片倉工業---成長事業への転換と新規事業の創出を推進
[15/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
片倉工業<3001>は、繊維メーカー発祥。肌着などの衣料品を中心とした繊維事業をはじめ、心疾患治療薬やビタミン剤などの医薬品事業、トラック部品や消防自動車関連などの機械関連事業、東京スクエアガーデン(東京都中央区)やさいたま新都心駅前社有地を活用した不動産事業などに多角化。世界遺産に登録された富岡製糸場の民間最後のオーナーでその保存にも尽力している。
2015年12月期は売上高で前期比9.6%増の487.0億円、経常利益で同49.5%減の4.5億円が見込まれている。繊維事業での新規開拓の遅れに加え、医薬品事業で後発品使用促進政策強化により長期収載品が低迷していることで、期初予想は下方修正されている。売上高については、さいたま新都心駅前社有地の第二期開発で「コクーン2」、「コクーン3」がそれぞれ4月24日、7月17日に新規開業していることに加え、機械関連事業の消防自動車関連で大容量送水ポンプ車の売上が増加していることが寄与。
成長事業への転換と新規事業の創出を図っており、既存事業における付加価値の高い製品提供、ヘルスケア分野やアグリビジネスの立ち上げにも注力している。ヘルスケア分野では、国内で約19万人ともいわれるオストメイト(大腸がん手術等により人工肛門や人工膀胱をもつ方)の方々が、パウチ処理しやすい様、前が広く開いた前広便座「いい安座(e-anza)」を11月に発売開始。
CSRに関する取り組みとして、事業化から30周年を迎えた「交配専用みつばち」事業において、2013年から毎年、広島県油木高等学校産業ビジネス科の生徒が育てたみつばちを宮城県亘理郡亘理町のイチゴ農家に届ける東北被災地支援活動に対し、同社商品を無償提供するなど社会貢献活動も積極的に行っている。
<SF>
2015年12月期は売上高で前期比9.6%増の487.0億円、経常利益で同49.5%減の4.5億円が見込まれている。繊維事業での新規開拓の遅れに加え、医薬品事業で後発品使用促進政策強化により長期収載品が低迷していることで、期初予想は下方修正されている。売上高については、さいたま新都心駅前社有地の第二期開発で「コクーン2」、「コクーン3」がそれぞれ4月24日、7月17日に新規開業していることに加え、機械関連事業の消防自動車関連で大容量送水ポンプ車の売上が増加していることが寄与。
成長事業への転換と新規事業の創出を図っており、既存事業における付加価値の高い製品提供、ヘルスケア分野やアグリビジネスの立ち上げにも注力している。ヘルスケア分野では、国内で約19万人ともいわれるオストメイト(大腸がん手術等により人工肛門や人工膀胱をもつ方)の方々が、パウチ処理しやすい様、前が広く開いた前広便座「いい安座(e-anza)」を11月に発売開始。
CSRに関する取り組みとして、事業化から30周年を迎えた「交配専用みつばち」事業において、2013年から毎年、広島県油木高等学校産業ビジネス科の生徒が育てたみつばちを宮城県亘理郡亘理町のイチゴ農家に届ける東北被災地支援活動に対し、同社商品を無償提供するなど社会貢献活動も積極的に行っている。
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