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食材の偽装は工場点検で見つけられる!安全な食品は、安全な工場から−『ビジュアル図解 食品工場の点検と監査』刊行!

衛生的で安全な食材を仕入れるための、仕入先の点検と監査のポイントをビジュアルに解説!食品の原材料仕入担当者、スーパー、生協のバイヤー、外食産業等の購買担当者必読の書!
■本書を刊行するにあたって
「なぜ、殺虫剤が餃子に混入したのですか」「河岸さんは、原因をどう考えますか」
今年1月に中国製毒餃子事件が発覚した際、報道機関の方からの問合せで、著者である河岸氏の携帯電話は毎日鳴り続けでした。
また、昨年に北海道で発生したミートホープ事件でも、問合せが数多くありました。ミートホープ社の偽装ひき肉は、大手食品工場の食材として長年使用され続けていました。その間には当然、保険所の免許の更新があり、仕入先の視察・監査などもあったと思います。多くの不正が行われていたのに、なぜ視察・点検した方が不正を見抜けなかったのか、疑問の声が聞こえてきます。

食品業界は、とかく海外の権威に頼り勝ちです。しかし、不二家では不祥事発生当時、ISOを取得していました。雪印の食中毒事件はHACCP認可工場で発生しています。監査員はどうして大きな偽装を見抜くことができなかったのでしょうか。

HACCP、ISO、AIB……どの手法を使用して原料の仕入先を監査しても、実際に監査するのも、監査されるのも人間です。過去に、ISOの審査員に昼食にステーキを出して審査の成績を良くしてもらおうとしたと疑われる事件がありました。人間が人間を監査・点検するのは難しいのです。

あまりにも多くの問合せを受け、食材を買っている仕入先の点検・監査についての本を出すことになりました。この本が、食品事故がひとつでも減るきっかけになれば幸いです。


■本書の特徴
「いい食材から、いい製品ができる。悪い食材を使用して、いい商品をつくることはできない」そして、いい食材を仕入れるためには、自分達の目で食材を吟味できなければなりません。著者が、30年近く畜産原料の屠場の管理やさまざまな食品工場で経験したことを基本にISO、HACCP、AIBの考え方も取り入れて、仕入れる食材を監査・点検するポイントを説明しています。


■著者プロフィール
河岸 宏和(かわぎし ひろかず)
1958年北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓までの品質管理を実践中。30年近くにわたって経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハムソーセージ工場、餃子・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け総菜工場、玉子加工品製造工場、配送流通センター、スーパーマーケットの厨房衛生管理など多数。


■主要目次
1章 作業場全体の概要
2章 マニュアル・規定の整備状況
3章 品質管理の状況
4章 敷地から作業場の入口までの管理状況
5章 作業場の状況
6章 設備、作業者の状況
7章 投票の管理状況
8章 清掃状況とトイレの状況について
9章 使用原料の管理状況
10章 教育の実施状況


■本書の概要
書 名:【ビジュアル図解】食品工場の点検と監査
著 者:河岸宏和
発行日:平成20年4月22日
仕 様:A5判・並製・232頁
定 価:1,785円(本体1,700円)

【本件に関するお問い合わせ先】<br />同文舘出版株式会社<br />営業部 福井 陽子 (e-mail) fukui@dobunkan.co.jp<br />〒101-0051<br />東京都千代田区神田神保町1-41<br />TEL:03-3294-1801 FAX:03-3294-1807<br />http://www.dobunkan.co.jp/

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