テックファーム Research Memo(6):カジノ向けモバイル決済システムは事業化に向け進展
[14/04/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■成長戦略と経営課題
(2)カジノ市場への取り組み
テックファーム<3625>は2014年4月に米国にカジノ市場向けモバイル電子マネーサービスの事業開発、運営を目的とした全額出資子会社プリズム・ソリューションズを設立する。米国カジノ市場向けの電子マネー決済システムでは、2011年より日本金銭機械<6418>の米子会社JCMアメリカンと業務提携を行い、共同開発を進めてきた。今回、現地に子会社を設立したことで本格的な事業化に向けた動きが進むとみられる。
ここ3年連続で出展しているカジノ関連の世界最大イベント「Global GamingExpo(G2E)」では、今秋、同社の電子マネー決済システムを本格的に搭載したマシンを発表する予定。また、1年後を目途に、トライアルサービスの開始を目指す。
ビジネスモデルとしては、システム利用料の一定割合を徴収するフィービジネスとなる。「ee-TaB*」サービスと同様、安定収益源の1つとして中長期的に同社の収益を下支えする事業に成長することとなろう。
なお、カジノ市場に関しては既存のシンガポールやマカオ市場のほか、今後は日本でも創設される見通し。モバイル電子マネー決済システムに関しては、世界初となるNTTドコモの「おサイフケータイ」の開発に携わった同社が開発力で先行しており、通信方式においてもNFC(注)、Bluetooth、バーコード等の方式に対応できる強みを持つなどアドバンテージがある。今後アジア市場や日本でも導入が進むようであれば、同社が受注を獲得する可能性も高いと弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(2)カジノ市場への取り組み
テックファーム<3625>は2014年4月に米国にカジノ市場向けモバイル電子マネーサービスの事業開発、運営を目的とした全額出資子会社プリズム・ソリューションズを設立する。米国カジノ市場向けの電子マネー決済システムでは、2011年より日本金銭機械<6418>の米子会社JCMアメリカンと業務提携を行い、共同開発を進めてきた。今回、現地に子会社を設立したことで本格的な事業化に向けた動きが進むとみられる。
ここ3年連続で出展しているカジノ関連の世界最大イベント「Global GamingExpo(G2E)」では、今秋、同社の電子マネー決済システムを本格的に搭載したマシンを発表する予定。また、1年後を目途に、トライアルサービスの開始を目指す。
ビジネスモデルとしては、システム利用料の一定割合を徴収するフィービジネスとなる。「ee-TaB*」サービスと同様、安定収益源の1つとして中長期的に同社の収益を下支えする事業に成長することとなろう。
なお、カジノ市場に関しては既存のシンガポールやマカオ市場のほか、今後は日本でも創設される見通し。モバイル電子マネー決済システムに関しては、世界初となるNTTドコモの「おサイフケータイ」の開発に携わった同社が開発力で先行しており、通信方式においてもNFC(注)、Bluetooth、バーコード等の方式に対応できる強みを持つなどアドバンテージがある。今後アジア市場や日本でも導入が進むようであれば、同社が受注を獲得する可能性も高いと弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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