Jオイル---新中期経営計画を発表、2020年度営業利益120億円を目指す
[14/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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食用油大手のJ-オイルミルズ<2613>は26日、2014年度から2020年度まで、7年間を対象期間とする新中期経営計画を策定した。
基本方針は、「安定と成長 2020」質の向上を伴った「構造変革」。基本戦略は、新中期経営計画は質の向上を伴った「構造変革」を目指す。この「構造変革」は、事業自体の変革を目指すとともに、社内の変革も目指す。事業に関しては、(1)製油領域、(2)食品・ファインケミカル領域、(3)海外事業領域の「構造変革」、企業、社員としては、(4)仕事の質の変革、(5)組織の変革、(6)人財の育成・変革に取り組む。
業績目標については、売上高が2013年度見込みの2140億円に対して、2016年度目標値が2200億円、2020年度目標値が2500億円。営業利益は2013年度見込みの66億円に対して、2016年度目標値が100億円、2020年度目標値が120億円。営業利益率は2013年度見込みの3.1%に対して、2016年度、2020年度目標値が5%。ROEは同5.6%、7%、8%を計画している。
J-オイルミルズ<2613>は味の素<2802>傘下の大手食用油脂メーカーである。業界再編が進む国内の食用油脂業界にあって、同社は業務用を強みに日清オイリオグループ<2602>と業界トップの座を競う。
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