日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は7円高、金融関連セクターの上昇が目立つ
[14/08/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は7円高、金融関連セクターの上昇が目立つ】
9時34分現在の日経平均株価は、15593.25円(前日比+7.05円)で推移。日経平均は10営業日続伸で始まった。21日の米国市場の上昇の流れを受けて、買い先行で始まっている。大阪225先物は15620円からのスタートとなり、シカゴ先物清算値(15650円)には届かず。週末要因もあって、寄り付き後は20円程度での狭い値幅での推移に。
セクターではパルプ・紙、建設が小安いほかは、31業種が上昇。上昇が目立つところでは、保険、証券、銀行など、昨日に続いて金融関連セクターの上昇が目立つ。そのほか、ゴム製品、水産・農林、その他金融、海運、電力・ガス、石油・石炭などがしっかり。
売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、メガバンク3行、KLab<3656>、野村<8604>、ソニー<6758>、日本通信<9424>、第一生命<8750>などが堅調。一方で、トヨタ自<7203>、コロプラ<3668>、鉄建<1815>、NTT<9432>などが小安い。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、大型株指数の強さが目立つ。
【ドル・円は103円90銭付近、一部の投資家は為替取引を手控え】
ドル・円は103円90銭付近で推移。ドル・円は103円93銭まで上昇。日経平均株価は小幅高で推移しており、株高継続を意識したドル買いが観測されている。ただし、イエレンFRB議長とドラギECB総裁の講演が22日に予定されていることから、一部の投資家は為替取引を手控えているもよう。
9時34分時点のドル・円は103円90銭、ユーロ・円は137円91銭、ポンド・円は172円20銭、豪ドル・円は96円67銭付近で推移している。
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