウン前線は西ほど遅め
今年の9月は、北海道や東北の一部で平年より早くハーフ・トレンチコート前線がスタートしました。10月から11月にかけては北日本を中心に秋の深まりが早いでしょう。ハーフ・トレンチコート前線は平年より早く10月上旬には東北や本州の山間部に到達し、南関東から九州にかけても平年並みの10月終わりから11月初めには到達しそうです。ダウン・ウールコート前線は北日本で平年並みの南下が予想され、初雪が降る11月中旬には東北南部や本州の山間部に到達するでしょう。一方、今年は西ほど本格的な冬の到来が遅く、ダウン・ウールコートの出番は南関東から西の太平洋側で12月半ば以降、九州は年末年始の所も多いでしょう。
今後の発表スケジュール
10月中旬に第2段を発表予定です。また、LBW気象予報士が急な寒さを予想し、コート前線の南下が急加速すると予想された場合は、随時発表いたします。
<お問い合わせ先>
株式会社ライフビジネスウェザー
ビジネス気象研究所 小越・常盤
E-mail: contact@lbw.jp TEL:03-3668-6141 FAX:03-3668-6145
<会社概要>
(1)商号 :株式会社ライフビジネスウェザー (気象庁予報業務許可第83号)
(2)代表者 :代表取締役 石川勝敏
(3)本店所在地 :東京都中央区日本橋堀留町1-10-14人形町セントラルビル2階
(4)設立年月日 :1998年1月
(5)主な事業の内容:リアルタイム気象データを活用した商品の企画・開発・販売
Web・スマートフォン、各種メディア向け生活気象情報の提供