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国際協力NGOのCARE、バングラデシュ、サイクロンによる被災者に対する支援物資配布を大幅に増加
世界70カ国で活動を行う国際協力NGOのCAREは、サイクロン「シドル」の被害により家を失った何千人もの人々に対する緊急用の食糧と最低限の生活物資の配布を膨大に増やして実施しています。
世界70カ国で活動を行うCAREは、サイクロン「シドル」の被害により家を失った何千人もの人々に対する緊急用の食糧と最低限の生活物資の配布を膨大に増やして実施しています。22日の週初めに、CAREスタッフはいくつかの配布地点を開き、1000世帯、約5000人の被災者に食糧を配布しました。22日木曜日には、最も大きな被害を受けた地域のさらに2569世帯に食糧および食糧以外の緊急支援物資を配布しました。今週末までには、CAREは配布システムを拡大し、13,000世帯への緊急救援物資の配布を終える予定です。
「今回のサイクロンはこれまでにない緊急事態だ」と、CAREのアジア地域コーディネーター、Musa Mohammadは述べています。「緊急事態に備えていたために、過去のサイクロンのときよりも死亡者数は少ないが、被災者の苦しみはいまだにとても大きなものとなっている。被災者の多くは家や仕事、そしてまさに収穫の時期を迎えていた作物を失った。被災者たちが通常の生活を再開することは、長期にわたる課題である。私たちは、可能な限り迅速に私たちの支援が拡大できるよう、尽力している」。
現在の配布においては、１世帯につき34キロ分のお米、じゃがいも、塩、そのほか必要となる食糧が配られています。食糧以外の物資には、一時的なシェルターを建てることができるよう、ビニールシートとロープ、さらに石けんやろうそくといった必需品が含まれています。当初、ボートで多くの食糧を配布することを想定していましたが、川を行き来するカーフェリーが修復されたので、物資配布はトラックによって実施されています。
またCAREは、2000世帯に安全な飲料水を供給するための共用の貯水槽の消毒と修繕を行うとともに、１日に１万リットル以上の水をろ過することができる可動式の浄化設備を提供しました。この浄化設備は、１日に最低でも800世帯、約4000人の人々を支えています。できるだけ早急にほかにもこの設備を建て、使用できるようにする計画です。
さらにCAREは、地元でクリニックを経営している首都ダッカのコミュニティ病院の医者による５つの医療チームを構成しました。22日には、1250人以上の被災者がこの医療チームによる治療を受けました。今後、医療チームを25チームに拡大する計画もあります。
CAREは、より大規模で包括的な支援を実施すべく、資金提供を求めています。CAREは迅速な救援を実施するために、これまでの活動に独自の緊急用資金を充ててきましたが、今回の緊急事態の規模では、被災者の命を救うことができるよう迅速に人々に支援を届けるためには、ドナーや一般からの多くの支援が必要となります。長期的には、バングラデシュにおいて潜在的に危険な状態に置かれている人々を今後の災害から守るためのシステムの開発を支援したいとCAREは考えています。Musa Mohammedは次のように述べています。「災害などの被害を受けやすい人々の危険を減らさなければ、こういった事態はまた起こるのです」。
CAREの日本事務局では、サイクロン被災者支援のための緊急募金の
受付を行っています。詳細は以下をご覧ください。
http://www.careintjp.org/news/newsrelease_sidr_donation.html
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上記記事の詳細および資料などについてのお問い合わせは以下まで
（財）ケア・インターナショナル ジャパン
マーケティング部広報担当 菅沼 （m.suganuma@careintjp.org）
Tel. 03-5950-1335 Fax. 03-5950-137
「今回のサイクロンはこれまでにない緊急事態だ」と、CAREのアジア地域コーディネーター、Musa Mohammadは述べています。「緊急事態に備えていたために、過去のサイクロンのときよりも死亡者数は少ないが、被災者の苦しみはいまだにとても大きなものとなっている。被災者の多くは家や仕事、そしてまさに収穫の時期を迎えていた作物を失った。被災者たちが通常の生活を再開することは、長期にわたる課題である。私たちは、可能な限り迅速に私たちの支援が拡大できるよう、尽力している」。
現在の配布においては、１世帯につき34キロ分のお米、じゃがいも、塩、そのほか必要となる食糧が配られています。食糧以外の物資には、一時的なシェルターを建てることができるよう、ビニールシートとロープ、さらに石けんやろうそくといった必需品が含まれています。当初、ボートで多くの食糧を配布することを想定していましたが、川を行き来するカーフェリーが修復されたので、物資配布はトラックによって実施されています。
またCAREは、2000世帯に安全な飲料水を供給するための共用の貯水槽の消毒と修繕を行うとともに、１日に１万リットル以上の水をろ過することができる可動式の浄化設備を提供しました。この浄化設備は、１日に最低でも800世帯、約4000人の人々を支えています。できるだけ早急にほかにもこの設備を建て、使用できるようにする計画です。
さらにCAREは、地元でクリニックを経営している首都ダッカのコミュニティ病院の医者による５つの医療チームを構成しました。22日には、1250人以上の被災者がこの医療チームによる治療を受けました。今後、医療チームを25チームに拡大する計画もあります。
CAREは、より大規模で包括的な支援を実施すべく、資金提供を求めています。CAREは迅速な救援を実施するために、これまでの活動に独自の緊急用資金を充ててきましたが、今回の緊急事態の規模では、被災者の命を救うことができるよう迅速に人々に支援を届けるためには、ドナーや一般からの多くの支援が必要となります。長期的には、バングラデシュにおいて潜在的に危険な状態に置かれている人々を今後の災害から守るためのシステムの開発を支援したいとCAREは考えています。Musa Mohammedは次のように述べています。「災害などの被害を受けやすい人々の危険を減らさなければ、こういった事態はまた起こるのです」。
CAREの日本事務局では、サイクロン被災者支援のための緊急募金の
受付を行っています。詳細は以下をご覧ください。
http://www.careintjp.org/news/newsrelease_sidr_donation.html
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（財）ケア・インターナショナル ジャパン
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Tel. 03-5950-1335 Fax. 03-5950-137
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