ソリトン、「回復期リハビリテーション病院探索システム」を公開 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室と共同開発
[13/04/25]
提供元:@Press
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株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区新宿、代表:鎌田 信夫)は、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室と共同で、「回復期リハビリテーション病院探索システム」のWEBサイト(リハビリサイト)を完成させ、4月25日より一般向けに無償公開します。
本システムは、厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業)大都市圏脳卒中診療連携体制の構築--ニーズと資源のマッチング用データベースを用いたリハビリテーション医療連携システムの開発と効果の実証」(主任研究者:慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 里宇 明元)の研究成果に基づき、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室とソリトンとの共同研究により、開発しました。
この開発の背景は以下の通りです。
・脳卒中や骨折等で救急病院(急性期病院)に入院された方の中で、一定程度の後遺症が残った場合には、遅くとも発症から2か月以内にリハビリ専門病院(回復期病院)に転院して専門的なリハビリを受ける必要があります。
・この急性期から回復期に至るまでのリハビリが切れ目なく、スムーズに提供されることが最大限の機能回復と社会復帰のために重要です。
・一部地域では、その地域の中で急性期から回復期あるいは生活期までのリハビリを一貫して行う「地域完結型モデル」の有効性が報告されています。しかし、このモデルは、人口規模がはるかに大きく、また、診療圏が複数の都道府県をまたいで広域的である大都市圏での適用には限界があります。
「必要な情報を得ながら、自分に合った回復期リハビリ病院を手軽に探したい」という利用者・ご家族および医療者の願いに応え、リハビリの流れの円滑化、効率化を支援すべく、IT技術の活用を検討し、「大都市圏における回復期リハビリテーション病院探索の最適化」に関し共同研究契約を締結し開発を進めてきました。株式会社ソリトンシステムズが有するセキュリティ技術を含めたIT技術と、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室が有するリハビリテーション関連の医学的知見を融合して、完成しました。
今回、リハビリテーション診療連携の重要性と有用性を広く理解していただくため、一般ユーザ向けに公開するものです。
当社は、この共同開発と公開を経てニーズを検証し、今後、IT技術の医療・介護分野への応用を検討していく考えです。
■一般公開する「リハビリサイト」の概要
・予約モデルのマッチング技術をリハビリテーション関連の医学的知見に適用した、大都市圏での利用を念頭に置いた診療連携支援システムです。
・急性病院からの転院期限を迎えようとする患者について、その患者の病状に合わせて受入可能な回復期病院を検索する機能を有しています。
・検索の中心(患者の自宅等)に近い回復期病院を地図で表示するなど使い勝手を配慮したユーザインターフェースを備えています。
・スマートフォンやタブレット端末向けのバージョンもあります。
・主に首都圏にある回復期病院のデータが、データベースとして格納されています。
・回復期病院の最新情報、受入れ対応状況などは、共同研究の継続活動として慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室/ソリトンシステムズからの呼びかけに対し、各病院が応える形で提供され、情報がアップデートされることを今後期待しています。
■リハビリサイトアドレス
http://rehabilisite.com
■利用イメージ
回復期リハビリテーション病院の場所を地図で確認し、示されたそれらの病院の詳細情報を表示させることができます。検索条件を追加入力して絞込検索することによって、患者さんの病状や希望に合う回復期病院候補を地図や表で知ることができます。
http://www.atpress.ne.jp/releases/35110/a_1.jpg
【株式会社ソリトンシステムズについて】
日本でいち早くLANに取り組み、企業や官公庁の大規模ネットワークの構築を手掛けるとともに、ネットワークOSやプロトコルソフトの開発でも実績を重ねてきました。その技術力を基に、近年はインターネットの普及に合わせ、認証を始めとしたITセキュリティ関連製品の開発とそれを利用したサービス、及びブロードバンドによるコンテンツ配信システムの構築と運用、さらにスマートデバイスを活用したビジネスソリューションにも注力しています。
設立:1979年
売上:105億円(2012年3月期/連結)
【この件に関する問合せ先】
株式会社ソリトンシステムズ
新規プロジェクト担当
Tel: 06-6821-6777
e-mail: info@rehabilisite.com
本システムは、厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業)大都市圏脳卒中診療連携体制の構築--ニーズと資源のマッチング用データベースを用いたリハビリテーション医療連携システムの開発と効果の実証」(主任研究者:慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 里宇 明元)の研究成果に基づき、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室とソリトンとの共同研究により、開発しました。
この開発の背景は以下の通りです。
・脳卒中や骨折等で救急病院(急性期病院)に入院された方の中で、一定程度の後遺症が残った場合には、遅くとも発症から2か月以内にリハビリ専門病院(回復期病院)に転院して専門的なリハビリを受ける必要があります。
・この急性期から回復期に至るまでのリハビリが切れ目なく、スムーズに提供されることが最大限の機能回復と社会復帰のために重要です。
・一部地域では、その地域の中で急性期から回復期あるいは生活期までのリハビリを一貫して行う「地域完結型モデル」の有効性が報告されています。しかし、このモデルは、人口規模がはるかに大きく、また、診療圏が複数の都道府県をまたいで広域的である大都市圏での適用には限界があります。
「必要な情報を得ながら、自分に合った回復期リハビリ病院を手軽に探したい」という利用者・ご家族および医療者の願いに応え、リハビリの流れの円滑化、効率化を支援すべく、IT技術の活用を検討し、「大都市圏における回復期リハビリテーション病院探索の最適化」に関し共同研究契約を締結し開発を進めてきました。株式会社ソリトンシステムズが有するセキュリティ技術を含めたIT技術と、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室が有するリハビリテーション関連の医学的知見を融合して、完成しました。
今回、リハビリテーション診療連携の重要性と有用性を広く理解していただくため、一般ユーザ向けに公開するものです。
当社は、この共同開発と公開を経てニーズを検証し、今後、IT技術の医療・介護分野への応用を検討していく考えです。
■一般公開する「リハビリサイト」の概要
・予約モデルのマッチング技術をリハビリテーション関連の医学的知見に適用した、大都市圏での利用を念頭に置いた診療連携支援システムです。
・急性病院からの転院期限を迎えようとする患者について、その患者の病状に合わせて受入可能な回復期病院を検索する機能を有しています。
・検索の中心(患者の自宅等)に近い回復期病院を地図で表示するなど使い勝手を配慮したユーザインターフェースを備えています。
・スマートフォンやタブレット端末向けのバージョンもあります。
・主に首都圏にある回復期病院のデータが、データベースとして格納されています。
・回復期病院の最新情報、受入れ対応状況などは、共同研究の継続活動として慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室/ソリトンシステムズからの呼びかけに対し、各病院が応える形で提供され、情報がアップデートされることを今後期待しています。
■リハビリサイトアドレス
http://rehabilisite.com
■利用イメージ
回復期リハビリテーション病院の場所を地図で確認し、示されたそれらの病院の詳細情報を表示させることができます。検索条件を追加入力して絞込検索することによって、患者さんの病状や希望に合う回復期病院候補を地図や表で知ることができます。
http://www.atpress.ne.jp/releases/35110/a_1.jpg
【株式会社ソリトンシステムズについて】
日本でいち早くLANに取り組み、企業や官公庁の大規模ネットワークの構築を手掛けるとともに、ネットワークOSやプロトコルソフトの開発でも実績を重ねてきました。その技術力を基に、近年はインターネットの普及に合わせ、認証を始めとしたITセキュリティ関連製品の開発とそれを利用したサービス、及びブロードバンドによるコンテンツ配信システムの構築と運用、さらにスマートデバイスを活用したビジネスソリューションにも注力しています。
設立:1979年
売上:105億円(2012年3月期/連結)
【この件に関する問合せ先】
株式会社ソリトンシステムズ
新規プロジェクト担当
Tel: 06-6821-6777
e-mail: info@rehabilisite.com