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日経平均は反発、先物主導で上昇後は様子見ムード強まる

相場概況
日経平均は反発。28日の米国市場でNYダウが上昇し、節目の17000ドルを回復した流れを受けて、日経平均は反発してスタート。前場は先物へ断続的に大口買いが入った影響から上げ幅を拡大する展開となり、後場の寄り付き直後には前日比265.38円高の15595.29円まで上昇する場面も見られた。その後は様子見ムードが強まり、15550円を挟んで推移した。

大引けの日経平均は前日比224.00円高の15553.91円となった。東証1部の売買高は21億8717万株、売買代金は2兆1006億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、証券、鉄鋼、鉱業、石油・石炭製品、金属製品が上昇率上位となった。一方、化学、医薬品、電気・ガス業は小幅な上げにとどまった。

個別では、ソフトバンク<9984>、東電力<9501>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>などが堅調。また、業績観測報道が好感されたソニー<6758>や、第2四半期決算が市場予想を上回った野村<8604>、JFE<5411>の上げが目立った。オムロン<6645>は決算内容や株主還元策が好感されて7%を超える上昇となった。一方、リクルートHD<6098>、富士フイルム<4901>、ホンダ<7267>、花王<4452>などが軟調。業績観測が報じられたミクシィ<2121>は前日の大幅上昇の反動もあり7%を超える下落に。また、信越化<4063>は市場予想をやや上回る決算内容だったが、野村證券の投資判断引き下げが弱材料視され売られた。

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