マド埋め完了で一先ず達成感も
[14/04/21]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は続伸。91.71円高の14607.98円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えている。先週末の欧米市場がグッドフライデーの祝日で休場となるなか、海外勢のフローは減少。しかし、為替市場では対ドル、対ユーロともに円安に振れるなか、堅調な展開だった。
ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>などが日経平均をけん引。日経平均は8日以来の14600円台を回復している。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、鉱業、その他金融、石油石炭、パルプ紙、その他製品、情報通信、倉庫運輸、電気機器、精密機器、輸送用機器などが堅調。一方で、海運、建設、ゴム製品、医薬品、空運、不動産などが小安い。
日経平均は25日線を上回って推移しており、14600円を回復して9日に空けたマドを埋めてきている。一先ずマド埋めを完了したことにより、達成感が意識されやすいであろう。ソフトバンク<9984>などの動向を睨みながら短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。
また、自民党の貸金業者に対する金利規制の緩和検討を手掛かりにノンバンク株が急騰。ただし、アコム<8572>、アイフル<8515>などはストップ高で寄り付いた後は上げ幅を縮めている。大引けにかけて再動意をみせてくるかが注目される。その他は、決算や業績修正、アナリスト予想等を材料にした個別物色になろう。(村瀬 智一)
<FA>
ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>などが日経平均をけん引。日経平均は8日以来の14600円台を回復している。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、鉱業、その他金融、石油石炭、パルプ紙、その他製品、情報通信、倉庫運輸、電気機器、精密機器、輸送用機器などが堅調。一方で、海運、建設、ゴム製品、医薬品、空運、不動産などが小安い。
日経平均は25日線を上回って推移しており、14600円を回復して9日に空けたマドを埋めてきている。一先ずマド埋めを完了したことにより、達成感が意識されやすいであろう。ソフトバンク<9984>などの動向を睨みながら短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。
また、自民党の貸金業者に対する金利規制の緩和検討を手掛かりにノンバンク株が急騰。ただし、アコム<8572>、アイフル<8515>などはストップ高で寄り付いた後は上げ幅を縮めている。大引けにかけて再動意をみせてくるかが注目される。その他は、決算や業績修正、アナリスト予想等を材料にした個別物色になろう。(村瀬 智一)
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