アリソントランスミッションと米国日野、2023年のクラス6、7、8 BEVトラックの生産開始に向けたパートナーシップを締結
[21/09/28]
提供元:@Press
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中・大型商用車向けオートマチックトランスミッションの世界最大手メーカーであり、ハイブリッド駆動システムおよび完全電気駆動システムを含む商用車向け駆動ソリューションのサプライヤー、アリソントランスミッション(以下、アリソン)は、米国日野のクラス6(GVW 約8.8t)からクラス8(GVW 約15t以上)のバッテリー式電気トラック(BEV)向け電動アクスルの開発パートナーに選ばれたと発表しました。両社は、包括的かつ戦略的な業務提携契約(JCA)の枠組みに合意し、従来型トランスミッションにおける両社の長年のパートナーシップを更に強化します。
本パートナーシップによって、米国日野は他の商用車メーカーとは一線を画した製品をエンドユーザーに提供すべく、2023年初頭に、アリソンの電動アクスルeGen Power 100Dを搭載した車両の少量生産を開始します。アリソントランスミッションの北米セールス・グローバルチャネル・アフターマーケット担当バイスプレジデントであるローハン・バルーアは、「この度のパートナーシップ締結は、電動ソリューションポートフォリオの拡充を通じた『世界で最も信頼される価値ある駆動ソリューションの提供』という当社のコミットメントにおける大きな進歩です。当社と米国日野の長年のパートナーシップが新たな発展を遂げたことを嬉しく思います。
BEVトラックに搭載されるアリソンの次世代商用電動アクスルは、米国日野の従来型ディーゼル車両の標準トランスミッションであるアリソン2000および3000シリーズと同様、これまでの両社ブランドに違わぬ高性能、信頼性、耐久性を発揮し、アリソンと米国日野双方のお客様にとっての革新的ソリューションとなるでしょう」と語っています。
また米国日野は、2020年10月のプロジェクトZ発表後、アリソンと協業し、北米市場向けの中型・大型商用車に特化したBEVソリューションの設計も行ってきた中、両社と協力企業が参画したこのプロジェクトの成果として、アリソンが新たなeGen Powerシリーズである100Sを発表しています。
100Sは、信頼性に優れた100Dのコアコンポーネントを継承し、より軽量かつ小型の電動アクスルです。このコンパクトな設計は、クラス6と7(GVW:8.8〜15.0t)の車両に最適ですが、タンデム化によりクラス8(GVW:15t以上)の6x4車両にも対応します。米国日野は本JCAに則り、クラス6から8までの車両開発におけるアリソンとのパートナーシップの下、100Sを採用する初のグローバルOEMとなります。
米国日野販売のカスタマー・エクスペリエンス担当シニア・バイス・プレジデントのグレン・エリス氏は、「この度のパートナーシップ締結により、アリソンの電動アクスルeGen Powerシリーズをクラス6、7、8のBEV製品に搭載できることを喜ばしく思います。特に、初のOEMとして、100Sをクラス6と7のBEVに搭載できることは、当社が昨年後期に発表したプロジェクトZのゼロエミッションに向けた取り組みにおける重要な一歩です。アリソンと当社のお客様は、次世代の電動プラットフォームに対し、従来のディーゼル車と同じ信頼性と耐久性を求めていますが、そのご期待に添えるものと確信しています」と語っています。
シングルモーターの100Sは、デュアルモーターの100Dおよび130Dでは対応できなかった中型・大型商用車の用途を補完することで、アリソンの電動アクスルポートフォリオをさらに拡充します。これらの100S、100D、130Dは多段変速トランスミッションと組み合わせることで、ドライブシャフトや関連部品が不要となります。また、モーター1つあたりの連続出力が284馬力(212キロワット)、最高出力が434馬力(324キロワット)と、クラス最高レベルの出力密度を誇ります。効率を維持しつつ、高い登坂性能と最高速度を実現し、航続距離の最大化と充電時間の最小化に成功しています。さらには、車両の寿命を通じてメンテナンス不要であり、ダウンタイムや総所有コスト(TCO)を大幅に削減できるよう、お客様第一に設計されています。
■アリソントランスミッションについて
アリソントランスミッション(NYSE:ALSN)は、商用車および防衛車両向けの車両推進ソリューションを設計・製造するリーディングカンパニーであり、中・大型のフルオートマチックトランスミッションの世界最大のメーカーであるとともに、世界の働き方を改善する電動化推進システムのリーダーでもあります。アリソン製品は、オンハイウェイ・トラック(配送、塵芥収集、建機、消防、救急)、バス(スクールバス、路線・観光バス)、キャンピングカー、オフハイウェイ・ビークルおよび機器(エネルギー開発、鉱山用機器、建設)、防衛車両など、さまざまな用途で使用されています。
1915年の創業以来、本社を米国インディアナ州インディアナポリスに置き、世界150カ国以上で事業を展開し、オランダ、中国、ブラジルに地域本部、米国、ハンガリー、インドに製造拠点を持つほか、インディアナ州インディアナポリス、ミシガン州オーバーンヒルズ、英国ロンドンに電動化エンジニアリングセンターを置くなど、グローバルなエンジニアリングリソースを有しています。また、アリソンは世界各地に1,400以上の独立した販売代理店およびディーラーを有しています。詳細については、 http://allisontransmission.com をご覧ください。
本パートナーシップによって、米国日野は他の商用車メーカーとは一線を画した製品をエンドユーザーに提供すべく、2023年初頭に、アリソンの電動アクスルeGen Power 100Dを搭載した車両の少量生産を開始します。アリソントランスミッションの北米セールス・グローバルチャネル・アフターマーケット担当バイスプレジデントであるローハン・バルーアは、「この度のパートナーシップ締結は、電動ソリューションポートフォリオの拡充を通じた『世界で最も信頼される価値ある駆動ソリューションの提供』という当社のコミットメントにおける大きな進歩です。当社と米国日野の長年のパートナーシップが新たな発展を遂げたことを嬉しく思います。
BEVトラックに搭載されるアリソンの次世代商用電動アクスルは、米国日野の従来型ディーゼル車両の標準トランスミッションであるアリソン2000および3000シリーズと同様、これまでの両社ブランドに違わぬ高性能、信頼性、耐久性を発揮し、アリソンと米国日野双方のお客様にとっての革新的ソリューションとなるでしょう」と語っています。
また米国日野は、2020年10月のプロジェクトZ発表後、アリソンと協業し、北米市場向けの中型・大型商用車に特化したBEVソリューションの設計も行ってきた中、両社と協力企業が参画したこのプロジェクトの成果として、アリソンが新たなeGen Powerシリーズである100Sを発表しています。
100Sは、信頼性に優れた100Dのコアコンポーネントを継承し、より軽量かつ小型の電動アクスルです。このコンパクトな設計は、クラス6と7(GVW:8.8〜15.0t)の車両に最適ですが、タンデム化によりクラス8(GVW:15t以上)の6x4車両にも対応します。米国日野は本JCAに則り、クラス6から8までの車両開発におけるアリソンとのパートナーシップの下、100Sを採用する初のグローバルOEMとなります。
米国日野販売のカスタマー・エクスペリエンス担当シニア・バイス・プレジデントのグレン・エリス氏は、「この度のパートナーシップ締結により、アリソンの電動アクスルeGen Powerシリーズをクラス6、7、8のBEV製品に搭載できることを喜ばしく思います。特に、初のOEMとして、100Sをクラス6と7のBEVに搭載できることは、当社が昨年後期に発表したプロジェクトZのゼロエミッションに向けた取り組みにおける重要な一歩です。アリソンと当社のお客様は、次世代の電動プラットフォームに対し、従来のディーゼル車と同じ信頼性と耐久性を求めていますが、そのご期待に添えるものと確信しています」と語っています。
シングルモーターの100Sは、デュアルモーターの100Dおよび130Dでは対応できなかった中型・大型商用車の用途を補完することで、アリソンの電動アクスルポートフォリオをさらに拡充します。これらの100S、100D、130Dは多段変速トランスミッションと組み合わせることで、ドライブシャフトや関連部品が不要となります。また、モーター1つあたりの連続出力が284馬力(212キロワット)、最高出力が434馬力(324キロワット)と、クラス最高レベルの出力密度を誇ります。効率を維持しつつ、高い登坂性能と最高速度を実現し、航続距離の最大化と充電時間の最小化に成功しています。さらには、車両の寿命を通じてメンテナンス不要であり、ダウンタイムや総所有コスト(TCO)を大幅に削減できるよう、お客様第一に設計されています。
■アリソントランスミッションについて
アリソントランスミッション(NYSE:ALSN)は、商用車および防衛車両向けの車両推進ソリューションを設計・製造するリーディングカンパニーであり、中・大型のフルオートマチックトランスミッションの世界最大のメーカーであるとともに、世界の働き方を改善する電動化推進システムのリーダーでもあります。アリソン製品は、オンハイウェイ・トラック(配送、塵芥収集、建機、消防、救急)、バス(スクールバス、路線・観光バス)、キャンピングカー、オフハイウェイ・ビークルおよび機器(エネルギー開発、鉱山用機器、建設)、防衛車両など、さまざまな用途で使用されています。
1915年の創業以来、本社を米国インディアナ州インディアナポリスに置き、世界150カ国以上で事業を展開し、オランダ、中国、ブラジルに地域本部、米国、ハンガリー、インドに製造拠点を持つほか、インディアナ州インディアナポリス、ミシガン州オーバーンヒルズ、英国ロンドンに電動化エンジニアリングセンターを置くなど、グローバルなエンジニアリングリソースを有しています。また、アリソンは世界各地に1,400以上の独立した販売代理店およびディーラーを有しています。詳細については、 http://allisontransmission.com をご覧ください。