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日本水産、日本新薬、国際帝石など

本日の注目個別銘柄
<1815> 鉄建 294 +14人気化。国土交通省では、東北、上越、山陽の3新幹線の土木構造物の大規模改修を行う必要性が認められたとして、JR東とJR西に大規模改修引当金の積み立てを開始するよう指示したと伝わっている。JR東が担当する分の改修費用は計約1兆円とされているようだ。JR東向け工事が主体の同社には恩恵享受が期待できるとの見方先行へ。

<6879> イマジカロボ 503 +80ストップ高。OLMの子会社化を発表、期待材料とされている。OLMグループは、「ポケモン」シリーズや「妖怪ウォッチ」シリーズなどのTV・劇場用アニメーションの企画立案から演出・作画などトータルマネジメントを行っている。事業の幅の広がりなどが期待され、業容拡大へつながっていくとの期待感が先行。なお、今期の同社営業利益予想7億円に対して、OLMの前期実績は10億円超のようだ。

<4151> 協和キリン 1850 -229大幅安。野村證券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げしていることが売り材料視されている。目標株価も2300円から2200円に引き下げへ。16.12期営業利益予想を従来から101億円減の350億円にまで引き下げているもよう。G-lastaは従来想定ほど普及が容易でないと判断していること、Regparaは来年4月に市場拡大薬価再算定の対象となる可能性が高いことなどを下方修正の背景に。

<1605> 国際帝石 1180 +23買い優勢。原油高メリット銘柄として原油市況の上昇が買い材料視されている。前日のNY原油市況は大幅に続伸、前日比3.8%の上昇となった。米エネルギー情報局の統計において、予想に反して先週の米原油在庫の大幅減少が明らかになったことで、供給超過解消への期待が広がる格好になっているようだ。本日は同社などエネルギー・資源関連株の上昇が目立つ展開になっている。

<1332> 日本水産 566 +80ストップ高比例配分。複数で投資判断格上げの動きが観測されており、注目度が高まる格好のようだ。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」、目標株価を390円から960円に引き上げ。また、みずほ証券では「中立」から「買い」に、目標株価を340円から910円に引き上げ。南米事業の収益改善期待などを反映しているようだ。

<4516> 日本新薬 4440 -510大幅安。提携先のスイス社とともに、肺高血圧症治療薬の米国承認取得、1月に発売すると発表している。同社にとっては、初のグローバル新薬であり、長期的な業績寄与が大きいとの期待は高いようだ。ただ、もともとFDAの審査期限が22日に設定されていたほか、承認の可能性は十分に織り込まれていたため、短期的な材料出尽しと受けとめる動きが優勢のようだ。

<7445> ライトオン 1499 +95大幅続伸。一昨日に12月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比17.4%増、前月は1ケタ台の増収率に鈍化していたが、再度2ケタ増ペースに回帰している。他社と比較して相対的に高い伸びが続いているほか、同社自体のモメンタムも一段と好転する形となり、再度業績上振れへの期待感などにもつながっているようだ。

<6301> コマツ 1976 +54.5反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では小松中国を訪問、少なくても最悪期は過ぎた可能性が高いと判断している。12月前半のKOMTRAX稼働時間は、再度、前年比1ケタ半ばへと落ち幅は縮小しているもよう。また、鉱山機械部品などは引き続き伸長する状況となっているようだ。本日は日立建機<6305>や住友重機<6302>などの建設株も高い。

<6645> オムロン 4085 -65さえない。バークレイズ証券が投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしている。10月に続き、11月月次売上高も計画に対し弱含みで推移しており、業績予想を見直ししているもよう。16.3期営業利益は従来の703億円から685億円に、17.3期は830億円から750億円にそれぞれ引き下げているようだ。

<XH>

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