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ひとづくり・ものづくり日本のルネッサンスを目的とし『株式会社21世紀ものづくり日本』を設立&日本再興プロジェクト始動

欧米流のマネジメント理論が広まり日本経済・産業が低迷しているなか、日本発のマネジメント理論[日本のものづくり]が必要であると考え、昭和に活躍した壮年世代を中心としてマネジメント教育と実プロジェクト支援の「文武両道」のもと、人材教育と各種イノベーション事業を実践する『株式会社21世紀ものづくり日本(英文表記 K.K.MN21)』を立ち上げました。
また、6月17日〜19日に開催されるスマートコミュニテイ展「次世代自動車展」にエイ・アール・アイ合同会社の共同出展社として参加します。

株式会社21世紀ものづくり日本: http://www.bizdyn.jp


■設立の背景:[使命]日本の出番が来た
〜資本主義〜
 トマ・ピケティの「21世紀の資本」が世界中で話題になり、日本でも水野 和夫の「資本主義の終焉と歴史の危機」が注目されました。又 ドラッカーは20世紀のおわりに「ポスト資本主義」で企業を含む経済社会の21世紀の姿を描きました。
 ドラッカーは社会生態学者として社会を「身体」とすれば、企業は地域社会や政治経済の機関として人類福祉に貢献する「器官」であると考える思想家でした。その思想は江戸時代初期に近江商法に影響を与えた三河武士出身の僧侶、鈴木 正三の士農工商の仕事の哲学「四民日用」の思想と重なります。

〜米国流MBA〜
 「欧米流の株主資本主義に日本の経営者は洗脳されている」と指摘する米シリコンバレーで活躍するベンチャーキャピタリストの原丈人氏は米国流MBA教育批判者です。「MBAは会社を滅ぼす」で有名なカナダの経営学者ヘンリー・ミンツバーグは「MBAのマネジメント教育は個人の高収入を上げるスキルアップを売り物にした利益追求型米国型MBA教育がアメリカ経済社会に悪影響を与えている」と事例を上げて分析しました。

〜日本のものづくりから生まれたマネジメント手法〜
 トヨタ式経営をもとにTOC(制約理論)を開発した故ゴールドラット博士は生産システムだけではなく、製品開発、システム開発、新事業開発などプロジェクトマネジメントを中心とした実践的なマネジメント哲学の思想を作りました。トヨタだけではなく日本のものづくりの感性から生み出された手法はTQC、5S、タグチメソッドが世界の製造業に大きな影響を与えています。欧米の先進的な企業やマネジメント研究者が日本研究から優れたマネジメント手法を開発しています。しかし、欧米のMBAや 欧米のMBAを模倣している日本のMBAも、日本経済の長期低迷の中で、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズやシリコンバレーベンチャー精神をモデルにして日本産業の自虐スピリットに陥っています。

〜ものづくり日本が与える影響と特徴〜
 しかし、交通機関を例にとってみると「ものづくり日本」は江戸時代から続く匠の精神を引き継ぎ西洋の科学技術を取り入れ、JRは明治の蒸気機関からリニアモーターに、トヨタは生産方式や燃費改善で世界トップに、東レのカーボンファイバーで飛行機産業にも影響及ぼしています。又 日本的経営の本質は行政から産業の基盤を支えている中小企業までトップダウンではなく現場の技能者の匠の精神が生きる日本的なプロジェクトマネジメントに成功の秘訣があります。

 このような背景から、昭和に活躍した壮年世代を中心としてマネジメント教育と実プロジェクト支援の「文武両道」のもと、人材教育と各種イノベーション事業を実践する『株式会社21世紀ものづくり日本』を立ち上げることとなりました。


■『株式会社21世紀ものづくり日本』について
 ここに戦後日本のものづくりの知を発展させた“「昭和時代」の日本人による日本の現場実践”を基礎とする体系的なマネジメント人材養成が望まれます。同時に実学としてのイノベーション事業を立ち上げプロジェクトを遂行することで、思想と現場現実との一体化(文武両道)のマネジメント体系が構築できます。
 米国型MBAでもなくそれをモデルにした日本のMBAとも違い、又 米国を模したMOTでもなく、日本の歴史文化的精神の上に、欧米の科学的論理的思考を取り入れ、技術開発の方法論や「和」の組織論に基づくシステム開発・事業開発プロジェクトマネジメントなど、日本のものづくりの知を基礎にして、モノだけではなくコトやシステムであるビジネスモデルづくりのマネジメントが今必要とされています。それはドラッカーやミンツバーグ、原丈人氏が唱える21世紀の共益資本主義社会が要求するものと確信します。欧米優位のマネジメント理論から日本発のマネジメント理論を体系化し世界に発信できるビジョンに使命感を抱く同士が立ち上がりました。


■プロジェクト第1弾
 最初のプロジェクトは株主で且つ取締役である山本 博明の発明をもとにした「回転体の芯ブレ自動補正技術の研究開発と試作品パイロット事業」(オートバランサー)と決定し、総力上げて取り組みます。


■株主役員ご紹介
 東京都都立大学工学部長・東京農工大学大学院MOT研究科長を歴任し、現在職業能力開発総合大学校校長の古川 勇二先生の発案で発起人会を作りました。東京農工大学大学院MOT人脈を基盤としたアカデミック世界の発起人と、ものづくり日本の現場技能者として驚異的な発明をした山本 博明、この発明を早い段階で発掘し金型製作技能や今岡の手法と共通するTOC(制約理論)を道具として世界に日本の匠の技を伝道している吉原 且滋などが株主・役員となり、株式会社21世紀ものづくり日本を設立しました。
 なお、株式会社ビジダインの商号で4年前からMOT終了生を中心に開講した今岡のドラッカーマネジメント塾も、自営業のSCMコンサルティング事業も株式会社21世紀ものづくり日本に統合しました。

(古川先生:日本の機械工学者。学位は工学博士。職業能力開発総合大学校校長、日本学術会議連携会員、東京都立大学・東京農工大学および大連理工大学名誉教授、上海交通大学客座教授(ウィキペデイアより)。なお古川先生は機械工学の分野で、40年前 工作機械の加工精度を向上する真円を作る理論を発明し、現在 世界でも使われている理論です。又 ものづくり日本から世界のものづくりのスタンダード化プロジェクトIMSを指導されたことでも有名です。)


<株主(取締役)>
・古川 勇二
職業能力開発総合大学校校長、元都立大学工学部長、元東京農工大学大学院MOT研究科長
・加藤 美治
東京農工大学同窓会MOT部会長
・木幡 幸弘 (監査役)
公認会計士、東京農工大学大学院工学府産業技術専攻教授
・鶴見 隆 (取締役)
株式会社戦略データベース研究所代表(知財戦略)
・山本 博明 (取締役)
発明者、エイ・アール・アイ合同会社副代表
・吉原 且滋 (取締役)
技能コンサルタント、プロモーター、有限会社ヨシテック代表
・今岡 善次郎 (代表取締役、筆頭株主)
法政大学理工学部兼任教員、多摩大学大学院客員教授、東京農工大学大学院工学府博士課程院生


■プレス&一般向け発表会
6月17日〜19日に開催されるスマートコミュニテイ展「次世代自動車展」にて出展社エイ・アール・アイ合同会社の共同出展社として、株式会社ものづくり日本が参加します。

スマートコミュニテイ「次世代自動車展」セッションA17-1
発表日 : 2015年6月17日13:00〜13:30 A会場
発表内容: 省エネ・低騒音!
      回転体芯ブレ自動補正技術事業化に向けたパートナー募集!
      イノベーションのためのひとづくり教育事業
発表者 : 株式会社21世紀ものづくり日本 代表取締役 今岡 善次郎

「次世代自動車展」概要
開催場所:東京ビッグサイト(東京国際展示場) 東2・3ホール
     〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
URL   : http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/e08vlkt0wo57gz75rnWBy
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