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米株、債券市場の達成感から金市場にホットマネーが? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。足元では金価格が上昇をつづけており、米国によるイラン追加制裁から地政学リスクが高まったことで金価格は6年ぶりの高値となりました。しかし26日のニューヨーク市場では米利下げ期待の後退を受けて 売りが優勢となっているよう。今後の金価格はどうなっていくのでしょうか。今日は、金市場についての松永総研のレポートをご紹介します。

松永さんのブログ「松永総研」では、米市場について『今週末の米中通商協議で前進があまり望めないとの観測を受けてリスクオフの流れが強まってきたようです』と分析しています。

注目されるG20については、『今週末の米中通商協議では、今後の米中通商協議の筋道に対する話し合いとなりそうです。それにより、米中貿易戦争の長期化は避けられそうもありません』とのことで、加えて『パウエルFRB議長が昨夜、「米経済への下振れリスクは強まった」と述べたこともリスクオフの流れを助長したようです』と伝えています。

金市場に動きについては、『米国経済成長の減速懸念を受けて米国の利下げ観測が高まったことは、米国株を押し上げる要因となりましたが、「リスクヘッジ志向の金相場」も押し上げる要因となりました』と解説。

今後の米市場と金市場については、『S&P500種株価指数が更に上昇基調を続けるだけの強材料も見当たらないことから、史上最高値を更新したことを受けて、6月4日からの米国株の上昇基調に対する達成感が高まってきたようです』とのことで、同様に長期債についても『昨年秋ごろから続く上昇基調に対する達成感が高まってきたようです』と考察しており、『株式市場と債券市場は、金融市場の中でも2大市場であるだけに、そうした株式市場や債券市場から金市場にホットマネーが更に流入することも考えられます』との見解を述べています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の6月26日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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