アイ・エス・ビー Research Memo(7):成長ポテンシャルが大きいfineRezeptに期待
[15/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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■アイ・エス・ビー<9702>の新事業の紹介
(5) fineRezept(ファインレセプト)
fineRezeptは、医療機関向けのレセプトチェックをクラウドで提供するWeb アプリケーションだ。医療機関は診療に関わる医療費を審査支払機関(支払基金など)を経由して健保などの保険者に請求するが、その際に請求見落とし等による未請求が発生することが多い。大規模病院にあっては、そうした未請求の金額は月に数百万円を超えることも珍しくない。大規模病院であれば、人的資源を投入して未請求を回避しても採算が合うが、中小の医療機関では未請求金額が人件費を下回るため、そうした手法はとれない。
fineRezeptはクラウド型電子レセプト解析システムであり、月額2 万円からという安価な費用で利用可能となっている。月間当たり10 万円程度の未請求しか発生しないような小規模医院・クリニックでも導入インセンティブが高まる料金設定となっている。fineRezeptの潜在顧客ターゲットは診療所、クリニック、及びベッド数100 床未満の病院となっており、全国に約103,000 ヶ所存在している。fineRezeptは2015 年6 月にサービス提供がスタートしたばかりで、本格的な営業及び業績貢献は今下期以降になるとみられるが、費用対効果が明確、金額が比較的安価、対象潜在顧客数が多い、といった要素を持つ同製品は、成長ポテンシャルが大きいと弊社では期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
(5) fineRezept(ファインレセプト)
fineRezeptは、医療機関向けのレセプトチェックをクラウドで提供するWeb アプリケーションだ。医療機関は診療に関わる医療費を審査支払機関(支払基金など)を経由して健保などの保険者に請求するが、その際に請求見落とし等による未請求が発生することが多い。大規模病院にあっては、そうした未請求の金額は月に数百万円を超えることも珍しくない。大規模病院であれば、人的資源を投入して未請求を回避しても採算が合うが、中小の医療機関では未請求金額が人件費を下回るため、そうした手法はとれない。
fineRezeptはクラウド型電子レセプト解析システムであり、月額2 万円からという安価な費用で利用可能となっている。月間当たり10 万円程度の未請求しか発生しないような小規模医院・クリニックでも導入インセンティブが高まる料金設定となっている。fineRezeptの潜在顧客ターゲットは診療所、クリニック、及びベッド数100 床未満の病院となっており、全国に約103,000 ヶ所存在している。fineRezeptは2015 年6 月にサービス提供がスタートしたばかりで、本格的な営業及び業績貢献は今下期以降になるとみられるが、費用対効果が明確、金額が比較的安価、対象潜在顧客数が多い、といった要素を持つ同製品は、成長ポテンシャルが大きいと弊社では期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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