注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、川崎汽船、ボルテージなど
[14/08/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ソニー<6758>:1869.5円(前日比+34.5円)
買い先行。車載カメラ用センサーを開発、2015年に量産を開始していくと報じられている。将来のシェア5割を狙うようだ。自動運転車の実用化にも弾みがつくことになるともされている。イメージセンサ半導体でトップシェアの同社にとって、遅れていた車載用途が広がることはポジティブとの指摘も。一方、高シェアの獲得は可能だが、利益確保は容易でないといった慎重な見方も。
川崎汽船<9107>:231円(同+9円)
大幅に5日続伸。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も220円から280円に引き上げている。北米向けコンテナ船運賃の上昇による業績上振れ期待、ドライバルク船市況低迷による業績悪化リスクが低いこと、相対的な株価の割安感の強さなどを評価引き上げの背景としている。また、バルチック指数が連日で大幅な上昇とリバウンドを強めていることも支援材料に。
ボルテージ<3639>:1481円(同-108円)
急反落。前6月期の決算を前日に発表、営業利益は6.2億円で前期比2.1倍と大幅増益、先の上方修正水準で着地している。一方、今期は6億円で同3%減益の予想、成長鈍化見通しを弱材料視する動きになっている。ミクシィ<2121>の伸び悩みが続くなどで、ゲーム関連株が全般的に小動きにとどまっていることなども逆風。
NTT都市開発<8933>:1167円(同+67円)
しっかり。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は1050円から2060円に引き上げている。株価の評価軸を不動産時価ベースの純資産に変更した場合、大手町のオフィスビルがポートフォリオの中心であるため、今後の都心オフィス市況回復の恩恵を受けやすいと評価しているもよう。短期的な業績に関しては、特に高い成長を期待しているわけではないしている。
ダイキン<6367>:6517円(同-153円)
軟調。特に材料は観測されていないものの、欧州景気の先行きに対する警戒感などが強まっているものと観測される。第1四半期決算発表後は、好決算評価の声は高かったものの、短期的な出尽くし感から利食い売りが優勢の展開になった。その後は押し目買い意欲も強まったが、前日発表されたユーロ圏GDPの下振れなどが、欧州関連として位置づけの高い同社の利食い売り圧力を一段と強めさせる状況に。なお、好調だった第1四半期決算でも、欧州向けは想定下振れとなっていた。
DMP<3652>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。ソニー<6758>が、自動車が走行中に周囲の状況を確認する「目」に当たるカメラ用の画像センサーに参入すると報じられたことが材料視されているようだ。同社は5月に、ソニー製画像センサーを手掛けるUKCHD<3156>との資本業務提携を発表。両社で自動車、医療分野向けのソリューション開発に取り組んでおり、自動運転関連として思惑も。
アライドアーキ<6081>:1703円(同+50円)
反発。インターネット上の口コミやアンケートの自由回答に含まれている感情を分析するサービスを始めると報じられたことが材料視されている。メタデータ社が持つ10万語のデータベースと解析技術を活用し、文章に現れる「好き・嫌い」「うれしい・悲しい」「怒り・恐れ」の感情をそれぞれ7段階で判定すると。
ワイヤレスG<9419>:4955円(同+195円)
買い先行。N・フィールド<6077>との業務提携を発表したことが材料視されている。同社が提供するM2M、IoTソリューションと、N・フィールドが提供する在宅医療・介護・退院支援サービスを融合させ付加価値の高いサービスを提供するほか、看護や介護現場における事務負担を減少させるソリューションの開発などに取り組む方針。
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