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ラジオNIKKEI　マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月24日放送において、みんなのウェディング<3685>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■会社概要
「みんなが願う結婚式のすべてを実現すること」をウェディング事業ミッションとし、花嫁・花婿の視点に立って、花嫁・花婿が理想とする結婚式を挙げるための口コミ情報等の結婚関連情報提供事業を行っている。
結婚式場やそれぞれの結婚式場の口コミ、実際の費用明細などウェディングに関する情報を提供する「みんなのウェディング事業」と、多様化するウェディングスタイルを実現する支援を行う「その他事業」から構成されている。

■みんなのウェディング事業
式場紹介・口コミサイト「みんなのウェディング」「みんなのファミリーウェディング」「ふたりのウェディング」を展開する。結婚式場の情報や、関連する口コミや実際の費用明細、また、ウェディングに関する様々な情報を、これから結婚式を挙げようとしている花嫁・花婿に対してインターネットを通じて提供している。結婚式が花嫁・花婿にとって一生に一度のものである中で、結婚式に対する考え方は多様化しており、それに伴って花嫁・花婿が必要とする情報も多様化している。
同社では花嫁・花婿が理想の結婚式を挙げることを実現するため、同社の運営するサイト内での結婚式場の検索の利便性を高め、比較・検討を行いやすいように工夫し、複数の花嫁・花婿間での有益な情報の共有を図り、一生に一度の結婚式を満足のいくものにしたいというニーズに応えている。

■「ナシ婚層」の取り込みについて
日本における結婚式は、結婚式場やホテル等で行われる大規模なものが主流であり、結婚式を挙げる花嫁・花婿の多くがこのスタイルの結婚式を行っている。一方で、結婚式を挙げない花嫁・花婿（いわゆる「ナシ婚層」）も多くおり、ナシ婚層は毎年積み上がっている。その理由は主に、妊娠や経済的理由等が挙げられる。同社はこのようなナシ婚層の中にいる、条件が揃えば結婚式を挙げることを希望している層に対しても、それぞれの希望に合った結婚式場の情報提供を行っている。

みんなのウェディング事業では、日本全国の結婚式場情報を提供する「みんなのウェディング」に加え、妊娠や出産により結婚式を挙げることを躊躇していた花嫁・花婿に対してはマタニティユーザー向けの、あるいは家族向けの結婚式情報を充実させた「みんなのファミリーウェディング」を、経済的理由で結婚式を挙げることをあきらめていた花嫁・花婿に対しては格安プランや少人数婚等の情報を充実させた「ふたりのウェディング」を展開し、結婚式を挙げることを躊躇する一定の層が結婚式を挙げることを支援している。

■収益モデル
同社が収受する報酬等は、主に運営するウェブサイトへの掲載期間に応じて毎月収受する掲載料等のストック収入と、ユーザーのアクションに基づく成果報酬や結婚式施行時に収受する成約報酬等のフロー収入、広告料等から構成される。

■その他事業
その他事業としては、結婚式場選びに迷っている花嫁・花婿に対してアドバイザーが対面形式で花嫁・花婿の希望に合った結婚式場を紹介するサービスや、従来の結婚式に捉われないオリジナリティある結婚式を望む花嫁・花婿の希望を実現するサービスを展開している。

■足元の業績について
2014年9月期の業績は、売上高が前期比61.8％増の16.3億円、経常利益が同179.9％増の4.9億円と増収増益の見通しとなっている。
足元では、ウェディングに関する有意義な情報提供サービスの構築と強化に取り組んでいる。みんなのウェディング事業では2013年11月、マタニティユーザー向けの授かり婚向け結婚式場選びサイト「みんなのマタニティウェディング」について、出産や育児により結婚式を挙げていない層にまで対象を広げて、ユーザー及びクライアントに対する提供サービスを拡充するとともに、有料掲載の結婚式場数の拡充に努めた。その他事業では、ウェディングプランナーを採用するなどして、よりユーザーの理想とする結婚式の実現を支援する体制の取り組みを開始した。

■今後の成長戦略について
今後は、ウェディング市場の深堀と、コアコンピタンスをもってライフスタイル軸における新領域にアプローチし、事業領域の拡大を目指す方針。ウェディングの深堀り、女性の
ライフステージなどの意識した取り組みなどに期待。

ラジオNIKKEI　マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14：30〜14：45放送





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