デリカフーズ Research Memo(6):カット野菜工場と物流センターを新設、東北エリアの事業を強化
[14/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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■来期以降の展開
(1)カット野菜工場の新設計画について
デリカフーズ<3392>は2017年3月期を最終年度とする中期計画を発表しており、業績目標値としては、売上高35,000百万円、経常利益1,050百万円を掲げている。
目標達成に向けて同社ではカット野菜工場と物流センター(スーパーコールドチェーン対応)を、2016年3月期に奈良、名古屋、西東京の3拠点に新設する計画を立てている。稼働予定時期は奈良が2015円4月、名古屋が11月、西東京が2016年2月となっており、年間の生産能力は奈良、名古屋が各2,000百万円、西東京が3,000百万円となる。設備投資額としては合計で2,700百万円を予定している。同社では、既存工場にこれら新拠点の能力を合わせ、今後のカット野菜の売上拡大を進めていく戦略だ。
その他にも、2014年6月に仙台に新たに東京デリカフーズの事業所を開設し、東北エリアにおける販売マーケットの拡大、並びに東北地区における契約産地の開拓を強化している。東北地区の協力会社であるフレッシュおの(仙台市)がカット野菜工場と物流センターを新設し(スーパーコールドチェーンに対応)、東京デリカフーズが工場の運営指導と販売を行っていく。同社では工場稼働から3年で売上高2,000百万円程度を目指している。
一方、需要の取り込みに関しては、2015年4月に導入予定の、一般食品に対する機能性表示解禁が追い風になると弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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