ハウスドゥ Research Memo(2):不動産売買仲介に特化したフランチャイズ事業で全国ナンバーワンのチェーン
[17/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
ハウスドゥ<3457>は、“業界を変える 〜不動産業界をお客様のための業界へ〜”をコーポレートミッションとして、『私たちは日本の住宅市場をオープンにし、お客様のライフステージに即した理想の住宅を積極的に住み替えたりできる「住まいの新しい流通システム」を築きます』をブランド理念として掲げている。“業界を変える”ためのプレゼンスと「不動産情報の公開」が業界にインパクトを与えるために、2025年中に国内フランチャイズ店舗ネットワーク1,000店舗を目指している。
フランチャイズ本部として、業界初の新規事業・新業態を生み出す創造力、加盟店が新規ビジネスもしくは新業態で収益を上げられるよう仕組みを整えるスキーム力と教育・訓練機能、全国に400店舗を超えるネットワークを有することで市場に新規ビジネスを浸透させる規模を確立している。新規事業や新業態を、まず自社で行い、それらの有効性を確認してからフランチャイズ事業として普及できることが強みとなる。
不動産業界では、市場におけるフランチャイズ化が進展しているが、他チェーンは賃貸仲介専門、もしくは賃貸と売買の仲介の両方を手掛ける。同社は、不動産売買仲介に特化したフランチャイズ事業を展開しており、同分野では加盟店舗数が全国ナンバーワンのチェーンとなる。住宅情報モールや家・不動産買取専門店、ハウス・リースバックなど業界初となる業態や新規事業を立ち上げている。
2. 沿革
同社は、1991年に京都府で創業し、2006年に自社で培った不動産売買仲介事業のノウハウをベースにフランチャイズ事業を開始した。2016年12月末における、フランチャイズ事業の加盟契約数は421件、開店店舗数は352店舗となった。直営店は、17店舗を運営している。それらは、住宅情報モール店6店舗、サテライト店5店舗、買取専門店6店舗。またリフォームショールームを2店舗展開しており、いずれも京都市内にある。住宅情報モール店は、ロードサイド型大型店舗で、仲介、新築、リフォームなどの複合機能を持ち、不動産に関するサービスを総合的に提供する業界初のワンストップ・ショップの店舗形態をとっている。2010年に1号店を滋賀県草津市に開設した。「サテライト店」は、不動産売買仲介業を中心とした従来型店舗となる。新たな試みとして、2013年から大手がいまだ手掛けていない「家・不動産買取専門店」のチェーン展開を開始した。また、自宅売却後も売主が住み続けられる個人向け「ハウス・リースバック」サービスをスタートした。拡大するフランチャイズネットワークをバックに、イノベーションを遂行している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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1. 会社概要
ハウスドゥ<3457>は、“業界を変える 〜不動産業界をお客様のための業界へ〜”をコーポレートミッションとして、『私たちは日本の住宅市場をオープンにし、お客様のライフステージに即した理想の住宅を積極的に住み替えたりできる「住まいの新しい流通システム」を築きます』をブランド理念として掲げている。“業界を変える”ためのプレゼンスと「不動産情報の公開」が業界にインパクトを与えるために、2025年中に国内フランチャイズ店舗ネットワーク1,000店舗を目指している。
フランチャイズ本部として、業界初の新規事業・新業態を生み出す創造力、加盟店が新規ビジネスもしくは新業態で収益を上げられるよう仕組みを整えるスキーム力と教育・訓練機能、全国に400店舗を超えるネットワークを有することで市場に新規ビジネスを浸透させる規模を確立している。新規事業や新業態を、まず自社で行い、それらの有効性を確認してからフランチャイズ事業として普及できることが強みとなる。
不動産業界では、市場におけるフランチャイズ化が進展しているが、他チェーンは賃貸仲介専門、もしくは賃貸と売買の仲介の両方を手掛ける。同社は、不動産売買仲介に特化したフランチャイズ事業を展開しており、同分野では加盟店舗数が全国ナンバーワンのチェーンとなる。住宅情報モールや家・不動産買取専門店、ハウス・リースバックなど業界初となる業態や新規事業を立ち上げている。
2. 沿革
同社は、1991年に京都府で創業し、2006年に自社で培った不動産売買仲介事業のノウハウをベースにフランチャイズ事業を開始した。2016年12月末における、フランチャイズ事業の加盟契約数は421件、開店店舗数は352店舗となった。直営店は、17店舗を運営している。それらは、住宅情報モール店6店舗、サテライト店5店舗、買取専門店6店舗。またリフォームショールームを2店舗展開しており、いずれも京都市内にある。住宅情報モール店は、ロードサイド型大型店舗で、仲介、新築、リフォームなどの複合機能を持ち、不動産に関するサービスを総合的に提供する業界初のワンストップ・ショップの店舗形態をとっている。2010年に1号店を滋賀県草津市に開設した。「サテライト店」は、不動産売買仲介業を中心とした従来型店舗となる。新たな試みとして、2013年から大手がいまだ手掛けていない「家・不動産買取専門店」のチェーン展開を開始した。また、自宅売却後も売主が住み続けられる個人向け「ハウス・リースバック」サービスをスタートした。拡大するフランチャイズネットワークをバックに、イノベーションを遂行している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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