ユーロ週間見通し:もみ合いか、ギリシャ反緊縮政権とトロイカとの交渉に要注目
[15/01/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
今週のユーロ・ドルは、ギリシャ反緊縮政権とトロイカ(欧州連合・国際通貨基金・欧州中央銀行)による緊縮財政措置の緩和、債務減免などの交渉を見極める展開となる。交渉進展への期待が高まった場合、ユーロ買いが強まりそうだ。また、スイス国立銀行(中央銀行)によるユーロ買い・スイスフラン売り介入が継続した場合、ユーロ高につながる可能性がある。
今週のユーロ・円はもみ合いか。ギリシャ金融危機再燃への警戒感は残されており、対円レートの大幅な上昇は期待薄か。しかしながら、債務減免に関する交渉が進展した場合、ユーロは下げ渋る展開が予想される。
主な発表予定は、3日(火):(ユーロ圏)12月生産者物価指数、4日(水):(ユーロ圏)12月小売売上高など
予想レンジ:ユーロ・円130円00銭-135円00銭/ユーロ・ドル1.1000ドル-1.1500ドル
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