【界 津軽】〜祭りロスから立ち上がる、弘前ねぷた絵師連携プロジェクト〜中止さ負げねぇ、「ねぷたのかわりまつり 第2弾」開催|期間:2021年2月1日〜5月31日
[21/01/29]
提供元:@Press
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全国に展開する星野リゾートの小規模な温泉旅館ブランド「界」のうち、青森県・大鰐温泉に位置する界 津軽では、2020年夏に中止になった「弘前ねぷたまつり」に携わる絵師と連携し「ねぷたのかわりまつり 第2弾」を開催します。迫力あるねぷた絵を間近で鑑賞することができる「ねぷた絵展示ギャラりー」と絵師の気分を味わうことができる「ねぷた絵付け体験」の場を設け、津軽の伝統行事を応援します。
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新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、毎年160万人が訪れる「弘前ねぷたまつり」が2020年夏に中止となりました。例年、弘前ねぷたまつりを目的に界 津軽を訪れる宿泊者も多く、「弘前の夏の風物詩を見られず残念」という声が寄せられました。また、開催に関わりの深い弘前ねぷた絵師の方々は活躍の場を失い、苦境に立たされました。それを受け界 津軽では絵師の方と連携し、館内で弘前ねぷたを楽しんでもらえるよう「ねぷた絵展示ギャラりー」を中心とした催しを「ねぷたのかわり 第1弾」として、2020年7月23日〜8月31日に開催しました。
第1弾が好評を得たことやねぷた絵師の方との連携する中で、創作活動は夏にとどまらず、通年通して行われることを知り、まつりの舞台裏も知ってもらえるような展示をしたいという想いで第2弾を企画しました。
第1弾の取り組みと第2弾のパワーアップポイント
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第一弾では「津軽錦絵作家協会」の協力の元、新型コロナ早期終息の願いを込め「疫病退散」をテーマにした ねぷた絵を館内の「ねぷた絵展示ギャラりー」に9点展示しました。第二弾では、弘前ねぷたの代名詞ともいえる勇壮な武者が描かれた「鏡絵(かがみえ)」と女性が描かれた優美な「見送り絵」を含む13点を展示します。
また、絵師が実際に使用する道具や絵の具などの展示、ねぷたの歴史や由来、作品への思いを伝える解説パネル、絵師の動画インタビューを用意しており、これまではあまり知ることができなかった舞台裏を知ることができます。
内容1:躍動感ある鏡絵と優美な見送り絵
画像 : https://newscast.jp/attachments/zUrT319ET5tQW2LCQiiM.jpg勇壮な鏡絵
画像 : https://newscast.jp/attachments/tMcLc1XKKoAsU2pDkdzn.jpg妖艶で美しい見送り絵
画像 : https://newscast.jp/attachments/8shFIWt11hbF82QULDh9.jpg展示場所となる水庭に面した回廊やロビー
弘前ねぷたは、青森ねぶたとともに国の重要無形民俗文化財に指定されています。 青森の「ねぶた」が歌舞伎風の人形の灯籠なのに対し、弘前は扇形が主流です。ねぷたの表面には「鏡絵」と呼ばれる、三国志や水滸伝を題材にした勇壮な武者絵が描かれ、裏面には「見送り絵」と呼ばれる武者を見送る美人画や水墨画が描かれます。今回の催しに合わせて、高さ約160cmの「鏡絵」と「見送り絵」を館内の「ねぷた絵展示ギャラりー」に展示しています。
「ねぷた絵展示ギャラりー」は水庭と面したロビーや回廊に設けており、ねぷた絵の周囲にガラス越しの雪景色や新緑などが映り込むため、津軽の四季の風景と共に鑑賞することができます。夜になると、ライトアップされ、色鮮やかなねぷた絵が浮かび上がるように見え、幻想的です。
内容2 ねぷた絵を購入して弘前ねぷたや絵師を応援
通常、ねぷた絵は毎年祭りが終わると「七日火送り(なぬかびおくり)」と呼ばれる行事で燃やす風習があり、なかなか実物を近くで見たり、買ったりということが難しい作品です。「ねぷた絵展示ギャラりー」に展示されている作品で、気に入ったもは購入できるため、弘前ねぷたの文化や絵師を応援することにつながります。第1弾でも4点,のねぷた絵の購入がありました。
内容3:絵師の手仕事がわかる展示とインタビュー動画
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画像 : https://newscast.jp/attachments/UryQWsjTPr20X5LbMciT.jpg絵師が実際に使用する筆や墨、絵の具
画像 : https://newscast.jp/attachments/y7FxbdMQlkMAeqlRHQEw.jpg見送り絵の背景に描かれる蔦や雲の模様
今回新たに、絵師が実際に使用している、筆や墨、粉末染料などの道具を展示しています。筆一つとっても下絵で使用するもの、蝋付けで使うもの、色付けするもの等、制作のプロセスによって太さや形状の異なる筆を多数使い分けていることを知ることができ、絵師の作業に思いを馳せることができます。
また、普段は遠目にしか見ることができない、ねぷた絵の雲や蔦などの模様をクローズアップして展示しています。見送り絵の背景に描かれており、絵師が筆の使い方や墨の入れ方を練習する際に描く模様です。絵の具のぼかしの技法、鮮やかな色合いを間近に見ることができます。
展示に合わせて絵師のインタビュー動画も紹介する予定で、制作のこだわりや想いを感じることができます。
内容4:絵師になりきる「ねぷた絵付け体験」(有料)
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ねぷた絵を鑑賞するだけでなく、客室内で手を動かして創作体験ができる、絵付け体験のセットを第1弾に続き用意しています。
ねぷたの下絵は、「墨書き」と「蝋書き」と呼ばれる技巧で描かれています。体験者は仕上げとして、色を入れていく「絵付け」を行います。ねぷた絵師の方々に描き下ろした色紙サイズの本格的な下絵に水彩の絵の具を使って、色をいれ、ねぷた絵師になった気分を味わえます。できあがった絵は、希望に応じて、団扇に張って持ち帰ることもできます。また、体験の参加費用は、下絵を作成いただいたねぷた絵師の収入となります。
料金:1点1,500円(税込み)
所要時間:約30分
予約:当日受付
ご協力いただいている弘前ねぷた絵師のひとり: 三浦呑龍 (みうら どんりゅう)氏 プロフィール
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弘前市出身。1975年よりねぷた絵師の先駆者である故・石沢龍峡師氏(日本画家、津軽錦絵作家協会初代会長)に師事し、本格的にねぷた絵の制作に取り組む。
毎年ねぷた祭りに参加する大型ねぷた絵や、NHK「紅白歌合戦」などの舞台用のねぷたも制作。近年では日本橋や渋谷の百貨店などで「三浦呑龍個展」を開催。これまでに手掛けた弘前ねぷたは600台以上にも及ぶ。
現在、津軽錦絵作家協会第6代会長を務め、2018年には弘前市文化振興功労賞を受賞。今回、界 津軽「ねぷたのかわりのまつり」ではねぷた絵制作とインタビュー動画に協力。
中止さ負げねぇ、「ねぷたのかわりまつり 第2弾」概要
施設 :界 津軽(青森県・大鰐温泉)
期間 :2021年2月1日〜5月31日
対象 :宿泊者限定
詳細情報:[https://kai-ryokan.jp/tsugaru/]{https://kai-ryokan.jp/tsugaru/}
<最高水準のコロナ対策宣言>
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=bP_o1DMJzZo
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・食事処入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・半個室での食事処にて夕朝食の提供(界 *一部施設を除く)
・食事処の混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{https://drive.google.com/drive/folders/1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}
星野リゾート 界 津軽
津軽地方の奥座敷に佇む、津軽文化が光る宿。2019年にリニューアルし、津軽文化と四季を感じる「津軽四季の水庭」が誕生。歴史のある名湯・大鰐温泉を青森ヒバの湯殿で堪能し、大間のマグロを地酒と共に味わえる。日本画の巨匠・加山又造の壁画『春秋波濤』の前で毎晩開催される津軽三味線の生演奏は圧巻。
青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1/客室数41室
[https://kai-ryokan.jp/tsugaru/]{https://kai-ryokan.jp/tsugaru/}