政策期待を手掛かりとした材料株などへの関心
[14/08/15]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は小幅に反落。20.66円安の15293.91円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えている。直近4営業日で500円超の上昇をみせていたこと、心理的な抵抗として意識される25日線を捉えてきているなか、上げ一服の流れに。東証1部の騰落銘柄は若干値上がり数が上回っているが、値上がり、値下がり数は拮抗。規模別指数では大型、中型株指数のマイナスに対して、小型株指数のみがプラスだった。
セクターでは海運、不動産、金属製品、医薬品、鉄鋼、その他製品が堅調。半面、鉱業、石油石炭、水産農林、情報通信、非鉄金属などが冴えない。指数インパクトの大きいところでは、アステラス<4503>、東エレク<8035>、住友不<8830>が上昇。一方で、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が下げており、日経平均の重しに。
日経平均は5営業日ぶりに反落となり、25日線の攻防をみせている。ただ、直近で500円超の上昇をみせており、週末要因もあって、利益確定の売りも出やすいところであろう。想定内の一服であり、25日線での攻防についても上値の重さはそれ程嫌気されていないだろう。一方で、20円安程度の下げにとどまっている状況では、押し目買い意欲の強さが窺える。
また、主力処はまちまちだが、中小型株や低位材料株など、個人主体による物色は活発である。ミクシィ<2121>についても売り一巡後はプラス圏に回復する局面もみられている。そのほか、京急<9006>のカジノ事業参入報道を受けて、カジノ関連が堅調。そのほか、よみうりランド<9671>など含み資産関連などの一角も動意付いている。日経平均はこう着の中、政策期待を手掛かりとした材料株などへの関心は強そうだ。(村瀬智一)
<FA>
セクターでは海運、不動産、金属製品、医薬品、鉄鋼、その他製品が堅調。半面、鉱業、石油石炭、水産農林、情報通信、非鉄金属などが冴えない。指数インパクトの大きいところでは、アステラス<4503>、東エレク<8035>、住友不<8830>が上昇。一方で、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が下げており、日経平均の重しに。
日経平均は5営業日ぶりに反落となり、25日線の攻防をみせている。ただ、直近で500円超の上昇をみせており、週末要因もあって、利益確定の売りも出やすいところであろう。想定内の一服であり、25日線での攻防についても上値の重さはそれ程嫌気されていないだろう。一方で、20円安程度の下げにとどまっている状況では、押し目買い意欲の強さが窺える。
また、主力処はまちまちだが、中小型株や低位材料株など、個人主体による物色は活発である。ミクシィ<2121>についても売り一巡後はプラス圏に回復する局面もみられている。そのほか、京急<9006>のカジノ事業参入報道を受けて、カジノ関連が堅調。そのほか、よみうりランド<9671>など含み資産関連などの一角も動意付いている。日経平均はこう着の中、政策期待を手掛かりとした材料株などへの関心は強そうだ。(村瀬智一)
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