日経平均は3日ぶり反発、欧州政局不安が一服(訂正)
[18/05/31]
提供元:株式会社フィスコ
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相場概況
日経平均は3日ぶり反発。30日の米国市場では、イタリアの政局不安が一服し、投資家心理も持ち直し、米国債利回りの上昇を受けた金融関連銘柄を中心に買い戻しの動きが広がったほか、原油高も好感され、終日上昇となった。シカゴ225先物は大証比225円高の22255円で引けており、その水準にサヤ寄せする格好でのスタートとなった。直近2営業日で日経平均は460円超下落している分、買い戻しの動きが広がり、前日に空けたマド(22240円処)を埋める場面もみられた。円高進行の一服などの外部環境も後押しし、医薬品などのディフェンシブセクター中心にショートカバーの動きが強まった。
大引けの日経平均は前日比183.30円高の22201.82円となった。東証1部の売買高は22億
6414万株、売買代金は4兆4333億円だった。業種別では、石油石炭製品が3%超の上昇となるほか、ガラス土石製品、精密機器、その他製品なども上昇した。
個別では、資生堂<4911>が5%超の上昇となったほか、トヨタ自動車<7203>、東海カーボン<5301>、三菱商事<8058>、花王<4452>、キリン<2503>、リクルートHD<6098>などが上昇。資生堂は、JPモルガンによる目標株価引き上げが好感された。同証券では、資生堂はこれまでマージン改善による踊り場知らずの対数的成長を続けているが、2020年を境にして、指数関数的成長要因も加わる可能性があると指摘している。また、化粧品の新カテゴリー領域での先行者利得は、株価にまだ織り込まれていない注目材料と捉えており、Best of Japan銘柄リストに採用しているようだ。一方で、三菱UFJ<8306>、サイバーエージェント<4751>、東京エレクトロン<8035>、日産自動車<7201>は軟調。
<SK>
大引けの日経平均は前日比183.30円高の22201.82円となった。東証1部の売買高は22億
6414万株、売買代金は4兆4333億円だった。業種別では、石油石炭製品が3%超の上昇となるほか、ガラス土石製品、精密機器、その他製品なども上昇した。
個別では、資生堂<4911>が5%超の上昇となったほか、トヨタ自動車<7203>、東海カーボン<5301>、三菱商事<8058>、花王<4452>、キリン<2503>、リクルートHD<6098>などが上昇。資生堂は、JPモルガンによる目標株価引き上げが好感された。同証券では、資生堂はこれまでマージン改善による踊り場知らずの対数的成長を続けているが、2020年を境にして、指数関数的成長要因も加わる可能性があると指摘している。また、化粧品の新カテゴリー領域での先行者利得は、株価にまだ織り込まれていない注目材料と捉えており、Best of Japan銘柄リストに採用しているようだ。一方で、三菱UFJ<8306>、サイバーエージェント<4751>、東京エレクトロン<8035>、日産自動車<7201>は軟調。
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