小型商品*1に特化した自動倉庫「rBox」、株式会社アルプス物流にて採用決定!1月22日より第4回スマート物流EXPOにも出展予定
[25/01/08]
提供元:@Press
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RAXグループ(本社:モナコ、CEO:ルパート・カトリツキー)の100%子会社であるRAX Solutions株式会社(東京都中央区日本橋、CEO:ルパート・カトリツキー、以下 RAX)は、株式会社アルプス物流(神奈川県横浜市、代表取締役:寺? 秀昭、以下 アルプス物流)が2025年秋、神奈川県、埼玉県内の2拠点に自動倉庫「rBox」の採用を決定したことをお知らせいたします。
【ホームページ】 https://www.rax-solutions.com/jp-home/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/420156/LL_img_420156_1.jpg
RAX Solutions rBoxイメージ図
光学レンズ産業界では確立されたブランドイメージがあるなか、国内では初めての異業種のお客様への採用となります。これからも従来の自動化システムではマッチしなかった領域を更に開拓し、お客様に喜んでもらえるソリューションを提供していきます。
1月には東京ビッグサイトにて第4回スマート物流EXPOに出展いたします。
*1:名刺箱から靴箱程度の箱サイズまでの箱商品、または同サイズの専用箱に収まる商品
*2:システム都合の順不同ではなく、指示を出した順序
*3:各案件によるが300%以上の在庫効率向上実績あり
■独自DISRで少量多品種の小型商品の保管、出荷を自動化するソリューション
少量多品種の小型商品の保管、出荷を自動化するソリューションです。
独自*4の“DISR(Direct Item Storage & Retrieval)”(直接物品保管と取り出し)により、“Order-To-Person”もしくは“Order-To-Box”(別称“Single-order picking”)つまり注文中の全品点数がピッキングされ、作業者へ、または直接出荷カートンへの払出しを可能にします。これは従来の商品が入ったコンテナ等が人に運ばれ、人がコンテナ等からピッキングすることを注文内にある品点数分行う“Good-To-Person”との大きな違いです。
顧客ニーズや商品形態に合わせ商品入庫から出庫、ピッキング後の次工程である製造や出荷までを全自動化するため各種システムとの連携を我々のコア・テクノロジーであるRAMにより制御します。
*4:国内の医療関連業界以外では初の技術。当社調べ。
利用例:
1. コンタクトレンズや化粧品など小箱商品のEコマース物流拠点。
入庫の完全自動化、出荷カートンの形成、カートンへの商品の払出し、チラシの封入、カートン封緘と出荷伝票ラベル貼付、配送業者別にカートンの仕分けまでの一連のフローの完全自動化(無人化)と制御等。
2. メガネレンズ製造拠点。
未加工、加工済みレンズを自動入庫、保管管理から製造工程につながるコンベア上のひとつのジョブトレイに左右のレンズをペアにして払出し。更に加工・コーティング後のレンズとフレームの自動マッチング等。
3. 手のひらに載るほどの小さい商品を取り扱う研究施設や物流拠点。
専用の箱・トレー・スタンドに、実験材料、小瓶入りエッセンシャルオイル、ヴィンテージ時計のスペアパーツ、電子部品、リファービッシュ後のスマートフォン等の在庫管理から出荷工程までの連携。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/420156/LL_img_420156_6.jpg
ソリューションのイメージ図
■選定の決め手(アルプス物流 保管BU 部長 野殿 征範 コメント)
アルプス物流の倉庫自動化ソリューション選定の責任者として近年数多くの自動化ソリューションを導入してきています。RAX Solutions株式会社の「rBox」は他社にない“小さな箱単位”で高効率に保管出来る点、WMSから印刷された出荷指示書の順にコンベア上へ商品を払出し可能な点が、理想通りの運用を実現できる唯一の選択肢でした。また、「rBox」は必要耐荷重も平米600-800kg程度と軽く、弊社の物流倉庫に設置可能でした。商品の棚への格納・ピッキング作業の効率化はもちろんのこと、大幅な保管効率の向上を見込んでおり、2025年秋の稼働に向け準備を進めていきます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/420156/LL_img_420156_2.jpg
rBox内部 棚
■国内での活動について(RAX Solutions株式会社 営業・事業開発責任者 コメント)
ヨーロッパの調剤薬局で支流である薬剤箱の自動ピッキングロボットの国内事業立ち上げを前職にて担う中で、異業種からの導入検討希望を数多く頂いていました。これは当社社長がヨーロッパにて数十年前に経験したものと同じでした。産業向けに進化した技術・ソフトウエア・経験をより多くの方々に知って頂き、光学レンズ産業以外でも幅広い分野にてビジネスに貢献するソリューションを提供していきます。
■イベントのお知らせ
2025年1月22日より東京ビッグサイトで開催される第4回スマート物流EXPOに出展することをお知らせします。
会期 :2025年1月22日(水)〜24日(金)
会場 :東京ビッグサイト
ブース位置 :S17-40
詳細、お申込み方法:こちら( https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1244275130353896-PYX )をご参照ください。
■株式会社アルプス物流について
所在地 :神奈川県横浜市港北区新羽町1756
代表取締役:寺? 秀昭
事業内容 :
電子部品等の運送・保管・輸出入・商品販売を一貫して提供する総合物流企業
●運送関連 :貨物自動車運送事業、貨物運送取扱事業
●保管関連 :倉庫業、梱包業
●輸出入関連:輸出入貨物取扱事業、通関業、利用航空運送事業、航空運送代理店業
●その他 :包装材料の製造販売業、合成樹脂材料の製造及び販売業、電子デバイス販売業など
ホームページ: https://www.alps-logistics.com/
■RAXグループついて
1993年以来、病院や調剤薬局の物流自動化システムを設置するヨーロッパのリーダー的存在となる過程で、医療業界以外でも小型商品の自動化ソリューションの需要があることを認識し、各産業顧客の要求を満たす独自技術を開発し、2015年にはRAXブランドを確立しました。RAXは、光学レンズ産業界の眼鏡、コンタクトの製造、流通、保管管理に特化した自動化ソリューションを世界で提供し続け10年以上の経験と実績があります。お客様の声を伺い、完全自動化(人の介在なし)を含む、最適な提案をさせていただき、希望により段階的な導入の計画にも対応させていただいています。詳しくはRAX-Solutions.com( https://www.rax-solutions.com/jp-home/ )をご参照ください。